September 2021
September 27, 2021
最高にエキサイティングなキャンプ体験記 / 完全個人旅行アフリカサバンナでのサファリとキャンプのHow toーPart 6
2021年10月の京都展示即売会は、コロナウイルス感染予防を優先にさせて頂く為中止と致します。
毎回即売会の時に滞在し、多大なるご協力をして頂いている京都のホテルもここのところキャンセル続き
今回もキャンセルし、その後にホテルのマネージャーさんから頂いたメッセージでは…

『私としましてはいつでもお越しいただけるようにMizko様の[京都のすまい]としてお待ちさせて頂く所存でございます。』と言って頂きました(Sホテルさん、本当に有難うございます
)

一日も早く世界がもっともっと「安全安心」となり、私の[京都のすまい]に戻って、皆さんと元気いっぱいに再会出来ることを心から祈っています
それまではこの日記でお会い致しましょう
















人類誕生の地と言われるボツワナに私達のDNAを辿る心の旅をMizkoとご一緒に

(写真は全てボツワナにて。右一枚目:朝日を浴びた堂々たる姿のライオン)
②完全個人旅行アフリカサバンナでのサファリとキャンプ/中級者〜上級者向けの宿泊(周囲に柵のない宿泊施設に泊まるパターン)☆究極の「お忍びの宿」、「最高にエキサイティング」で且つ「最高級のキャンプ」
このパターンになりますと、私のお気に入りはボツワナにあります。
多くは〇〇キャンプと呼ばれています。
『あ〜キャンプね〜前回のエトーシャ国立公園のキャンプ(敷地が柵で囲まれている)みたいなキャンプで今度は柵がないパターンね』と思った方‥ちょっと待って下さい
よくある地面に張るテントやキャンパーでのキャンプとはかなり違います。

◎一般のキャンプと違う点

1)テントは全て常設されている。
2)テントの中にはコッテージのように寝室やバスルームがある。
(もっと高級になるとそれにリビングルームや時にはダイニングルームも)
3)テントの布地だけではなく、石や木が組み合わされてシャレーのように作られている。
4)宿泊料金。
何もないサバンナの中でこれだけの設備があり、そうしたアクティビティや飲食代が含まれているので、かなり高額になるのは仕方がありません)
ルームチャージではなく、一人一泊いくらで、オールインクルシーブ。
お食事の他にモーニングドライブ、アフタヌーンドライブなどと呼ばれる、ガイド兼ドライバー付きでのサファリ、又はウォーキングサファリ、場所によってはボートサファリも含む
(こうしたキャンプは、サバンナの中にポツンとあるので、お食事は全てそこで頂くしかチョイスがありません
(写真右:早朝はサファリにベストタイミング。でも寒いし眠い
)

それでもそうした宿泊施設の多くが〇〇Camp 又はCamp 〇〇と呼ばれていて、普通のキャンプ場を想像しているとその作りや特にお値段にびっくりします
アフリカの旅と言うと何故か「安い」と言う印象を持っている方が実に多く、その上に「キャンプなんだからお金は大して掛からない」と思っている方も多いのですが、いやいやとんでもございません

お昼間はサファリで埃まみれになり、夜には、敷地内のレストランで、キャンドルライトサパーを頂く

限られたゲストのみで大きなテーブルを囲みディナーを頂く時には、世界のVIPとご一緒する時も。
客室はレセプション、レストラン、バーのあるメインの建物とは離れ、敷地内に点在しています。
その様子は私のお気に入りを3ヶ所ご紹介しますので、下をクリックしてご覧下さいませね

(写真右:モーニングドライブの後は朝食。そしてお昼寝タイム
)

◎こうしたパターンの宿泊施設での楽しみ
1)他では絶対に味わえない体験や感動を得ることが出来る。
2)宿泊施設には柵はないので、どんな動物でも敷地内に来る可能性があり、野生動物との距離感がぐっと近くなる。
4)こうしたキャンプは大勢の団体客を取らない為、限られた宿泊客間でコミニュケーションが取れ、その日どこで何時頃に何の動物を見たという情報をシェア出来て、翌日の自分のサファリに役立つ。(各自別々なサファリカーで別々なルートを走るので、その日出会える動物が違います
)

(写真右上:Camp Okavangoのバーにてお勉強中。皆さんにいろいろ教えて頂いている
)

(写真右:Savuti Camp の宿泊客共用スペース)
1)夜中に敷地内でライオンの群れが歩き回り、恐怖で一睡も出来なかった夜。
(翌日の朝食の席では、誰もが恐怖で疲れ切っていましたっけ〜
)

2)早朝からライオンがテントの近くを離れず、朝食に行けなかったこと

3)自分の部屋で象の群れを眺めながら、至福のコーヒータイム


象がプールやシャワーの水を飲みに来ることも度々あります(そのイメージ動画です。クリックしてご覧ください)



(写真右:Moremi Game Reserveの道路にあった注意標識)
◎宿泊施設を選ぶ際の注意
特に団体客を取るような宿泊施設では、ライオンの首に無線機がつけられ、必ずライオンを見られるようにしているところがあり、サファリのエキサイティング感が失くなる。
(そのライオンに何台ものサファリカーが集まり、みんながカメラを向けます

無線でライオンの生態を追っている場合なら理解は出来ますが、客寄せ目的は、動物園のライオンを見ているのと何の変わりもなく、私には興ざめです

)



確かに大物は見たいですが、見れる時もあれば全く見れない時もある‥それが自然ですからね

大物動物に会えた時の気持ちというのは、スリリングであり、最高にエキサイティングです
(写真右下:この彼カッコよかったです



ご紹介したような宿泊施設こそが、多くの方がご存知ない、サバンナ奥深くにあるシークレット


究極の「お忍びの宿」と言えるでしょう

そこに宿泊してサファリをすることはLuxuary Safariと呼ばれています。
これこそが「最高にエキサイティング」で且つ「最高級のキャンプ」だと思います
そこでは夢のような素晴らしい体験が出来ます

さ〜ていよいよ次回は上級者向けの宿泊パターンです。どうぞお楽しみに〜

madame_mizko at 16:23|Permalink│Comments(0)│
September 08, 2021
最高にエキサイティングなキャンプ体験記 / 完全個人旅行アフリカサバンナでのサファリとキャンプのHow toーPart 5
初めに…
本来ならばこのシリーズ、もっとテンポ良く日記をアップしたいのですが、兎に角何万枚の写真の中から選ぶので(まだ紙の写真だったりデジタルだったり)一本の日記を仕上げるのに時間が掛かっています

動画も自分の撮影したものをアップしたいのですが、その数も膨大な為とてもそちらまで手が回りません。しかしキャンプが流行している今、私の経験の全てを活かし、ガイドブックにも無い、サバンナでのエキサイティングなキャンプを初心者コースからお伝えして行きたいと思いますので、どうぞご理解のほど宜しくお願いします
























今回はいよいよサファリの旅に出発です

食料、雑貨、ガス台のガスボンベ、そして予備のガソリンも持ちました

(写真は全て完全個人アフリカ旅行をし始めた頃の二度目のナミビアです。
最初のナミビアは普通車でしたが、長時間車内に座ったままの窮屈な中での動物観察だったので、この時にはキャンピングカーにしました。動物観察中でも好きな時にお昼寝は出来るし、食事も車内で出来るので、エトーシャ国立公園内では大変快適でした

写真右上のコッテージは、エトーシャ国立公園に行く途中にあり、毎回サファリに向けての最終準備をする為に一泊します。前回の日記の段ボール箱での棚はここで作ります
ウインドフックのような都会の人目の多い場所や薄暗い駐車場で、車内の荷物整理をするのは犯罪リスクを考えても避けたいので、毎回ここで準備をし、帰りには再びこのコッテージに寄って一泊します。荷物をまとめ、車内を片付けゴミを捨て、ウインドフックに着いたらすぐに荷物を下ろせるようにしておきます。街中での車の荷物の出し入れはさっさとする…はMizkoの旅での鉄則です)

(写真右2枚目:エトーシャまでの道の休憩場。ここは車を降りても恐れるような動物は来ません。左手延々に柵が張られています)
一番よく聞かれる質問は、宿泊先のことですが、私は宿泊には3つのタイプがあると思います。
初心者〜上級者向けとは、飽く迄もMizkoの経験からの判断です。

①人間が檻の中に入るパターン(サファリ初心者向け)
②周囲に柵のないロッジに泊まるパターン(サファリ中級者〜上級者向け)
③完全に個人でキャンプ、サバンナで動物と共存パターン(サファリ上級者向け)
番号順にお話しして行きましょうね。
今回は①を

①完全個人旅行アフリカサバンナでのサファリとキャンプ/初心者向け(人間が檻の中に入るパターン)
例:Namibia、Etosha National Park (ナミビア、エトーシャ国立公園)
詳細は以下をご覧ください


ナミビア北部に位置する国立公園です。
広大な敷地(22.269㎢)の中に何軒か宿泊場所があります。
エトーシャ国立公園の外にもロッジは沢山ありますが、私はいつも公園内に滞在します。
先ずはエトーシャ国立公園に入るメインゲートに行き、入園料を支払います(写真右から3枚目)
各宿泊場所の出入口のゲートには、その日の日の出時間と日の入り時間が示されていて、ゲートは日の出と共に開かれ、日の入りと共に閉められます

公園内での勝手なキャンプは禁止ですので、必ず公園内のいずれかの宿泊施設(どれも〇〇キャンプと呼ばれます)に日没までにチェックインすることが必要です
(写真右から4枚目:公園内のルール。車から降りないで下さい!動物には餌を与えないで下さい!)
中でもサファリ初心者向けのキャンプとしてオススメは、Halali Camp, Namutoni Camp, Okaukeujo Campです。詳細は以下をご覧ください

これらのキャンプでは、外から動物が入って来ないように柵や石で囲まれていて、正に「私達人間が巨大な檻に入る」といった感じです=これが①のパターンです。
この三つのキャンプには、キャンプ場とコッテージ(或はシャレー)の両方があり、敷地内にレストランやちょっとしたマーケット、スイミングプール、ガソリンスタンドもあります。
この時にはキャンピングカーで寝ましたが(写真右5枚目:キャンプ場)、普通車や四駆で行った時にはコッテージに宿泊しました。

ここではライオンに襲われたり、バーベキューをしていて、よだれ垂らしたハイエナに囲まれる心配もありませんから、ゆっくりテントを張ってキャンプを楽しみたい方にはこうした場所が一番安全です。
それにスタッフが何人もいますからね。たまに来るのはジャッカルやもっと小さい動物です(写真右6〜7枚目:ジャッカルとイエローマングース)
そこも柵や岩で囲まれており、子供でも安心して観察が出来ます。
完全個人旅行でサファリ初心者、または小さなお子さん連れには、「自分が檻に入る」スタイルの宿泊先が一番手っ取り早く安心安全です

キャンプは初心者向けと言っても、日本のサファリパークのイメージとは全然違いますから、サファリに関しては上級コースと同じように楽しめます

公園内でのサファリの様子は下をクリックしてご覧下さいませ

Etosha National Parkでサファリをする分には、普通車でも十分です。
サバンナでは車を降りて体を伸ばせないので、長時間の動物観察中に身動き出来ない分足腰お尻が痛くなりますが、疲れたらキャンプに帰るようにすれば問題は無いです。
肝心なお手洗いですが、車は降りれません

ナミビアだけを周る旅を除き、ナミビアからボツワナにも行く時には、必ず先ず手始めにこのEtosha Natinal Parkに行きます。一年近くサバンナを離れ、現代社会で鈍った自分の五感を取り戻す為です。
サファリ初心に戻って
何事も初心は大事


決して野生動物をなめたらいけませぬ










(写真右一番最後:ヨガ中の象?
写真左2枚:象と共有する素晴らしい時間
)


madame_mizko at 14:37|Permalink│Comments(0)│