June 2022
June 20, 2022
Dolce far niente何もしない至福…只今充電中❤️
前回お話したように、2年4ヶ月振りにミラノを出て、今はTrentino(トレンティーノ)にあるchalet(シャレー)にいます。
コロナの時代にぴったりの旅行を考えた末に、こうした山の中にあるchalet一軒借りをすることにしました。
naviが「ここを右に曲がって」と言っても、そこは山の急斜面でした

ここに行き着ける道を見つけるまでが一苦労

写真左:ここです

薪は、外のBBQや室内の暖炉で使用するためです。
ここはコロナ対策もきちんとしていますし、何しろ人との接触は、鍵をもらって室内の説明を受けること約10分弱(お互いにソーシャルディスタンスを保ちマスク着用)あとは自由気ままに過ごし、チェックアウトの際に鍵を返すだけです。
コロナの時代に決して「おもてなし」なぞ期待していませんでしたが、ここにはたくさんの「おもてなし」がありました。

どちらにしても「おもてなし」は人を介すものだと思っていましたが、このchaletでは『人を介さないおもてなし』をして頂いています

(写真右:美しい湖と山に囲まれています)
これぞコロナの時代の最高のおもてなし。
お食事の提供もないですが、このchaletがこれから先は予約でいっぱいなのも当然でしょう

(写真左:キッチンから3歩のところにプライベートWellnessがあり、写真右手にsaunaとシャワー、左手にturkish bathがあります。そこでも温かい地元のハーブティーが飲めるように準備されています
)

ところで、私はここで今のところ唯一のアジア人です

まだイタリアにもこんなところがあったんですね〜〜〜

(写真右:今私の目の前に広がる夕日をあなたにも
)

June 17, 2022
長いご無沙汰ごめんなさい。Mizkoの近況は❤️
Readerの皆さん、すっかりご無沙汰してしまいごめんなさい

メールを頂いているのに、未だに返信出来ていない方々、ごめんなさい

(徐々にお返事しますので、今暫くお待ちくださいませ
)

(写真右上二枚:旧アパートメントより。私の人生をガラリと変え、ショップとの出会い、ショップのお客様との出会いを繋げてくれた、クラッシックでエレガントで大好きな家でした。感謝の気持ちでいっぱいです
やっぱり最後にはホロリとしてしまいました


ここに遊びに来て下さった方々の心にもこの家の思い出が残りますように
)

結果から先にお話ししますと、お引越しは一昨日完了しました。
なんでそんなに時間が掛かったか
をお話しするには、このテーマだけでPart10まで書けるほど色々ありました


しかし前のアパートメント入居時、入口の表札が出来るまでに6ヶ月。
5年間のビザを申請し、手元に来るまでに一年以上。
ご近所のアパートメントは、私がミラノに住み始めた頃に建築開始し、まだ未完成…あれから19年。
まあこうした事から、私個人の意思に反し、何事にも時間が掛かる事から、今回のお引越しについてもどうぞお察し下さいませ。
新居は180m先なので、前々から自分で運びたい物を先に運び入れていました。
ダンボール箱200個以上の荷造りも全部自分達で行い、箱も中身によって種分けとナンバリングをし、リストを作成して完全管理しています(ミラノへの引越しも同様でした)。
またすぐに開けるべき箱にもマーキングをしています。
後から運び込まれる荷物の置き場を全て計算し先に運んだ家具や荷物を配置しており、業者さんによる本番のお引越しに向けて準備万端にしていました。
しかし新居に職人さんが来ることになりました。それも業者さんによるお引越し5日前に。
確かに3ヶ月ほど前に、オーナーさんにシャッターが重くて開けるのが大変だと言いましたが、
「今頃修理?」「この超忙しい時に?」
という心の声は打ち消し、もうすぐここで暮らすからこそ、ちゃんと直してくれようとしているのだとポシティブに受け取りました。
当日二人の職人さんが来ました。
「コロナ禍に土足で新居に入られるのは嫌だな〜〜」
という心の声はまた打ち消し、二人共マスクを着用しているし、全窓は開けたし、修理中は別の部屋で待機して、作業完了後には床を掃除すれば大丈夫だろうと、これまたポシティブに考えるようにしました。
しかし暫くしたら、ドンドン、ガンガン、ギーギーという騒音

何事かと思って作業を見に行ったら、職人さんは6人になっていて、二部屋で修理ではなく、大工事になっていて、床は廃材、木屑だの埃だので汚れ、計画的に置いた家具も空けておいたスペースも、勝手に家具を移動されてメチャクチャ

それはリフォームの遣り残しの工事だったとかで、結局6人が8時間掛けても完了しませんでした

その上に持って来た材料の寸法が合わず、また明日来るとのこと

そんな遣り残し工事のことは一切聞いていませんでしたし、もし聞いていたら、別に急を要する作業ではない為、このタイミングでの工事は最初から断っていました
両親の為にお話ししておきますが…幼稚園もお受験をして、園児も先生方も「ごきげんよう」とそれなりにお品の宜しい環境で育てて頂いたことは有難いと思っていますが、そんなことはこの場では言っちゃいられなく
心の声は、「おい、こりゃ〜〜いい加減にせんかい
」と吠えていました









しかし職人さんたちは指示されただけなので、この場では怒れず、「当分来ないで下さい
」とだけ伝えました。

一部屋に長時間缶詰になり、まだネット環境もなく、この大忙しの中にそこではやる事がなく、無駄な時間を過ごさなければならなかった怒りと、渇き切った喉がそこにありました。
その上に工事の後始末もしなければならず、怒りも渇きも増すばかり

その二つの理由で、その後カフェで飲んだ500mlの生ビール2杯が空になるのは超速かったです

まだまだ新居も落ち着きませんが、Wi-Fiも洗濯機も今月末になるとのことで、それならば、それまではWi-Fiも洗濯機もあるところへとやって来ました

(それで今日記も更新できます
)2年と4ヶ月振りにミラノから出ました


ここ何ヶ月も日本にいる時の何倍ものMizkoパワーを費やして暮らして来ましたから、ここで先ずはリフレッシュも兼ねて

しかしコロナ感染者数もまた上がって来ましたから、TorentinoにあるSauna&Turkish bathがある専用Wellness付きのchaletを借りました(写真右二枚。夜8時ですが、まだまだ日差しが強く暑いです
)

ここでしっかりパワーを充電して、引き続き頑張りま〜す

ここのchaletのお話はまた
