March 2016

March 27, 2016

マダムMizkoのミラノdiary-3「イースターとアンティークマーケット」

FullSizeRender[14]3月27日。ミラノはPasqua(パスクワ=イースター)休暇のため、多くのお店も閉まり、車も人通りも少なくて、とっても静か〜〜〜FullSizeRender[15]

ミラノでは、毎月最終日曜日に大きなアンティークマーケット(Mercatone dell'Antiquariato del Naviglio Grande )がナヴィリオ地区の運河を挟んだ路上で開かれます
FullSizeRender[12]これはMizkoにとって、ミラノ生活の楽しみの一つなんですよ

今月はPasqua(イースター)と重なり、Pasquaのお食事を兼ねて来る人も多いようで、周囲のカフェもレストランもピッザリアも大変な賑わいでしたFullSizeRender[13]

さ〜てReaderの皆さんもご自身が歩いてる気分でお店を覗いて見て下さい何だか懐かしい物が一杯ありますよ〜

FullSizeRender[22]こうして見ていると、昔の物をみ〜んな取って置けば良かったと思われるのではないでしょうか〜どこの家にもあったような物も並んでいるのでは…

ここの皆さんもなんやら熱心に見ていらっしゃいます

矢張りアンティークカメラは人気ですそれに結構サングラスも人気ですよFullSizeRender[23]

洋服にバッグ、テーブルクロスやボタン、食器におもちゃ…何でもあります

レコードや古本、ポスターも沢山あります。仏像もありますし、誰が何を切ったか分からない不気味な刃物も出ています

FullSizeRender[20]日本の食器や着物もありますよ

昭和を感じるようなテレビや電話や応接セットもありますFullSizeRender[18]

何でも捨ててしまい、新しい物を求める日本ですが、ヨーロッパのように古い物を大事に残し、楽しみながらその時代時代に合わせてお洒落に再利用する生活がしたい…アンティークライフに目覚めつつあるMizkoです


madame_mizko at 22:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

March 25, 2016

3月25日は3=ミ、 2=ツ、5=コでミツコの日に

ショップではこの日を勝手にミツコの日と決めておりますよろしく〜〜
(毎週木曜日、私の家の横の道が通行止めとなり、沢山の露店マーケットが開かれます。今は何と言ってもお花が綺麗お花は大好きなので、どれもこれも欲しくなっちゃいま〜す

さてミラノに戻り、自分の一面を取り戻したような日々を過ごしていますFullSizeRender[3]

私をご存知の方には、今更…という話ですが、日本に生まれ、日本国籍を持つ私ですが、私の中には外国人のような部分が結構ありますそれは国外で言われていますし、自分でも認識しております

外国人とのお付き合いが多い両親のもとに生まれ、生まれた時から側に外国人がいたので、子供の頃から外国人に対し、「外国人」という特別な意識もありませんでした
父は海外経験や外国人の友人達からかなり影響を受けており、そんな父の影響を母も受けていました

その一つの例として、我が家には、家や学校、日常から離れて数週間の一カ所滞在型の長期バケーションを過ごす行事が毎年ありました。そのためヨーロッパに暮らすようになっても、彼らの一カ所滞在型の長期バケーションに驚くことはありませんでした。

FullSizeRender[1]私自身、家と外の日本人社会の考え方にギャップを感じていた時もあり、正直なところ、随分変わった両親に育てられたものだと思っていたこともありました

しかし私自身が海外生活や外国人との交際を経て、外国人のメンタリティーを知れば知るほど、如何に両親の考え方や私の育て方が外国人に近く、日本人離れしていたか気付きました

私の中の外国人である部分は、後の外国生活で得たものではなく、そんな育った環境が大きかったのだと思います。

それと並行して、身につけたいつかの外国語は、日本語以上に自分の内面を表現する手段となり、それがまた私に語学を学ばせる原動力にもなりました

イタリア式のBacio e abbaccio…異性にも同性にもキッスとハグのご挨拶に、悲しい時嬉しい時のハグ…これも昨日今日身に付いた習慣でははく、私には大切なコミニュケーションの一部です日本ではなかなか発揮出来ませんが、ここではしぜ〜〜んにやっております

私の今のこうした生活は、生まれた時から導かれていたんだな〜なんて思う2016年Mizkoの日です


madame_mizko at 00:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

March 23, 2016

マダムMizkoのミラノdiary-2「ミラネーゼの素敵なところ」

ミラノ3月23日。晴れ。ちょっと肌寒い。しかし町を歩けば桜以上に満開のモクレンの花がゴージャスで目立つ(写真右,下)Unknown-284

私がミラノ生活で素敵だな〜と思う事は、お店で交わす「元気なご挨拶」である

Unknown-285相手の顔をしっかり見て元気にご挨拶しなさいと、幼稚園をお受験する時ですら、両親や、怖〜いお受験先生に言われたものである

その後部活では、しっかり相手の顔を見て声を出したご挨拶が出来ないと、体育会の怖〜い先輩男子が、「聞こえない挨拶もろくに出来ないなら、お前校庭走ってろ10周」とか言われてしまうような環境だった

しかし日本でお店に行くと、いい大人が作業しながらこちらに顔も見せず、背中を向けたままや、顔を下に向けたままで、「いらっしゃいませ〜」「ありがとうございま〜す」と言うことが度々ある

この態度はとても不愉快でそんなご挨拶ならば必要はないと私は思っている

しかしここミラノ…
お店の人、お客さんがどちらからともなく、お互いにしっかり顔を見ながらご挨拶をする
(写真右、下:本日、買付けの合間に近くのカフェでお野菜たっぷりランチ食後はcaffe lungo、カフェルンゴ。イタリアでcaffeと言えばespressoのことだが、caffe lungoはespressoにほんの少しお湯を足したもの。日本のようなブレンドはamericano、アメリカーノと注文すると、espressoにお湯を別に付けてくれたり、大き目なカップで日本のように出て来たりする。)

お店の人達は今やっている作業の手を止めなくても、キチンとこちらの顔を見る。Unknown-283
親しくなると作業の手を止め、側まで来てご挨拶するような店員さん達も多い

そうした顔を見てしっかりご挨拶することこそ、コミニュケーションの基本だと思う
そしてご挨拶は、おもてなし以前に大事なことではないだろうか…

初めて行ったお店でも、ご挨拶を数回重ねて行けば知り合いとなり、ご挨拶から、「元気〜〜
「最近どうしてたの〜」と会話が広がって行く。

ここではカフェやBARでさえも、言葉も交わさず、スマホと睨み合っているだけの人はほとんどいない。
皆が会話している私もお店の人だけではなく、常連さんとも挨拶から会話を交わす

そりゃ〜確かにここでもご挨拶はするが、愛想のない店員さんもいる。Unknown-286
しかし日本で見る様な機械のように感情も無く、相手を見もせずに背中から言うご挨拶よりも、常識も人間味もあると思う

ドイツでも、どこのお店に行ってもご挨拶はするが、矢張りミラネーゼ達のご挨拶から広がる会話は楽しく、そうしたオープンマインドは私は大好きである
(イタリア国内を旅してみて、何処もがこのようなオープンマインドではなさそうだ

ミラノ生活…「Buongiorno」「Ciao」「Buonasera」と連日Mizkoの元気なご挨拶の声が響くこれなら怖〜い体育会先輩男子にも、「校庭走って来い」なんて言わせない

特に今は近所を歩くと「Ciao〜〜」と声を掛けられ、「ようこそお帰り〜〜」とあちらこちらで言われている今日この頃である




madame_mizko at 19:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

March 19, 2016

マダムMizkoのミラノdiary-1「1+1=時には10でもいいじゃな〜い!」

3月19日ミラノ晴れ朝の気温は低いものの、午後からは20度を越えて、我が家のテラスにいると結構日差しが強かった日も長くなり、18時半の今でも外はまだ明るい
(写真:Milano, Cinque Gornate. チンクエジョルナーテ。お洒落な路面電車み〜つけたcinque giornate

cinque giornate-2今回は思いの外日本滞在が長引いてしまったので、その間ミラノの家が無事でホッ
しかし問題はある
一度は帰宅したらお手洗いの水が出なくなっていたし、ガスが点かない、ネットが繋がらない、テレビが点かないはいつものことである勿論料金は支払っている上でのことである

今回もやっとのことでガスは点いたが、ネットもテレビもダメ
ネットは何をした訳でもないが、翌日に何事も無かったかのように開通
テレビは映像も音声もないままonにしておいたら、翌日突然凄い音量で映像が現れびっcinque giornate-3くりした
まあ見られるようになったので、原因は追求しない
何に関しても、なんでどうしてと疑問を持つとこの国での生活はストレスが溜まる
この国でストレスフリーで生活するには、原因は追求せず、「イタリアだから」で済ませる
これも10年以上日本とイタリアを行き来する生活から得た教訓である

こういう点も日本とは全く違う生活なので、生活モードも変換が必要であるPizza Tonno
頭が固いと到底暮らし難い
1+1は必ず2だと思っては生活は出来ない頭は柔らかく、柔らか〜〜〜く
1+1= 時には10でもいいじゃな〜い
(写真右:ピッツアトンノ。ツナのピッツアだ〜いすき初めて行ったお店だったけれどbuona)


madame_mizko at 18:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

March 17, 2016

いつも間にかミラノです!

ここのところ本当に日記がご無沙汰になってしまってごめんなさい

(写真:二枚共近くのスーパーマーケットマーケット1)で。右はイースター用の卵型のチョコレートが沢山並んでいる。)
予定よりずっと長い日本での滞在でしたが、ご無沙汰している間にエアーチケットを買って、その一週間後には東京を発ってミラノに戻ってしまいました

いやいや今回の日本滞在は内容が濃く、何だかいつもの一年分くらい動いた感があります

昨年から少しずつ模様替えをしていた東京、表参道のショールームもかなり店舗らしくなりました
常連さんだけにお知らせをして、その他の宣伝はせずに、先ずは不定期にこっそり()オープンさせてみたのですが、初めてのお客様にも恵まれて、沢山の商品を買って頂きました
宣伝無し、その上オープン日時もバラバラだったにも関わらず、運良く出会った方々とは、これこそご縁だと大変嬉しく思っております2016.3.17-3

皆さん、本当に有難うございましたこれからもMizkoとこのショップを宜しくお願い致します
(写真右:大きな丸ごとチキン。2.45kgで6.38€。グリル済みのもう少し小振りの丸ごとチキンは6€〜7€で買えます因みに東京、青山では3500円でした〜

皆さんがお帰りになる時に、商品を喜んで頂き、私に向けて下さった笑顔と、「また楽しみにしています」のお言葉をこれからの買付けの励みとして、またSpecialな素敵な物を買って日本に戻りますそして男性のお客様も増えて来たので、男性向けの商品も頑張って探します

皆さん、どうぞお楽しみに


madame_mizko at 23:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて