June 2020
June 29, 2020
マキネッタでHome cafe/ミラノ暮らしのマダムMizko
私はコーヒーが大好き
ミラノの生活では、家の周りにたくさんのカフェがあるので、エスプレッソはカフェで、家では、日本からのお気に入りのブレンドコーヒーをと分けて飲んでいたのですが、おこもり時間が長くなってからは、暫く使っていなかったMacchinetta(マキネッタ=直火式エスプレッソマシン)を引っ張り出して使っています。


Caffettiera(カフェッティエーラ)とも呼ばれ(その他にも呼び方有り)、私自身普段はカフェッティエーラと呼んでいます

日本ではマキネッタをご存知ない方もいらっしゃるので、ちょっとご紹介しますね

写真右上:我が家のステンレス仕様のマキネッタ(4カップ用)。今回はお気に入りのミラノのエスプレッソカップで。
写真右2枚目:3パーツあり、左は抽出されたコーヒーが溜まる「サーバー」。真ん中がコーヒーの粉を入れる「バスケット」。右が水を入れる「ボイラー」。
[仕組み]
沸騰するとボイラーの中の蒸気圧で水が押し上げられ、コーヒー粉が入っているバスケットを通過しサーバーから抽出されたエスプレッソコーヒーが出て来る。

[使い方]
①ボイラーにお水を入れる。
②バスケットをボイラーにセットし、コーヒー粉をバスケットの上スレスレまで平らに入れる(写真右3枚目)
少しこんもりさせるのがお好きな方も多いです。このマキネッタにはコーヒー粉を調節する減量フィルターがないので、少なくてもスレスレまで必ず入れます。


目安1カップで約50cc。

③サーバーを取り付け、私の場合は中火にかける。


④目安は「音」
「シュワシュワ」から「ボコボコ」になったら、「ボコボコボコボコボコボコボコボコ」くらい音を聞いて
はい出来上がり
時間的には5分くらい。



(マキネッタ用のコーヒーの粉の袋には、小さくマキネッタが描かれています。写真右4枚目)
使用後はパーツを外して、お水洗いをするだけ
簡単


最近では本格的なエスプレッソマシンもありますが、マキネッタは、簡単に美味しいエスプレッソが出来るクラッシックな粋なアイテムだと思います
日本でも売っていますので、皆さんもお試しになりませんか
キャンプにも最適ですよ〜



June 23, 2020
マダムMizkoの歳重ねの心得/ミラノ暮らしのマダムMizko
ミラノも動き出しましたが、まあここは頑張り時と慎重に暮らしております。
この間に齢も重ねまして
…Thank you very much for your Birthday Greetings




こう言う状況下ですから、感染者が連日爆発的に増えている国々からのメッセージは、友達皆んなも元気だということが分かり、喜びは一入でした

(写真:本日もミラノは暑かった〜〜〜
)

私には歳を重ねることに一つの恐れがあります

それはシワや白髪が増えることではなく、頭が固くなることです

Mizkoの「ばばあ」(言葉が悪くてごめんなさい
しかしここでは一番ピンとくる表現なので、敢えて使わせて頂きます
)の定義は、『頭が固く、視野が狭い』ことを示します。


フラメンコを習っていた時に、実母と同じ歳の方がクラスにいらして(当時72歳)、クラスで出来なかったステップは、個人レッスンを受けて学び、クラスでは私達と同等にしっかりフォローしていらっしゃいました。ドイツの90歳を過ぎた方々。一人暮らしをしっかり熟し、世界の情報を熟知した上、ご自分のしっかりした意見をお持ちなので、議論となると負けそう

そうした向上心旺盛な先輩女性達を沢山見ていれば、呑気に歳を重ねてはいられません

視野の狭さは思考の狭さだと常に私は思っていますし、頭を柔軟にして、好奇心、向上心を失わず、「歳の差は知恵の差」に出来るように頑張ります

皆さん、これからもMizkoとショップを宜しくお願いします

手始めに、もう1ヶ国語話せるようにしました(独学ですが)
お披露目はまた〜


June 04, 2020
Am I a dreamer? /ミラノ暮らしのマダムMizko
Readerの皆さん、Ciao〜
(写真右:おこもり生活100日目記念。出来合い物も買わずの100日全自炊生活。自分にご苦労さん
)
Mizkoはここ連日デモに参加しています
……
アメリカ、ミネソタ州で黒人男性が白人警察官に殺された事件から毎晩テレビでCNNのライブニュースを見ています。そして心では連日抗議デモに参加しています。(その為ここのところ寝不足気味
イタリア時間の深夜なので)
この事件の動画には、もの凄い怒り、悔しさ、そして深い悲しみを感じ、絶対に許せません
殺されたFloydさんの6歳のお嬢さんの姿には、心が張り裂けそうです
何度も旅をして、アフリカをこよなく愛し、亡き母への思いとアフリカへの感謝の気持ちから、タンザニアに学校や教師の宿舎を建設し、井戸を掘った私が、この事件をスルー出来るはずがありません
このタンザニアのプロジェクトも現地の皆さんのご協力で私の夢を叶えることが出来ました
一緒に悩んで、知恵を出し合い助け合い、力を合わせ困難を乗り越え、完成した時には2500人の村人が集まり、私はマサイ族の男性とピョンピョン飛び合い、皆と歌い、踊り、喜びを分かち合いました。
沢山の友達がいますし、本当に沢山助けて頂いて来ました。
長い外国生活や多くの旅の経験から、自分自身がイエローと差別をされたこともありましたし、殺人に至るようなことではありませんが、黒人が白人にひどい仕打ちをされているシーンも何度も見ています。しかし、一旅人が口を挟めるようなことでは決してなく、無念さだけが残ります。
(写真右2枚:mercato=メルカート:ストリートマーケットも再開。二重駐車や歩道に駐車は当たり前)
それでもある時、アフリカのサファリロッジの白人オーナーが、私達がチェックインした際、黒人の友人の顔を見た途端、彼だけに「お前は納屋にいけ
」と言った時には、Mizko…ぶっちぎれ
白人男性に激怒しました
イエロー女のぶっちぎれを初めて見たのか、その白人男性は驚いたような顔と(このイエロー女!)というような心の中の怒りを含めた顔を私に向けながらも、「どうぞどうぞ皆さんご一緒に」と言い直したので、「当然だ
」と言ってやりました
またここ何日かは、ある黒人男性の言葉を思い出しています。
あれは遠い昔ニューヨークに住んでいた時のことです。ある日地下鉄の中で、わざわざ私の隣りに座った黒人男性がいました。「オレはブラック、お前はイエローだけど、生きていくのはそんなに悪い事ばかりじゃない。頑張ろうな〜」という感じで、私の肩をポンと叩いて去って行きました。
そうです!私達日本人は有色人種、イエローです!
日本にいると、自分の肌の色がイエローだと感じることはないのではないでしょうか…、今回のこの事件を遠い国の黒人だけのことと思わず、Readerの皆さんもこの機会に是非一度考えてみてください。
タンザニアには、亡くなったばかりの母のお位牌を持って行きました。
「いつも持っているそれは何?」とマサイ族の友人が聞くので、お位牌を見せ、「今となってはこれが私のママなの。」と言うと、彼は両手でそのお位牌を大事そうに持ちました。それ以来、私がお位牌の入ったバッグを持っていられない時には、「ママは僕が見ているから」と私の代わりにずっとバッグを抱えていてくれました
決してその辺に置いたりしませんでした。
(写真右下):うちのつばめ
つばめとの期間限定共存中。やっと撮れた一枚)
人の心は肌の色なんて全く関係無い
特にこの世界中が同じ理由で苦難の時、世界中の人々が愛を持って心一つに助け合わなければならないはず

☆今回のMizkoが選んだ一曲は…「imagine」
可愛らしい歌声と歌詞付きです。
歌詞を振り返り、このひと時、あなたの心が世界と一つになることを祈りつつ
ここをクリックしてお楽しみくださいませね❤

(写真右:おこもり生活100日目記念。出来合い物も買わずの100日全自炊生活。自分にご苦労さん

)

Mizkoはここ連日デモに参加しています


アメリカ、ミネソタ州で黒人男性が白人警察官に殺された事件から毎晩テレビでCNNのライブニュースを見ています。そして心では連日抗議デモに参加しています。(その為ここのところ寝不足気味

この事件の動画には、もの凄い怒り、悔しさ、そして深い悲しみを感じ、絶対に許せません


何度も旅をして、アフリカをこよなく愛し、亡き母への思いとアフリカへの感謝の気持ちから、タンザニアに学校や教師の宿舎を建設し、井戸を掘った私が、この事件をスルー出来るはずがありません

このタンザニアのプロジェクトも現地の皆さんのご協力で私の夢を叶えることが出来ました

一緒に悩んで、知恵を出し合い助け合い、力を合わせ困難を乗り越え、完成した時には2500人の村人が集まり、私はマサイ族の男性とピョンピョン飛び合い、皆と歌い、踊り、喜びを分かち合いました。
沢山の友達がいますし、本当に沢山助けて頂いて来ました。
長い外国生活や多くの旅の経験から、自分自身がイエローと差別をされたこともありましたし、殺人に至るようなことではありませんが、黒人が白人にひどい仕打ちをされているシーンも何度も見ています。しかし、一旅人が口を挟めるようなことでは決してなく、無念さだけが残ります。

(写真右2枚:mercato=メルカート:ストリートマーケットも再開。二重駐車や歩道に駐車は当たり前)
それでもある時、アフリカのサファリロッジの白人オーナーが、私達がチェックインした際、黒人の友人の顔を見た途端、彼だけに「お前は納屋にいけ



イエロー女のぶっちぎれを初めて見たのか、その白人男性は驚いたような顔と(このイエロー女!)というような心の中の怒りを含めた顔を私に向けながらも、「どうぞどうぞ皆さんご一緒に」と言い直したので、「当然だ


またここ何日かは、ある黒人男性の言葉を思い出しています。
あれは遠い昔ニューヨークに住んでいた時のことです。ある日地下鉄の中で、わざわざ私の隣りに座った黒人男性がいました。「オレはブラック、お前はイエローだけど、生きていくのはそんなに悪い事ばかりじゃない。頑張ろうな〜」という感じで、私の肩をポンと叩いて去って行きました。
そうです!私達日本人は有色人種、イエローです!

日本にいると、自分の肌の色がイエローだと感じることはないのではないでしょうか…、今回のこの事件を遠い国の黒人だけのことと思わず、Readerの皆さんもこの機会に是非一度考えてみてください。
タンザニアには、亡くなったばかりの母のお位牌を持って行きました。
「いつも持っているそれは何?」とマサイ族の友人が聞くので、お位牌を見せ、「今となってはこれが私のママなの。」と言うと、彼は両手でそのお位牌を大事そうに持ちました。それ以来、私がお位牌の入ったバッグを持っていられない時には、「ママは僕が見ているから」と私の代わりにずっとバッグを抱えていてくれました

(写真右下):うちのつばめ

人の心は肌の色なんて全く関係無い

特にこの世界中が同じ理由で苦難の時、世界中の人々が愛を持って心一つに助け合わなければならないはず


☆今回のMizkoが選んだ一曲は…「imagine」

可愛らしい歌声と歌詞付きです。
歌詞を振り返り、このひと時、あなたの心が世界と一つになることを祈りつつ

ここをクリックしてお楽しみくださいませね❤