October 2020

October 25, 2020

初めてのアフリカ旅行の感想文見〜つけた!Part 2/ミラノ暮らしのマダムMizko

沢山の旅の写真の中からこの日記用の写真を探していたら、懐かしさに浸り、NAMIBIA - Cape Cross 6
気付いたら時間が経ってしまいました〜この間コロナ感染者もぐんぐんと上がって来ました〜まっコロナのお話はまたにして、今回は前回の続きですMizkoの17歳春のこの旅を境に、私の生き方はガラリと変わって行きました

(写真右3枚:Cape Cross, Namibia. 1枚目の写真は岩の写真ではありません正体は2枚目の写真で。足元でゴロゴロしています
17歳の春から長い月日が流れ、私はアフリカに帰り、前々回の日記にある様に、何年もアフリカの旅を続けて来たわけです。そしてアフリカの旅をする度に、私はどんどんとその魅力に惹かれて行きました。NAMIBIA - Cape Cross 7
この間の私は、何を見てもアフリカで得たあの私の心を強く揺さぶるような感動が得られず、どこを旅しても物足りず、寝ても覚めてもアフリカ一色でした
「恋に落ちて」ではなく、「アフリカに落ちて」と言った状態でしょう

そんな生活が中断したのは、親の病気が発覚したからでした。
また近年アフリカをお休みしてしまったのには深い理由がありますが、それはいつかお話しします。しかし私の胸中は…I left a part of my heart in Africa

ある日サバンナで、もうすっかりカサカサになった動物の大きな骨を見つけました。
骨の下の赤茶色の地面の所々には、骨が真っ白なパウダー状になってありました。
それがフッと風に吹かれ土と混ざった瞬間、幼い日に祖母が私に言った、『死んだら土に還る』という言葉が頭に浮かびしました。NAMIBIA - Cape Cross 3

なぜがアフリカに行ったことのある多くの人はアフリカに魅了されます。
その理由は、ただ自然が美しい、野生動物を見るのがエキサイティング…そういうものだけでは決してなく、目には見えない、もっともっと深い所にあるように思います
2001-03-19, NAMIBIA 2 (写真左:一休み中のMizko。何にもたれ掛かっているのでしょうか回答は2枚目、そして3枚目で)
近年「現代人の祖先の故郷はボツワナ」という記事がありましたが、アフリカ好き特にボツワナが一番好きと言う私は、私のDNAが故郷を感じてホッとするのでしょうかまた自由に旅が出来るようになったら、必ずその故郷に帰ります

世間では「スピリチュアル」という言葉が溢れていますが、アフリカこそスピリチュアル溢れるところだと思います

2001-03-19, NAMIBIA 1*今回の写真は全てナミビアで撮影したものです。
ナミビアではサバンナの動物だけではなく、こうした楽しみもあります。
(写真左下:全体を見ればこの通り。世界遺産であり、
世界最古の砂漠Namib Desert(ナミブ砂漠)
にある一番高い、標高約325mの’Big Daddy’と呼ばれる砂丘です。’Big Daddy ’をベッドにして一休みしていました

動画もお楽しみくださいませね
(本来ならば自分で撮影した動画をご紹介したいのですが、あまりの量で選択を断念
2001-03-19, NAMIBIA 3すごい数ですが、実際にこの通りですよ〜

上記の動物の数と泣き声にびっくりした後は、こちらでヒーリングタイムを
「ナミブ」とは「何もない」という意味です。皆さんも今は頭も心も「無」にして、まるで絵画のような『光と影』をお楽しみ下さいませね



madame_mizko at 14:45|PermalinkComments(0)

October 07, 2020

初めてのアフリカ旅行の感想文見〜つけた!Part 1/ミラノ暮らしのマダムMizko

Readerの皆さん、ご無沙汰しちゃってごめんなさ〜い
今回はコロナ禍ですっかりお家時間が増えた中、古い写真の中から面白いものを見つけたのでご紹介します。
それは初めてアフリカ(ケニア、タンザニア)に行った時の旅行感想文です
先ずはどうぞお読みになって下さいませ

『〜〜〜〜(略)私は言葉が通じなくてもあたたかい心で接すれば通じ合うものなんだとつくづく感じた。
これからの私の人生にこのことは大いに役立つであろう。
心、これは肌の白いも黒いも関係ない。言葉が通じる通じないに関係はないのである。あたたかい心さえあればアフリカだけではなく、世界の人々と友達になれるだろう。

アフリカ旅行でイヤなことはすべて忘れられた。小さなことにくよくよするなんてバカみたいである。
雄大な草原、青い空、モンバサの想像以上に美しい真っ青な海。そして力一杯に生きる人々や動物。
なんてスケールの大きい所なんだろう。本当に幸福であると感じられた。
日本にいると、自分は幸福なのか不幸なのかも考える余裕がない。
インド洋でボートに揺られ、太陽の強い光を浴びながら、私はしあわせだ!とつくづく感じた。

アフリカに行き、私は生き返った様に思えた。
x - Elephants 1
いつか再びアフリカを訪れよう。
その時には今回の旅行で得たものを身につけ少し大人になって…
その時まで”さらばアフリカよ”』
(ミツコ17歳春、ケニア、タンザニア旅行感想文より)

(写真:この旅で17歳のMizkoが撮影したのもの2枚はレトロ感が出ていて歴史が感じられますね〜でもカラーですからね3枚目はMount Kilimanjaroキリマンジャロ山です。
These pictures were taken when Mizko was 17years old. Ngorongoro, Tanzania.)
そうなんです初めてのアフリカ旅行は高校卒業式の前のお休み中でした。
当時の旅行日記を読んで、往復の経由国に我ながらびっくり
東京〜香港〜バンコク〜デリー(インド)〜ボンベイ(インド)〜ナイロビ(ケニア)へ
復路はナイロビ(ケニア)〜アディスアベバ(エチオピア)〜アデン(イエメン)〜ボンベイ(インド)〜カルカッタ(現在のコルカタ、インド)〜バンコク〜香港〜東京

この頃夢を夢で絶対に終わらせたくないという、17歳ながらの熱〜い思いを持っていたんだろうと思いますx - Elephants 2

私はちっちゃ〜な頃からアフリカの野生動物が大好き…象、ライオン、キリン、チーター、レオパードそしてちっちゃ〜な頃の憧れの男性はターザンターザンにいつも守ってもらえる、ターザンの「彼女」ジェーンに憧れていました

高校生になると、「いつかアフリカに行って野生動物を見たい」という今までの夢は、「いつアフリカに行って野生動物を見ようか」に変わりました
両親が旅好きで、色々な旅を一緒にしましたが、アフリカばかりは、初めから親の同行は考えていませんでした。
家庭教師のアルバイトやお年玉をコツコツ貯めて、高校卒業の年、先ずは母だけに言いました。
「卒業式前のお休みにアフリカに行きたい。旅費はある。」
流石に子供心にもこんな旅のお金を出してくれとは親には決して言えないと最初から思っていました

私の両親は幼稚園を決めるのも学校を決めるのも、選択種を先ず私に示し、決断は全て私にさせていたので、最初は多少驚いたものの理解をしてくれました。

両親はアフリカに行くことより、アフリカ資金を準備していたことの方が驚いていました
親戚一同には、刺激が強いので()知らせずに行きました
学校では友達だけに話したつもりが、旅を終えて卒業式前に学校に行ったら、先生も含めみんな知っていて、私のアフリカ旅行は有名な話になっていました

結果的にこの旅は私の人生を変える旅になりました。そのお話は次回にx - Kilimanjaro copy

*野生の象はキャンプに遊びに来たり、ロッジのプールやシャワーのお水を飲みに来たりしますが、今回ご紹介する動画では、象がテント内のリンゴを嗅ぎつけたようです私自身がサバンナで感じた、象が至近距離に来た時のその大きさと迫力を皆さんにも感じて頂けるのではと思い選びました。象とのひと時をお過ごしくださいませね


madame_mizko at 17:04|PermalinkComments(0) ミラノにて