イタリアにて
August 22, 2024
MizkoとPescaの夏休み❤️

スーパーマーケット以外に開いているお店を探すのが大変

写真左:このお店は9月までお休み。普段は両側にピッタリと車が駐車しているのです、今はガラガラ。
流石に観光地は観光客で溢れていますが、Duomoから徒歩15分ほどの我が家のご近所は、まるで時間が止まっているかのようです。
開いているお店は限られますし、人もいつもよりもずっと少ないので、買付にまだまだ慣れないPescaにはそれが逆に良かったみたいです。5月にはミラネーゼの熱気にすっかりやられていましたから

それでも買付中私は容赦ないので、「な〜にボヤッとしているの
(商品を)のんびり見てない
」と活を入れました
どうしても日本人のおっとり感が出てしまうからです。



ミラネーゼのお買い物意欲は本当にすごいので、買付では集中力はMAXで、のんびり、はんなり、ぼんやり、まったりは禁止です

写真左上:買付に行く前に公園で。今日は何が買えるかな〜〜〜
写真左:素敵な商品を買い付けて、路面電車で満足な二人。
仕事では無駄な労力や時間を一切使わず、要領良くしっかりさっさと任務は終えて、その後はたっぷり楽しく遊ぶのがMizko流

任務を果たした後には、小旅行を楽しみました

この時期に人のいない静かな旅先を選ぶのは一苦労。
しかし今回選んだ旅先は、往復に交通渋滞にも遭わず、8月のバカンサシーズンとは思えぬほど人が少なく、短いながらものんびり、はんなり、ぼんやり、まったりしたバカンサを一緒に過ごすことが出来ました

写真下:先ずは何度か日記でもご紹介したCaravaggio(カラバッジョ)のSANTUARIO SANTA MARIA DEL FONTEのマリア様にお祈りに行き
聖水を汲みました。

それからFranciacorta(フランチャコルタ)地方Lage d 'Iseo(イゼオ湖)に行きました。
そして共用部分の広いテラス。
夜にはここで蝉の声を聞きながら一杯飲むのが最高
夜9時を過ぎても蝉が鳴いています。
写真右:キッチン。

写真右:キッチン。
写真下:イゼオ湖に来ると必ず行くエノテカさん。久々の訪問でしたが、スタッフさんが覚えていて下さり、嬉しかったな〜
勿論乾杯はFranciacorta
やっぱりFranciacortaは美味しい



そしてまたまた美味しいBergamo(ベルガモ)産のハムやサラミにイゼオ湖で捕れた魚をおつまみに。お魚の横には焼きポレンタ。
イゼオ湖畔を1日は歩いて、二日目は船で、三日目は車で回りました。
静かなコバルトブルーの湖に心身癒されました〜〜〜

写真下:湖で捕れたお魚のグリルをランチに

近くのバーでビールを飲めば、無料でこんなにおつまみが付いてくるのがアペリティーボの楽しみ

看板がとってもおもしろい
いつ来ても結局ビールは無料では飲めません




写真下:こちらもいつも行くマリア様にお祈りを

写真右:最終日はミラノ大聖堂でお祈りを

観光客は入れず、いつも地元に住む人のお祈り専用の入口から入れて頂きます。
Pescaは今回の旅で、日本とは全然違う時間を過ごせて幸せ
来て本当に良かった
生きていて本当に良かった
と言っていましたが、この旅で得た新たな経験や楽しい思い出が彼女の人生の宝物になれば私も嬉しいです。



また来ます
と何回か言っていましたが
はい、Pesca,お待ちしております



madame_mizko at 19:58|Permalink│Comments(0)│
April 16, 2024
Mizko's Via Marcona, 14th anniversary❤️
本日4月16日(新緑が美しいMilanoにて)、Mizko's Via Marconaは14周年を迎えました

3年間コロナ禍で止まったままで、4年振りに迎えた2023年秋の京都展示即売会。
お客様が戻って来て下さるかしら

Mizkoやショップは忘れられてしまったんでは

と正直不安でいっぱいでした

「だ〜れもいらっしゃらなかったらどうしよう。」と、ふといつもらしからぬ弱気を漏らした時にスタッフが言いました…
「誰も来ないことはありませんよ〜私達がいるし。」
「ギャラリーオーナーさんもMさん(コラボのお相手)もいらっしゃるし。」
スタッフ達、その家族、ギャラリーのオーナーさん、そのご家族、そしてMさん…全員がいつもお買い上げ頂くお客様でもあるんです。
スタッフ達の言葉に励まされ、そうだ
その数だけでも結構集まる
と気持ちを持ち直して迎えた4年振りの京都展示即売会…沢山の懐かしいお顔を拝見した時、私の不安は一気にどこかに吹っ飛んで行きました。皆さんが帰って来て下さった







これがこの14年間で私が1番嬉しかったことです

帰って来て下さるだけではなく、またまた新たなご縁が広がりました。
この14年間小さいながらも沢山の方々に支えて頂いて参りました。
このショップの立ち上げに協力して下さった方々
会場を提供して下さったギャラリーオーナーのMさん、現在のギャラリーオーナーの Oさん、お客様の皆さん
デザイナーのKさん
ネット関係のKさんとKさん長い間多方面で私を支えてくれているNさん
京都滞在中お世話になっているホテルのスタッフさん達

Mizkoの京都滞在中に元気の出る美味しいものを提供して下さる飲食店の皆さん
Milanoの買付先のMさんをはじめとする皆さん
皆さんお一人お一人に心から御礼申し上げます。
お力添えを本当に有難うございます。
格子戸を開けたらそこはMizkoが描くイタリア🇮🇹
日本の文化が残る京都で、日本人として日本の文化を大切にしながらイタリアをはじめとする異文化をご紹介したい。
Specialな商品でも値段が高ければMizkoにとってはSpecialな商品ではなく、百貨店と変わらない。
そこはお財布に優しくて初めてSpecialになる
そんな商品を皆さんにお届けしたい。

そこでブランドや流行に左右されないご自分のSpecialを見つけて頂きたい。
こうしたモットーで初めたこのショップ。
どうぞこれからもMizkoとショップを宜しくお願いいたします。

最後に京都スタッフのTerra,Pesca, Bianca,Marina
Terra&Pescaは本当に長い間のご協力をgrazie mille

今では家族ぐるみのお付き合い。この素敵な関係を大変嬉しく思っています

私との経験が皆さんの人生のお役に立ちますようこれからもボスとして頑張って行きます。どうぞ宜しくお願いします

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March 31, 2024
Buona Pasqua!イースターに大事なお知らせ❤️
3月31日はPasqua(パスクア=イースター)です

イタリアではパスクアには大きな卵型のチョコレートや鳩の形をしたと言われるColomba(コロンバ=パンのようなお菓子)が売られます。
(写真左:Trentinoでお会いしたイエス様
)


今回は写真の2種類を買いました。写真では同じ大きさに見えますが、左が1キロ、右が500gです。
色々な種類があるのですが、ある程度お値段が高い方が今までの経験で美味しかったので、今回はミラノの有名カフェとシチリアの有名なお店のコロンバの2個を買いました。
それにしても円安から、円で考えるとびっくりするようなお値段になり、ちょっと気持ちが凹みました〜〜〜
しかし一口食べて、美味しさで満足


生地がふわふわなのと、両方ともオレンジコンフィがゴロゴロと入っていて、一口食べると止められない

その為パスクア前にペロッと一個を食べ終えてしまったので、もう一個小さいのを買いました

イタリア人家庭のパスクアの伝統的なメイン料理と言えば子羊のローストですが、私のミラネーゼの友人達はその時好きなものを食べるようで、我が家も同じです。
ミラノではもう二週間程前にお花は満開になり、それから何日か大雨になってしまったので、良いタイミングで撮影出来てラッキーでした

さて、このパスクアに皆さんにお知らせがあります。それは次回の京都展示即売会の日程です

2024年11月28日(木)〜12月1日(日)
場所:(前回同様)ちいさいおうち
その他の詳細はまた後日にお知らせします。
これまで京都では回を重ねて来ましたが、初めてのクリスマスをテーマにした京都展示即売会となります。
私の長いヨーロッパ経験から、Mizkoが京町家のギャラリーで描くヨーロッパのクリスマスを是非ご一緒に
*2025年の春は京都展示即売会を予定しておりません。一年に一度のSpecialな時間をどうぞお楽しみに

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March 24, 2024
イタリアで最も美しい村の一つと呼ばれた村を訪れてみた❤️/Borghetto sul Mincio
本日3月25日は私が勝手に決めた、325=みつこ(Mizko)の日

今回の旅のテーマは命の洗濯。
はんなり、のんびり、ゆったり、まったりする旅…そんなMizko流癒し旅は終了しました。
完全にSwitch OFFにし、充電して、パワーいっぱいでMizkoの日を迎えました

前回からの旅の続きをお話しします。
(前回をまだお読みになっていない方は、そちらもご覧下さいませね)


(写真左)村には、Ponte Visconteo(ヴィスコンテオ橋)を渡って行きます。
正面はCastello Scaligero (スカリジョロ城)。
(写真左:Ponte Visconteo)
お泊まりは村のハイライトでもある、中世の面影が残る建物から成るコンプレックス(写真下左)
そこには、カフェとレストラン、そしてスイートルームが10室があります。
お部屋はそれぞれ趣きが違い、私が選んだのは、川沿いにテラスがあるお部屋。
(3枚の写真真ん中の建物一階。3枚の写真の右がお部屋の入口)
そしてこのお部屋で一番期待していたミンチョ川を臨むテラス。
テラスからもPonte Visconteo(ヴィスコンテオ橋)が見えます。
色々な時間にここからの景色を楽しみました

通常鰻を残すことはないのですが、身が厚く、脂が乗り切っていたので、ヘビーで少し残してしまいましたが、美味しかったです

ブランチはホテルのカフェで取り、夜は連日ここで食べましたが、
ドイツ人客も多いから
どれもボリュームがドイツ並みでした


村は小さいので、歩いて小一時間で見て回れます。
(写真左、右)村のたった一軒のブティック。
素敵なカラーのコットンショールを買いました。
ごめんなさい…自分用に

この村から15分くらい歩いたところにある小さな町Valeggio sul Mincio(ヴァレッジョ スル ミンチョ)。丘の上にはCastello Scaligero (スカリジョロ城)があります。そこから見た山に富士山の面影を
重ねてしまいました(写真下)
そして最後は時間もあったので、Lago d'Iseo(イゼーオ湖)をドライブ。
シーズンオフですから、まだこんなに静かです。湖畔にある素敵なシーフードレストランを見つけたので、オマールロブスターのトマトクリームパスタを。とっても美味しかった〜〜〜




今回の旅でも地元の方々と楽しい会話がありました。
特に…ある時にはイタリア映画の話となり、男性達からのイタリアのアクターで誰が好き
という質問で、私の回答が今ではおじいちゃんだったり、亡くなってしまったアクターで、みんな爆笑


「それでも昔はね〜〜」と私が言うと、「はいはい、昔はかっこよかったんだよね〜〜」とみんなに声を合わせて言われ、私も含めて全員で爆笑
楽しいひとときでした。

でも…やっぱりジュリアーノ・ジェンマやマルチェロ・マストロヤンニにジャンガルロ・ジャンニーニは古すぎましたかね

madame_mizko at 19:50|Permalink│Comments(0)│
March 20, 2024
Mizko流癒し旅…心身共に癒された〜〜〜❤️
大変気に入っていて、既にイタリアでのセカンドハウスになっています
イタリアに戻る度にゆっくり訪れたい場所です


(写真左:ひな祭りは山の中でしました
)

何よりもchaletでの居心地の良さが最高

コメントに「キッチンから3歩でプライベートSpaがある」と書かれていたのですが、初めてchaletに行くまでは、「いえいえまさか3歩じゃないでしょう〜〜」と信用していなかったのですが、本当にキッチンから3歩です
好きな時に入れるサウナにスチームサウナ






その上どんなに寒くてもたった暖炉一つで、chalet中が東京やミラノの家の何倍も暖かいです

(写真左はキッチン&ダイニングルームで、暖炉の右のドアを開けて3歩でSpa)
それにオーナーさんが完全にプライバシーを尊重してくれて、リラックスを目的な滞在を実現してくれます。
滞在中に必要なものは全て揃えておいてくれるので、後は必要な食料や飲み物を買うだけ。
しかし山の中ですから、chaletでも小さな問題くらいは起きることがありますが、その対応も敏速です。


山奥なので、オーナーさんが近くにいるのは安心です。
出発前日に雪が降り出して、車を坂の上に移動した方がいいですよと連絡をくれました。
益々雪が降り積もって来た時には、除雪車を頼んでくれました。
何かあった時にはすぐに手を貸してくれますが、後は自由に放っておいてくれる…これこそがわがままMizkoの望む最高の『おもてなし』です

それにトレンティーノ地方は食べ物もワインも本当に美味しいのがまた魅力です

そしてこのロケーションも気に入っています。
すごい山の中ですが、歩いて15分くらいで行ける小さな村もあり、そこにはマーケットやバー、ピッザリアの他、なんと高級グルメショップもあるんですよ(写真上:色々買いました
そのほんの一部ですが…トレンティーノワインに地元のフルーツやハーブのグラッパ。その数に壁のキリスト様もびっくり
サラミにシュペック=スペック、そしてスモークされたマスなどなど。)


(写真左:一番近い村までの山道)
帰りは登りなので、その時の酔い具合にも因りますが
まあ30分くらい歩きます。帰宅する頃には酔いもすっかり覚めて、健康的


(写真下:バーに飲みに行くのにも、登山靴にアウトドア用ウォータープルーフパンツの装いで
)

ある村には、私のお気に入りのブティックもあります。
山の中のたった一軒のブティックなんですが、行く度にお気に入りが見つかるのが不思議です

山歩きに美しい湖畔を散歩。それに教会巡り。お美しいマリア様探しも楽しみです

この辺りで私は唯一のアジア人ですし、もう何回か行っているので、それぞれの村ですっかり有名になり、村の皆さんには仲良くして頂いています

皆さんには、聞かれる前から、「私は日本人です
」と他国と間違えられないように、しっかり日本をアピールしております


地元の方々との楽しい語らい、素敵なchaletでの静かなひととき、美しい自然に美味しいものたち…Trentinoでは心身共に深〜く癒されました

でもこの日記を書いていたら、直ぐにでもまた行きたくなった〜〜〜

村のみんなに会いたくなった〜〜〜
偶然に見つけた場所ですが、本当にこのご縁にも感謝です

(写真右上2枚)山から下りたら青空が広がっていました。
そして次には、Verona(ヴェローナ)の近くのとても美しい小さな小さな村を訪れました。
そのお話は次回また。お楽しみに〜〜

madame_mizko at 20:41|Permalink│Comments(0)│