March 2020
March 30, 2020
ミラノ暮らし/封鎖されたイタリアからのメッセージ…Stay at home!
(写真は大好きなマリア様達。今は静かに祈りたい…
)

オリンピックも延期となり、連日世界中の話題がコロナウイルス一色になって来ました
そこで今私達が出来ることは、世界のルールを守ってStay at home
今この日記を読んで下さっているあなたご自身、あなたの愛する方、その愛する人の大切な方そして見知らぬ人とその方の大切な人に悲しいことが起こらないようにという心からの思いで言葉を綴ります。どうか最後までお読みになってください

毎年上野公園のお花見の映像は、海外で心を踊らせて見ていましたが、今年の映像を見た時には「ゾッと」しました。あの人混み
世界の守らなければならないルールとはあまりも次元が違い過ぎました。
最初は北イタリア、ロンバルディア洲にある小さな村の一人から始まったこの感染は、一桁から二桁、三桁、そして今ではイタリア全土に広がり、連日1日の感染者数が何千人という日々が続いています(本日3月30日はここ数日間より減って…それでも4.050人)。
何よりも驚くことは、ここまでになるのに多くの時間はかかっていません。あれよあれよという間でした。
私はこの約2ヶ月間毎日世界の感染状況とイタリア国内の感染状況を1日に「何度も」確認して来ました。そこで気付いたことは、この病気の恐ろしいのはその感染力です。
一度火がついてしまうと、ある日突然拡大のスピードがどんどんと速くなって来る

1日に「何度も」確認するのは、それだけ数字の変化が早いのです。
現在で世界199カ国に広がり、こんなところにまで広がったかと驚きます。
そのリストには、名前を聞いたことのないような国がいくつもあります。
この事を感染状況を追って来た私の経験から皆さんに是非知って頂きたいです。
世界主要国のトップが「コロナウイルスを敵とした戦争だ」と言っていますが、日本でも感染者数が増えて来て、今日はお茶の間に笑いを届けていた志村けんさんが亡くなりました。
そしてご兄弟が面会にも行けなかった、亡くなった後にも会えないという記事がありましたが、これがイタリアや諸外国では前から連日起こっています。愛する人がたった一人で死んで行く…こんなことが現実にイタリアでも1日何百人という数起こっているのです。
コロナ疲れ…なんていう言葉も日本ではあるようですが、いや
今から疲れてはいられません
今こそ日本も闘いの時です
ここでどうにか感染拡大を防いで欲しいです。本当に日本は今大事な局面を迎えていると思います。国民一人一人が危機感をしっかり持って、イタリアや諸外国のように感染拡大にならないことを強く強く祈りつつこのメッセージをお送りします。

Mizko、自宅待機が続きストレス気味
冗談じゃございませんよ
リスクを背負って連日闘っている医療関係者の皆さんのことを思ったら、家にいて退屈だの、ストレスだなんて言っちゃいられません
それに2月からそれまでの生活も気持ちも切り替えて、今や戦闘モードのMizkoです
そしてこれからも世界のルールを守ってStay at home
今もテレビでニューヨーク市長も「Stay at home」を繰り返しています


オリンピックも延期となり、連日世界中の話題がコロナウイルス一色になって来ました

そこで今私達が出来ることは、世界のルールを守ってStay at home

今この日記を読んで下さっているあなたご自身、あなたの愛する方、その愛する人の大切な方そして見知らぬ人とその方の大切な人に悲しいことが起こらないようにという心からの思いで言葉を綴ります。どうか最後までお読みになってください


毎年上野公園のお花見の映像は、海外で心を踊らせて見ていましたが、今年の映像を見た時には「ゾッと」しました。あの人混み

最初は北イタリア、ロンバルディア洲にある小さな村の一人から始まったこの感染は、一桁から二桁、三桁、そして今ではイタリア全土に広がり、連日1日の感染者数が何千人という日々が続いています(本日3月30日はここ数日間より減って…それでも4.050人)。
何よりも驚くことは、ここまでになるのに多くの時間はかかっていません。あれよあれよという間でした。
私はこの約2ヶ月間毎日世界の感染状況とイタリア国内の感染状況を1日に「何度も」確認して来ました。そこで気付いたことは、この病気の恐ろしいのはその感染力です。
一度火がついてしまうと、ある日突然拡大のスピードがどんどんと速くなって来る


1日に「何度も」確認するのは、それだけ数字の変化が早いのです。
現在で世界199カ国に広がり、こんなところにまで広がったかと驚きます。
そのリストには、名前を聞いたことのないような国がいくつもあります。
この事を感染状況を追って来た私の経験から皆さんに是非知って頂きたいです。
世界主要国のトップが「コロナウイルスを敵とした戦争だ」と言っていますが、日本でも感染者数が増えて来て、今日はお茶の間に笑いを届けていた志村けんさんが亡くなりました。
そしてご兄弟が面会にも行けなかった、亡くなった後にも会えないという記事がありましたが、これがイタリアや諸外国では前から連日起こっています。愛する人がたった一人で死んで行く…こんなことが現実にイタリアでも1日何百人という数起こっているのです。
コロナ疲れ…なんていう言葉も日本ではあるようですが、いや


今こそ日本も闘いの時です



Mizko、自宅待機が続きストレス気味

冗談じゃございませんよ





March 25, 2020
ミラノ暮らし/Stay at home! 愛が試される時
前回の日記から今日迄の間にイタリアの状況、いえ世界中の状況が一変してしまいました。
この間沢山の方々からお電話やメールを頂き、皆さん、ご心配を本当に有難うございます
ご連絡とても嬉しかったです
(写真右2枚:ご近所さんがバルコニーで音楽を流して歌っていたので、スパークリングを飲みながら観賞。踊っているおばあちゃまもいらっしゃいました)
私は毎日世界主要のニュースは全部見ます。
連日世界のリーダー達が「必死に」国民に訴え掛けています。何度も何度も……
それは『Stay at home
』。今や『Stay at home』は世界のルールです
イタリアでは、毎日18時にコロナウイルス情報がネットにUPされます。
その日の国全体と洲ごとの検査数が発表され、その内の何人が感染者で、その感染者の内の何人が重症か軽症かが一目で分かるようにリストやグラフで表されます(回復者数、死亡者数を含む。死亡者は年齢のグラフも)。それに加えて町ごとの感染者数と内容が出ます。
こうしたクリアーな情報提供はとても参考になります。
それと国のリーダーによる厳しい禁止令は、逆に有り難いです。
何よりも今は人命優先ですし、この春の陽気に誘われて、ふらふらと出歩いてしまう人もいますから(多分軽症、無症状感染者を含めて)…。ルールを守らない人がいるから厳しくするしかない
とドイツのメルケル首相も強く言っていましたが、その通りだと思います。
そして一旦厳しい禁止令が出たら、こちらもかえって腹が決まり、自宅待機の時間も有意義に過ごせます。
2月にミラノに戻ってからも、途中バンコクでの深刻さを見ていたので、買付けを含む最低限の外出だけをしていたのですが、当時イタリア感染者数3人… しかし何となく「怪しい気配」を感じて、2月21日の時点から食料品を買う以外の一切の外出は止めました。そして3月6日から本日まで一歩も外に出ていません(ゴミ捨てにも…)。今のところは食料もありますし、無いものをどうにかするのは、アフリカのサバンナや砂漠でのアドベンチャーの旅で訓練済みです

「石鹸で手洗いを」と言っても、世界にはそのお水が目の前に無い人が沢山います。
そういう話を聞いただけではなく、そういう現場を沢山見て来ました。
何㌔も先まで歩いて、一個のバケツにお水を汲んで来るのです。
アフリカ、タンザニアに学校を建てた時も、子供達が片道5㌔先まで水汲みに行っていたので、「井戸掘り」をプロジェクトに加えることにしましたから、お水がその場に無いという環境は良く知っています。今やそういうお水の無いところにまでも感染は広がっています。
私が物資支援している「ドイツ国際平和村」には、すぐ連絡し、まだ感染者は出ていないということで先ずは安心しましたが、親元離れてドイツに治療に来ている、病気やケガを負った子供達ですから心配です。
(写真右:小さなお酒コレクッションもベネチアで買ったお気に入りのグラスで、今こそ頂きます
)
小さな子供を抱えた沢山の難民が、ギリシャ国境に入国を希望して留まっています。そんなところでの感染は想像するだけで恐ろしいです。
クロアチア首都ザグレブで約140年振りの規模の地震がありましたが、避難した人達はコロナウイルス感染も気をつけなければならないので、二重の困難です。
そんな中今私達に出来ることは……『Stay at home
』
それはどれだけ続くか分かりませんが、屋根のある場所で蛇口をひねればお水も熱いお湯も出る、暖房もある、食料もお酒も(
)ある生活が出来ることは有り難いことです。
その反面この状況下で働く医療現場の方々を初めとする、私達の生活を支えて下さる皆さんには本当に感謝しかありません。
そしてMizkoを心配して下さる皆さん。
その全てに感謝の気持ちを込めて、(前にもご紹介したことがありますが)「ありがとうロウソク」を灯し毎日8分間の静寂を
(写真右下)
このウイルスが怖いのは感染者の半数近くが軽症や無症状者です。
検査を受けなければ、感染者とは知らずに普通に暮らしていたでしょう。
Amore Mizkoとしては、今の状況は「愛を試されているのでは
」と思っています。
自分だけ感染しなければいいのでしょうか
「愛している」なんて言葉では簡単ですが、愛する人を本気で守る気がありますか
またその愛する人の大切な人も愛せますか
見知らぬ人、そしてその人の大切な人までを思いやることが出来ますか

本日3月25日は3(ミ)2(ツ)5(コ)で、勝手ながら『Mizkoの日』と毎年させて頂いています。
この「Mizkoの日」に以下の歌をReaderの皆さんにお贈りします
今このひと時だけは全てを忘れて、以下をクリックして是非お聞きになってください。
そして今こそあなたのAmoreを燃やしてください
ニューヨーク市長が言っていました…Love wins
What the world needs now
この間沢山の方々からお電話やメールを頂き、皆さん、ご心配を本当に有難うございます

ご連絡とても嬉しかったです

(写真右2枚:ご近所さんがバルコニーで音楽を流して歌っていたので、スパークリングを飲みながら観賞。踊っているおばあちゃまもいらっしゃいました)

私は毎日世界主要のニュースは全部見ます。
連日世界のリーダー達が「必死に」国民に訴え掛けています。何度も何度も……
それは『Stay at home


イタリアでは、毎日18時にコロナウイルス情報がネットにUPされます。
その日の国全体と洲ごとの検査数が発表され、その内の何人が感染者で、その感染者の内の何人が重症か軽症かが一目で分かるようにリストやグラフで表されます(回復者数、死亡者数を含む。死亡者は年齢のグラフも)。それに加えて町ごとの感染者数と内容が出ます。
こうしたクリアーな情報提供はとても参考になります。

それと国のリーダーによる厳しい禁止令は、逆に有り難いです。
何よりも今は人命優先ですし、この春の陽気に誘われて、ふらふらと出歩いてしまう人もいますから(多分軽症、無症状感染者を含めて)…。ルールを守らない人がいるから厳しくするしかない

そして一旦厳しい禁止令が出たら、こちらもかえって腹が決まり、自宅待機の時間も有意義に過ごせます。
2月にミラノに戻ってからも、途中バンコクでの深刻さを見ていたので、買付けを含む最低限の外出だけをしていたのですが、当時イタリア感染者数3人… しかし何となく「怪しい気配」を感じて、2月21日の時点から食料品を買う以外の一切の外出は止めました。そして3月6日から本日まで一歩も外に出ていません(ゴミ捨てにも…)。今のところは食料もありますし、無いものをどうにかするのは、アフリカのサバンナや砂漠でのアドベンチャーの旅で訓練済みです


「石鹸で手洗いを」と言っても、世界にはそのお水が目の前に無い人が沢山います。
そういう話を聞いただけではなく、そういう現場を沢山見て来ました。
何㌔も先まで歩いて、一個のバケツにお水を汲んで来るのです。
アフリカ、タンザニアに学校を建てた時も、子供達が片道5㌔先まで水汲みに行っていたので、「井戸掘り」をプロジェクトに加えることにしましたから、お水がその場に無いという環境は良く知っています。今やそういうお水の無いところにまでも感染は広がっています。
私が物資支援している「ドイツ国際平和村」には、すぐ連絡し、まだ感染者は出ていないということで先ずは安心しましたが、親元離れてドイツに治療に来ている、病気やケガを負った子供達ですから心配です。


小さな子供を抱えた沢山の難民が、ギリシャ国境に入国を希望して留まっています。そんなところでの感染は想像するだけで恐ろしいです。
クロアチア首都ザグレブで約140年振りの規模の地震がありましたが、避難した人達はコロナウイルス感染も気をつけなければならないので、二重の困難です。
そんな中今私達に出来ることは……『Stay at home

それはどれだけ続くか分かりませんが、屋根のある場所で蛇口をひねればお水も熱いお湯も出る、暖房もある、食料もお酒も(

その反面この状況下で働く医療現場の方々を初めとする、私達の生活を支えて下さる皆さんには本当に感謝しかありません。
そしてMizkoを心配して下さる皆さん。
その全てに感謝の気持ちを込めて、(前にもご紹介したことがありますが)「ありがとうロウソク」を灯し毎日8分間の静寂を

このウイルスが怖いのは感染者の半数近くが軽症や無症状者です。
検査を受けなければ、感染者とは知らずに普通に暮らしていたでしょう。
Amore Mizkoとしては、今の状況は「愛を試されているのでは

自分だけ感染しなければいいのでしょうか

「愛している」なんて言葉では簡単ですが、愛する人を本気で守る気がありますか

またその愛する人の大切な人も愛せますか

見知らぬ人、そしてその人の大切な人までを思いやることが出来ますか


本日3月25日は3(ミ)2(ツ)5(コ)で、勝手ながら『Mizkoの日』と毎年させて頂いています。
この「Mizkoの日」に以下の歌をReaderの皆さんにお贈りします

今このひと時だけは全てを忘れて、以下をクリックして是非お聞きになってください。
そして今こそあなたのAmoreを燃やしてください

ニューヨーク市長が言っていました…Love wins

What the world needs now
March 12, 2020
ミラノ暮らし/考えや読みの甘さは命取り



イタリア政府からの厳しい制限や禁止令が出て、それは生温いものではなく、違反すれば禁固3ヶ月を含む罰則があります










さて、起きるトラブルの90%は自分の考えや読みの甘さだったと前回お話しましたが、あの日も読みが甘かったです

当時はまだまだサファリビギナーで、四駆ではなく、小さなキャンビングカーでした。
それで初めて行ったボツワナでのことです。

ナミビアから入国してしばらく舗装された道を走っていたのですが、急にドスンと落ちる感覚と共に砂にはまってしまいました。辺りは真っ暗


◯ボツワナ行きは予定になかったのですが、地図上では道は舗装済みと表示があったので、キャンビングカーでも大丈夫だろう。ちょっと行って見ようという甘い考え。
◯動物やサンセットに見惚れて時間を忘れ、真っ暗の中でのドライブになってしまった。サバンナは勿論知らない国での夜のドライブはもってのほか。計画性の無さ。
自分で避けられたリスクです

無線も何も無かったので、運に任せるしかありませんでした。

深いサバンナでは出て来れなくなった人は沢山いますから、不安と恐怖で一杯でした

その時一番思ったのは母のことでした。
母の母…私の祖母は5人の子供の母親でしたが、3人の子供のお葬式を経験しました。
その時深く悲しんでいた祖母の姿と「親より先に死ぬなんてこんな親不孝はない。」と言っていたことを思い出しました。こんな所で命を落とすわけには絶対にいかない


皆さん、その時そこで何が起こったと思いますか

目の前にすごい光が現れ、眩しくて目が開けていられませんでした。
私は本気で神様が現れたのかと思いました…が、目が慣れて目の前に現れたのは、何人かの大きな男性達でした。そして大きなライトがこちらに向けられていました。
なんと彼らはボツワナ陸軍のソルジャー達でした


戦車1台とジープが2台。戦車を基地に返す為にジープが誘導していたのです。
戦車とキャンピングカーをチェーンで繋げ、砂に埋もれたキャンピングカーはあっという間に引き上げられました。それだけではなく、その後陸軍のジープが舗装された道まで誘導してくれました。



(写真上のような光景を見ているとつい時間を忘れてしまうのですが、それがダメ

それからのサファリの旅は、どんな時でも四駆。日没前に目的地に到着することが絶対ルールとなりました。『考えや読みの甘さは命取り』とつくづく反省した経験であり、あの時の助けは一生忘れません

☆日本ではまだまだ暗くなっても女性が一人歩き出来ますが、そういう国の方が少ないと思うべきです。男性でもお気をつけあそばせ

March 06, 2020
ミラノ暮らし/普段からの危機感
コロナウイルス検査も30.000回を越え、感染者がまだまだ増えているイタリア。
今ではイタリア式ご挨拶Baci e abbracci (キスとハグ)もなく
握手もなく
人との距離は1m…と言われる中、Mizkoの不要不急な外出を避けたミラノ宅でのお籠り生活。
私の周りの皆さんは当然不安に思っていらっしゃいますが、決してパニックになることもなく、静かに終息するのを待っている感じです。メルカート(=路上マーケット)やスーパーマーケットにも商品は十分にあります。パスタもトイレットペーパーも山程あります
こんな時ですから、今回は、私の海外での旅や生活における危機感についてお話したいと思います。
(写真右2枚:今はHappy Hourも自宅で
)

Readerの皆さんの中で,今日一日外出時に、
「バッグをひったくられないように
」
「お財布をスラれないように
」
「おつりをごまかされないように
」
と意識を持ちながら過ごした方はどのくらいいらっしゃるでしょうか
イタリアに限らず、私の海外での旅や生活では、毎日そう考えて過ごしています…いえ考えるというよりも当然の習慣になっていて、暮らしの中に普通に「危機感」があります。
私はラグジュアリーの旅からガソリンも水も食料も四駆に積んで、電気も水もないアフリカのサバンナや砂漠で何週間も過ごすというアドベンチャーの旅も沢山して来ました。
場所によって注意点が増え、危機感はUPします
(写真右2枚:木曜日は家の近くのメルカートの日。朝からお店の車が歩道にこの通り
こんな時ですから人混み避けて、道路の入口のお店だけでお買い物)
今迄多くの海外での経験は、楽しいことだけではなく、色々なアクシデントもありました。
その約90%は自分の考えや読みの甘さであり、それらは自分次第で回避出来ることです。
しかし本当に怖いのは残りの約10%
自分ではどうにも防げずに、向こうからやって来る災難です。
その例を言いますと、朝方まだ寝ている時にドアを壊して3人の黒人男性が部屋に入って来た。
寝ていたら、午前3時頃何者かが家に侵入しようと、玄関ドアを削っている音に気付いた。
どちらも暮らすのに治安の悪い場所ではありませんから、こうしたことこそ自分では防げず、災難としか言えません。私の身に何事も起きなかったことは神様に感謝しています

私は今回のコロナウイルスの騒ぎで、2月、3月、4月の旅全てを早々とキャンセルしました。
当時イタリアではまだ感染者数が3人でしたが、先を考えると、感染するリスク以外に、イタリア国内、そして行き先の国において、町の閉鎖やそこでの隔離も考えられ(本日日本のニュースでも「ハンガリーで日本人観光客15人が病院に隔離」とありましたが)、途中で足留めになるリスクもある為、今は動かぬ時と決断しました。
旅人Mizkoの旅のルール…「(自分で回避出来る)リスクは最大限に避ける
」
(写真右2枚:大好きなアネモネ
他のお花にはない、何とも言えない色にうっとり
)

お正月にカナダ人の友人が家族で旅に行きました。
ヨーロッパの有名な観光地のレストランで家族と食事中、人が近付いたら気付けるようにと奥様を彼の真っ正面に座らせました。そして彼の荷物は足元へ…。だ〜れも近付く様子もなく、お2人も気付かぬ内にその荷物は無くなっ ていました
それで警察に行って手続きをして車に戻ると、車は壊されていて、トランクに入れていた荷物は盗まれていました
一日に2度の不幸が起きました
ご本人は、自分の判断が甘かったととても反省していて
その中で家族にケガがなかったことが幸いだと言っていました。

私はどんなに旅を重ねても旅慣れたくはありません。
慣れると気が緩み「ちょっとだけなら〜」と油断が出ます
これがトラブルに繋がります
足元に荷物は置くな
車のトランクに荷物を入れていたら、基本車からは離れない
車からどうしても離れなければならない場合には、車を見張れる範囲内で
またはだれか1人が車に残る
(愛犬を乗せている場合もあります)座席に荷物を置いて車を離れるのはもってのほか
…これもMizkoの旅のルールです
それに車ごと持って行かれるケースも忘れてはいけませぬ

今ではイタリア式ご挨拶Baci e abbracci (キスとハグ)もなく


私の周りの皆さんは当然不安に思っていらっしゃいますが、決してパニックになることもなく、静かに終息するのを待っている感じです。メルカート(=路上マーケット)やスーパーマーケットにも商品は十分にあります。パスタもトイレットペーパーも山程あります

こんな時ですから、今回は、私の海外での旅や生活における危機感についてお話したいと思います。
(写真右2枚:今はHappy Hourも自宅で


Readerの皆さんの中で,今日一日外出時に、
「バッグをひったくられないように

「お財布をスラれないように

「おつりをごまかされないように

と意識を持ちながら過ごした方はどのくらいいらっしゃるでしょうか

イタリアに限らず、私の海外での旅や生活では、毎日そう考えて過ごしています…いえ考えるというよりも当然の習慣になっていて、暮らしの中に普通に「危機感」があります。
私はラグジュアリーの旅からガソリンも水も食料も四駆に積んで、電気も水もないアフリカのサバンナや砂漠で何週間も過ごすというアドベンチャーの旅も沢山して来ました。

場所によって注意点が増え、危機感はUPします

(写真右2枚:木曜日は家の近くのメルカートの日。朝からお店の車が歩道にこの通り

今迄多くの海外での経験は、楽しいことだけではなく、色々なアクシデントもありました。
その約90%は自分の考えや読みの甘さであり、それらは自分次第で回避出来ることです。
しかし本当に怖いのは残りの約10%

自分ではどうにも防げずに、向こうからやって来る災難です。
その例を言いますと、朝方まだ寝ている時にドアを壊して3人の黒人男性が部屋に入って来た。
寝ていたら、午前3時頃何者かが家に侵入しようと、玄関ドアを削っている音に気付いた。
どちらも暮らすのに治安の悪い場所ではありませんから、こうしたことこそ自分では防げず、災難としか言えません。私の身に何事も起きなかったことは神様に感謝しています


私は今回のコロナウイルスの騒ぎで、2月、3月、4月の旅全てを早々とキャンセルしました。
当時イタリアではまだ感染者数が3人でしたが、先を考えると、感染するリスク以外に、イタリア国内、そして行き先の国において、町の閉鎖やそこでの隔離も考えられ(本日日本のニュースでも「ハンガリーで日本人観光客15人が病院に隔離」とありましたが)、途中で足留めになるリスクもある為、今は動かぬ時と決断しました。
旅人Mizkoの旅のルール…「(自分で回避出来る)リスクは最大限に避ける

(写真右2枚:大好きなアネモネ



お正月にカナダ人の友人が家族で旅に行きました。
ヨーロッパの有名な観光地のレストランで家族と食事中、人が近付いたら気付けるようにと奥様を彼の真っ正面に座らせました。そして彼の荷物は足元へ…。だ〜れも近付く様子もなく、お2人も気付かぬ内にその荷物は無くなっ ていました



ご本人は、自分の判断が甘かったととても反省していて


私はどんなに旅を重ねても旅慣れたくはありません。
慣れると気が緩み「ちょっとだけなら〜」と油断が出ます


足元に荷物は置くな







madame_mizko at 18:09|Permalink│Comments(0)│
March 02, 2020
ミラノ暮らし/コロナウイルスでお騒がせの中で…



10日程前までの静けさが嘘のような日々です

(写真左:ここでいつも植木を買います。写真右:ここでは雑貨を。笑顔がとってもステキな優しいお兄さんがいます

私の住んでいる所はミラノの中心部ですが、観光客は殆ど来ない場所です。
外出禁止令が出ている訳ではありませんしお店も開いていますが、私の周りの人々は、余程の用事が無い限り外出は一切せずに自宅で過ごしていて、私も皆さんに従ってお家に引き籠っております。







買い占めしている様子もなく、Mizkoが一番買い占めしてるかも〜

さてコロナウイルスの話ばかりもうんざりですから、今日は(何回か日記に書きましたが、)ミラノのmercatoのお話を写真と共にしましょうね。



mercato(メルカート)とはマーケットのことですが、ここでは、道路が閉鎖されてオープ

(写真左と左下:この八百屋さんは他よりちょっと高いのですが、兎に角新鮮


ミラノのmercatoはほぼ毎日色々な所で開催されますし、場所によって売っている物や質、そして雰囲気もかなり違います。
私がいつも行くのは木曜日のmercato。何と私の家のすぐ横の道路からかなり長い距離開催されます。
寒い日も暑い日も雨の日も雪の日もです。
近くにスーパーマーケットもありますが、スーパーマーケットには無いものも沢山売っているので、地元人の生活に


東京とミラノの家を行き来して、今年で18年目。

mercatoでも沢山の方々にお世話になっていて、歩くとあちらこちらからCiao

(写真右:最高に美味しいゴルゴンゾーラとパンのお店。このお父さんは絶対に私にダイエットをさせてくれず、私の顔を見ると、「Mangia! mangia!(マンジャ!マンジャ!=食べろ!食べろ!)」とその場でパンにゴルゴンゾーラをたっぷりつけ、私の口の前に突き出し断り切れないので、最終手段だと「健康診断でお医者さんにダイエットしなさいと言われた」と言ってみたら、間髪入れずに「医者変えろ



イタリアに住み始めた頃、イタリア語の学校の宿題の分からないところは、mercatoの

今でもイタリア語での名前や発音が分からない時、見た事の無い食材のお料理の仕方などを教えてもらっています。皆さんとても良く教えてくれるので、私にとってmercatoは学びの場所でもあります。

それだけではなく、地元の人達との大事なコミニュケーションの場であり、私はここで地元ミラネーゼの生活を学んでいます。
(写真左上:カボチャですよ〜。写真右:こちらは大人気のカシミアのお店。どこよりも質が良いのですが、お値段もそれなりに〜

雑誌で取り上げられるようなお洒落なBARやレストラン、ミラネーゼが全てではありませんからね。
(写真左下:こんなトラムに乗りました


近くのおじいちゃまも遠回りをして人混みを避け、お目当てのお店でお買い物をしていらっしゃいました。
元のミラノに戻るには、かなり時間が掛かりそうですが、Forza Milano


(頑張れミラノ


自宅待機の出来る家がある…心から感謝。シリアの人々に平和を

☆今ドイツのニュースで、ドイツ人感染者が病院からインタビューに応えていました(顔を隠しません!)。全く症状が無いとのこと、お見受けしたところもお元気そう。これだからコロナウイルスは怖い

(娘さんが感染したので、ご自分もテストをしたら陽性だったのこと)
☆昨日はイタリアのニュースで病院から退院した方のインタビューがありました(顔を隠しません!)。
「早く家族や友達に会いたい」と満面の笑顔でした

madame_mizko at 13:30|Permalink│Comments(0)│