April 2025
April 20, 2025
日本人なのに日本でカルチャーショック?!大阪編
写真:本日4月20日はPasqua(イースター)で、明日月曜日は祝日です

卵型のチョコレートと鳩の形をした焼き菓子Colomba(コロンバ)。
チョコの中にはプレゼントも

今年はご近所の老舗カフェでゲットしました。
可愛いPasquaのクッションカバーも見つけました

(こちらをご覧になる前に京都編Part 1、2、3を先にご覧下さい)

さて今回は大阪編です。ここでも呆れちゃうことの連続でした

◎五つ星ホテルにて
ホテルのスタッフと思える人は何人もいましたが、エントランスホールに入ってチェックインしたくてもフロントデスクにも誰もいず、「いらっしゃいませ」のお声がけもまるで無し。
離れたところにいた、如何にもインターナショナルなホテルマンと思わせるような外国人男性が駆け寄って来て、「いらっしゃいませ。チェックインですか」と尋ねるので、そうですと答えると、周囲を見渡してスタッフを探しているのですが、飛んで来るスタッフもいないので、彼がチェックインをしてくれました。
チェックインの手続きをして、彼はまた周囲を見渡したのですが、ベルボーイも近くにいず、「私がご案内します」と率先して荷物を手に取り、お部屋に案内して下さいました。
そこでお名刺を下さいましたが、荷物をお部屋に運ぶベルボーイのようなボジションではなく、かなり上の方で、下のスタッフの動きが悪いのでボスが自ら行動した…のは見え見えでした

その後この外国人ボスがスタッフに注意をしたのも見え見えでした
それは…

今度はスタッフからのお声掛けがすごいのです
一々「いってらっしゃいませ」「お帰りなさいませ」

とあちらこちらから声が掛かりました。
しかし翌日外国人ボスがいなくなると、エントランスホールはチェックインした時と同じ、お声掛けは全く無く、しら〜〜とした空気が漂っていました。おもてなしの心は星の数ではありませんね〜

◎タクシーで
行き先を言うと
タクシードライバー:「え〜〜〜〜だいぶ遠いな〜〜〜少なくても30分はかかるよ〜〜」
私:「今日そんなに道が混んでるんですか?」
トライバー:「そうでもないけれど、遠いよ〜〜」
私:「さっきNaviを見たら10分くらいって出ていましたけど」
ドライバー:「30分以上だよ〜」
もう乗って発車してしまったので、不審に思いながら、バッグの中からIphoneを出し、NaviをOnにして、ずっとNaviで確認していました。それからドライバーは無言になりました。
私:「道は混んでいないし、ここからはもう数分ってNaviに出ていますよ」
ドライバー:無言
私:「この駅から徒歩5分と出ているので、もう直ぐじゃないですか〜」
ドライバー:無言
結局大阪駅から10数分で到着。
ドライバー:「なんか〜変なこと色々言っちゃってごめんね〜」
私:そんなすぐバレるようなインチキをしようかと思ったのかともう呆れて…「あ〜はいはい」と降りました。
◎居酒屋さんにて
日本酒好きなスタッフも一緒に4人で行き、この日は寒かったので熱燗を注文。
4人:乾杯と言って一口飲んだ瞬間、一斉に首を傾げてしまいました。
いくらマイルドと言ってもこれはお湯で薄めたか、アルコールが飛んでしまったか?兎に角お酒とは思えませんでした。
旅重ねる日本でのカルチャーショックで、文句を言うのも疲れてしまっていたので、ここは目を瞑りましたが…
3杯目は、美味しかった一番最初のお酒を注文したのですが、これもお酒の味が全くしない

私は法律を学んで来たので、それを立証させて謝罪させ、このお酒の代金支払いを拒否することは可能でも、それには時間が必要だと言うことを重々分かっていました。
楽しみにしていたほんのひとときのスタッフとの時間を考えると、それ以上に大切なものはないので、ここは黙って去ろうと思いました。
しかしお会計の時…
「最初に飲んだお酒と同じお酒を3杯目に注文したんですけれど、全く違う味というよりもまるでお湯のようだったんですけれど、どうしちゃったのかしら??」
キャッシャーの男性:「あっそうですか、すみません。」とあまりにも淡々と言い、それだけなので、この一件は彼は知っている、いやグルだと察しました

まあ白黒つけるのは、先にお話しした理由で時間の無駄になるので、こういう時には自分の気持ちを発散させるしか解消法がありません。
出ました〜〜暴れん坊Mizko
浪花で吠える「こちとら江戸っ子イタリア仕込み」


でその後にはスッキリして、スタッフと一緒にとっても楽しい大阪の旅を続けました

madame_mizko at 17:56|Permalink│Comments(0)│
April 16, 2025
Mizko's Via Marcona 15th anniversary❤️
シリーズ『日本人なのに日本でカルチャーショック?!』は今回はお休みして…
スタートから15年…正直なところ「え〜〜〜まだ15年しか経ってないの〜??」という感じです。
この間の経験値を考えるともう何十年も経ったような気がします。
また今年は特別な年で、スタッフTerraとPescaがこのショップで働いて丸10年になります

確かにコロナ禍では会うこともできませんでしたが、私達は毎月一回はリモートで会い、展示即売会が開催出来なくても、Mizko's Via Marconaは決して止めずに来ました。
そしていつ開催できるか分からぬ次回の展示即売会への心の準備をして来ました。
先ほど携帯に入っている2016年からの写真を見直しました。
懐かしく思いながら見ていて気付いたのは、その頃お客さんだった二人が今ではスタッフになってくれて、それがBiancaとMarinaです。
決して楽な道のりではありませんでしたが、この15年間頑張れたのはお客様から頂ける最高のご褒美‥「皆さんの笑顔」でした

お客様に恵まれ、ギャラリーに恵まれ、スタッフに恵まれ、本当に幸せな15年間でした。
改めてこの特別な日に、そのお一人お一人に心から…
有難うございました
感謝の気持ちでいっぱいです。

そしてこのショップの底辺にあるミラノ生活🇮🇹
ミラノと東京の行き来をして今年で23年。私に生きるパワーを与えてくれるここで生活。
ここの皆んなとのご縁にも心から感謝しています

さて2025年京都展示即売会は11月27日(木)〜30日(日)です。
スタッフ一同既に準備に入っています。
私は今回も円安に負けず、ミラノを歩き回り、買付も頑張っています

たった4日間の開催ですので、今からスケジュールに入れておいて下さいよ〜

世界もガラリと変わり、日本もガラッと変わりました。
そんな中でMizkoは変わらず…ではなく、どんどん変化し、どんどん進化していきたいと思います。
どうぞこれからもMizkoとMizko's Via Marconaを宜しくお願いします

madame_mizko at 21:06|Permalink│Comments(0)│
April 12, 2025
日本人なのに日本でカルチャーショック?!京都編Part3
写真:ある日のMercato(路上マーケット)にて。
私の大好きなお店が出始めました
このお店が出ると、春というよりも”夏”を感じます
今年もカラフルで素敵なサマードレスがいっぱい
海に行きたくなる




まだ暑かったり寒さが戻ったりの日々ですが、昨日の電光掲示板には28度と出ていました。
さあ〜〜呆れる話はまだまだ続きます

例のホテルの外国人スタッフによる「自分で勝手に決めたルールの押し付け」ですが、更に呆れるのは、それから暫くしたある日、スタッフの運転で天橋立に日帰りで行きました。
フロントの方に(この方はしっかりした日本人スタッフさん)お掃除をお願いして出て来たものの、車内で、「起こさないでください」の札をドアの外に出したままだったことを思い出し、車内からホテルに電話をしました。
私:札を出したままですが、先ほどお願いしたように今日はお掃除をお願いします。
男性:出来ません!前日の朝10時までに言わないと掃除はしません!
私:またあなたね〜〜〜その件については、あなた独自の判断ということで、マネージャーさんと他の日本人スタッフの方から謝罪して頂きましたよ!
私:(男性が半ば不貞腐れている感じだったので)今日は必ずお掃除をしておいてくださいね(と念を押して電話を切った)
運転しながらそのやり取りを聞いていたスタッフPesca:あ〜〜また”アイツ”ですか〜〜〜
私:そうよ、あの男!”アイツ”よ〜〜!そんなこと言うのアイツしかいないわよ!!!
ホテルに戻ったら、丁度マネージャーさんが鍵を渡してくれたので、電話の件を言うと、
マネージャーさん:えっ〜〜〜〜〜またですか???あれだけ注意したのに!!!大変申し訳ございません。
私:日本語が話せるだけで、日本人のメンタリティやマナーは理解出来ていないでしょうね。
Mizkoの独り言…2度とは”どんだけ”自分のルールを押し付けんのよ〜〜〜

荷物が引越し並みにあるので、マネージャーさんが取りに来てくださいました。
その後ろを見るともう一人見覚えのある男性がいました。
今のマネージャーさんの前任者です。
男性:(私の苗字)様お久しぶりです。お泊まりだと言うことを聞きましたので、お挨拶に参りました。
お荷物は二人でお運びします。
私はお二人の姿を見て何だか胸が熱くなりました

きちんと綺麗にスーツを着て、磨かれた靴、そして何よりも姿勢を正し、両手を前に重ねて人の話を聞いているその凛とした姿。姿だけではなく、お話の仕方も礼儀正しくお上品で、これこそがホテルマンだと思いました

私はそれを言葉にしないわけには行きませんでした。
宅急便行方不明の一件もご存知で、「私がきちんとタグや伝票を確認して出しますので、ご安心ください」と言って頂きましたし、このお二人の姿勢と言動で、この3週間のホテルでのマイナーな印象が癒され、来年のお約束をして、お二人に見送られてホテルを後にしました。
心から思いました…絶対に消えないで欲しい、日本の本物のホテルマンとおもてなしの心

次は大阪編です。
しかも呆れる相手は接客する日本人でした

madame_mizko at 18:23|Permalink│Comments(0)│
April 05, 2025
日本人なのに日本でカルチャーショック?!京都編Part 2
京都編Part 2(※Part 1をまだご覧になっていらっしゃらない方は、Part 1からご覧下さいませ)
写真:新緑が美しいミラノ。今の季節は歩道に出ている外の席が心地良い。
数日前に見つけたカフェ…緑に囲まれていて最高
勿論冷えたスプマンテを頂いた


仕事での長期滞在ですから、五つ星の優雅なホテルなんぞには滞在出来ませんが、これまでたくさんのホテルに泊まってはみましたが、ギャラリーに近く一番立地が良いのと、お部屋の広さ(40平米)、ビジネスホテルにも拘らず洗面所別、トイレ別の洗い場のある広いお風呂場、そして対応の良い代々のマネージャーさんがいらっしゃる為に何年も同じホテルでお世話になっています。翌年まで荷物のお預かりもして頂いているくらいです。
しかし





スカーフを被った外国人で日本語も英語も流暢だけど〜
‥の女性

アメリカ人で日本語も英語も話せるけれど〜
‥の男性

この3人がフロントに並んで立っていても、私にとってはあまり意味がないと滞在直ぐに悟りました

一週間過ぎても二週間が過ぎても、ホテルに帰った時には、その都度毎回毎回名前と部屋番号を言って「鍵を下さい」と言わなければ、何のアクションも無い

その以前におはようございますなどの何のご挨拶もない
こちらがしてもろくに返事もない


ただいつもぽや〜〜〜んとして立っているだけ

3人組:お互いの顔を見合わせているだけ。
暫くしてやっとスカーフの女性が小さな箱を持って来ました。
私:あの〜もうちょっと大きい箱はありませんか?(と言った途端、言ってもどうせ分からないだろうと思い)ああいいです、いいです、これで。でもガムテープをください。
3人組:またまた顔を見合わせて、どこどこ??と3人で探し、やっと見つけて私に渡しました。
私:それから伝票もください。
3人組:でんぴょう???でんぴょうですか???
私:宅急便を出す時は伝票がいるじゃないですか?その伝票ですよ。
(いちいち説明するのがめんどくさくなったので)他の日本人のスタッフの方を呼んでください。
(そしてその日本人のスタッフさんに伝えて、直ぐにもっと大きな箱と伝票を受け取りました)
一個の宅急便を出すのに、3人揃っていても(そこには日本人男性スタッフもいるのに
)進まない


3週間が経った頃、このホテルのお部屋はそのままで、郊外で一泊しました。
3人共が無言で立っているので、「で??何か言うこと、することない?」と言う意味合いで、首を傾け左右の腕を広げました。
3週間何度も顔を合わせているわけですから、もう流石に「お帰りなさい」と鍵が出てくるかなと思ったら、スカーフの女性が「いらっしゃいませ〜〜〜」と言い、チェックインをさせようとしました

それとほぼ同時に奥の事務所から日本人スタッフさんが飛び出して来て、「(私の苗字)様お帰りなさいませ」と鍵を私に渡しました。もう呆れ切ってしまいました〜〜

確かにビジネスホテルですが、3週間滞在してこのお粗末ですよ〜そして一泊4万円もする日もあってこれですよ〜


別の日に今度は日本語堪能なアジア人のスタッフ男性。
私:(館内電話で)今日はこれから出かけますからお掃除をお願いします。
※室内に荷物も多いので、毎日清掃はお願いせず、清掃希望日の朝直接私からお伝えすることが長年ホテルとのお約束になっています。
男性:今日は出来ません。
私:えっ?何でですか?
男性:清掃をご希望の場合には前日の午前10時までに言ってもらうんです。
私:もう何年もこのホテルを使わせて頂いていますが、今初めてそんなことを伺いました。
勿論それが新しいルールであればご協力はしますが、チェックインの際にもマネージャーさんとの何回ものやり取りからも伺っていませんし、HP、お部屋、エレベーターの中、その他でもそうしたお知らせは一切見ていませんが…。
男性:でも人手が無いんです
(と強い口調で言いました)

私:It's your problem
not mine
(とこちらも負けずに強い口調が英語で口から出ました)



それにルールを変えたなら事前にお知らせを頂かなければ納得いきません!マネージャーさんとお話しさせてください。
私は一階のフロントに行きました。
そこには既にマネージャーさんと前からの存じ上げている日本人スタッフさんがいて
「今電話での彼の話を聞ていて、本人にすぐ確認したのですが、大変失礼な言動をお許しください。」
と謝罪を頂きました。そしお話を伺うと、そんなルールは全くなく、そのアジア人男性が望む勝手に決めたルールでした
呆れませんか


日本の国でホテルに泊まり、そこで働く(ボスでもない)一人の外国人が”勝手に決めた”ルールに何で日本人が振り回されなきゃいけないのよ
〜〜それが私の正直な気持ちでした。
まだまだ呆れちゃう話は続きます

※注意
今回のようなことはビジネスホテルだからではありません。

私の多くのホテル滞在の体験から、『おもてなし』はホテルの星の数には全く関係なく、そこで働く人々の心次第です
それはホテルだけではなく、全ての接客業に言えることでしょう。

madame_mizko at 18:27|Permalink│Comments(0)│
April 01, 2025
日本人なのに日本でカルチャーショック?!京都編Part1
今日から4月。心新たに〜〜

※これからお話しする内容は全てMizkoが体験したことです

(写真:ミラノの春模様
トレンティーノの山はまだ冬でしたが、ミラノに戻ったら既に桜は散り、新緑が美しく、今は八重桜が満開です
)



ミュンヘンのレストランで大きな骨付き肉を手掴みで齧り付いたり、ミラノのレストランで、対面で座っている同席者のお皿から、自分で大きなお肉をナイフとフォークで持ち上げて自分のお皿に移して食べたり(そりゃ〜〜ちょっと味見させてとコソコソ目立たぬように小さな一切れを同席者からもらうのは分かりますが、)散々アジアの他の国の観光客のマナーの悪さを言っている日本人ですが、このひどいマナーにはとてもショックを受けました



それにレストランで男性も素足にサンダル履き

どちらもそれなりに良いレストランでしたので、こういう動画を観た方には決して真似しないで頂きたいです

さて日本滞在中、今回は京都編としてお話しします。
◎あるホテルバーにて
入った時も無言。
私:(カウンター席を指しながら)ここ宜しいですか?
男性:(頷くだけ)
私:生ビールは何がありますか?
男性:エビちゅ!
私:(エビちゅで日本人じゃないことを悟り)じゃあエビスください。
男性:(返事無し)
私:(ネットには午後も通しで食事が出来ると出ていましたが、沢山あるテーブル席で誰もお食事をしていないので)お食事は何時からなんですか?
男性:(右手を伸ばしてテーブル席を指しながらその腕を左から右に動かし)じゅっちゅ〜うっない

私:えっつ!!何???
男性:(また右手を伸ばして同じ動作をしながら、さっきより大きな声で)じゅっちゅ〜うっな〜い



私:え〜〜〜何?解んないわ〜。
男性:(またまた右手を伸ばして同じ動作をしながら、もっと大きな声で)じゅっちゅ〜うっな〜〜〜い









男性;(まだ私の回答に満足していないような顔付きで私を無言で見ていました)
私:あっ〜〜分かった!ずっとやっていないってこと???
男性:(やっと「そうだ」と言うように上下に大きく頷く)
私:(このインスピレーションクイズのようなやり取りの後、レストランはずっとやっていないということは分かりましたが、このお店のHP情報とは大分違うので質問する前に、先ず日本語と英語で)
あなたとは英語と日本語、どっちで話せば解るんですか?
男性:Chinese


私:(カッチ〜〜〜〜〜ン




何言ってんのよ〜冗談じゃないわよ〜〜〜日本の国で、京都のお店に入って、なんで日本人の私があなたにチャイニーズで話さなければなんないのよ!!!ここは日本よ!!!お勘定!!!!!
◎あるレストランバーにて
メニューは日本語と英語で書かれていたのですが、どちらで言っても理解しない外国人ウェイター。
まあそれも日本で頑張っているんだからと大目に見ていたのですがぁ〜〜
対面で話しているのに、その間に無言で腕を伸ばし、今空いたばかりのお皿をドンドンと片付け始めるので、「ちょっとちょっと〜〜たった今食べ終わったばかりだし、今話をしているんだから、片付けるのはもうちょっと待ってよ〜」と言うと、一旦下げて手にしたお皿を今度は並べ始めました。
「あのね〜〜
一旦引っ込めた空いたお皿並べてどうすんのよ〜〜〜
もうお勘定お勘定!!!」


こんなことの連続でした。続きはまた。
因みに2024年度日本語最悪大賞は、勿論「じゅっちゅ〜うっな〜い」に決定





※彼の発音を的確に文字にするのも難しいのですが、こんなサウンドでした

madame_mizko at 07:11|Permalink│Comments(0)│