October 25, 2024
Milanoのmercato…青空マーケット❤️Part 1
日本にあるようなスーパーマーケットはsuper mercato(スーパーメルカート)と呼ばれます。
ミラノでは毎日どこかでこのメルカートが開催されていて、毎月最後の日曜日に開催されるアンティーク中心に売られるメルカートもありますが、ここでは決して特別なイベントではなく、深くミラノ生活に関わる大切なメルカートについてお話します。
ミラノ暮らしを始めた頃には、このメルカートの規模の大きさやどれだけミラネーゼの人達の生活に必要なものかに驚いたものです。
確かにミラノにはデパートはありますが、数もずっと少ないですし、日本の百貨店ほど品揃えはありません。ミラノDuomo(大聖堂)の近くにある有名デパートは、超高級ブランド品が並び、観光客に人気があります。
普段の生活には、矢張りメルカートの存在は大きいです。
メルカートの出店数は場所にもよりますが。売られているのは、野菜、魚、パン屋、卵、お肉、チーズ、蜂蜜、お花、雑貨、子供衣類、洋服、靴、下着、バッグやお財布、スカーフやマフラー、アクセサリーやアクセサリーのパーツなどなどたくさんの物が出ます
チーズや蜂蜜、卵もそれだけを売る専門店が出るところもあります。
スーパーマーケットに行くよりも品数も多いですし、フリーマーケットと日本で呼ばれるものとは全く違います。
確かに古着を出すお店もありますが、ほとんどが新品ですし、工場直売やちょっとしたアウトレットのようなお店もあります。
ミラノ市内に実店舗を持っていながら、メルカートにも出店する人。
そして今のこの円安では、まともにデパートや実店舗での買付は不可能です
私の狙いは、メルカートの工場直売、アウトレット、ミラノ市内や郊外に実店舗を構えているお店での買付です。
メルカートであればお店にお家賃がかからないので、その分ずっとお安い
アウトレットもストックの中から直接持ってくるので、これ以上のお買い得はありません。
この酷い円安の中で強い味方です
中には日本に販売に行っているお店もあります。
またミラノ市内に実店舗を持つオーナーさん自身もここで買付をしていることも多々あります。何人かとご一緒したことがありますからね。
長い経験から、同じお店でも、メルカートにより販売する商品や値段が違うことも知りました。それはメルカートが開催される地域の環境によると思います。
私の住んでいる近くのメルカートでは、良い品質で少し値段が高いものが出ます。
(彼女達はとんでもなく背が高いので、すぐモデルさんだと分かります)お値段は数十セントの物から、数千ユーロの物まであります。
家から歩いてすぐのところに有名デパートもありますが、閑古鳥が鳴いているような状況です。しかしメルカートではミラネーゼの購買意欲は本当に凄まじいです
特に女性は服やアクセサリー、靴、バッグ、そして今のシーズンならばカシミアセーターですかね。
私のお気に入りのメルカートは、毎週火曜日、水曜日、木曜日、金曜日に開催されます。
時間的には朝から13時頃までですが、これもメルカートによって、その日の天気によって、その時の売り手さんの気分によって()早くお店を片付けて帰っちゃう時もあれば、14時頃まで出店している時もあります。メルカート終了後一斉に清掃車が来て清掃をするので、遅くても14時頃までです。
ですから私は、不調の時や気持ちが強気になれない時には、特に買付目的では行きません。慣れないと、迫力ある人々のパワーに圧倒されてしまうでしょう。
ここでこそ、ぼやぼや、ぐずぐず、モタモタ、はんなりは禁止です
メルカートのお話はまた次回に続きます
madame_mizko at 21:30│Comments(0)│