July 2014

July 29, 2014

ミラノNOW-Part 3 2014年7月29日 今年の夏信用出来ないものは?ミラノの青空!

DSC08577ほんと〜〜〜にいい加減にして〜〜〜〜〜〜と夏女Mizkoは空に向かって怒鳴りたくなるほど、変なお天気のミラノです

(写真4枚は全て7月27日日曜日ナヴィリオにて。私がミラノで一番好きな場所久々に一日中雨が降らず、夏らしいお天気でした。イタリアの夏はこうでなくちゃ〜〜

今のミラノは暑いそして寒い
一日の内で最高気温が35度、最低気温16度なんて気温差有り過ぎ
その気温差に振り回されていますDSC08567
気温差だけではなく、激しい雨に雷、強風なんでもあり

日本列島酷暑で睡眠不足の方も多いでしょう。
私も本日睡眠不足
でも熱帯夜が原因ではなくて、天窓を打つスゴイ雨音と雷音そして毛布だけでDSC08581は肌寒く良く眠れませんでした

(写真左:運河を走る船も観光客で一杯。)


今日はお昼過ぎから太陽が顔を出したので、窓全開にしたら風はなんだかひんやり〜直ぐに窓を閉めてしまいました
今日もMizkoは青空を信用していません

一昨日の日曜日は久しぶりに青空が広がり、大好きなナヴィリオのレストランの運河沿いの席であ〜これこそがミラノの夏だわんと楽しんだのも束の間…。

昨日もお天気になったので、買付けに出掛けて暫くすると、急に真っ黒な雲が広がってくるではありませんかそう思った途端にスゴイ勢いで雨が降り出しましたDSC08570

(写真右:ナヴィリオのレストラン。運河沿いの席で冷たいワイン…白にしようか赤にしようか…え〜〜い両方飲むぞ〜


カフェで雨宿りをして、止んだ途端に家路に急ぎ、もう少しで家という所で土砂振り
雨宿りしたくても月曜日でお休みのお店が多く、開いているお店は満席
自然現象と言えどももうMizko爆発丁度その時知らないオジさんが「今年の夏の天気はひどいね〜」と話し掛けて来たので、「ひど過ぎるインポシーブレ(不可能)インクレディーブレ(信じられない)イタリアの太陽は何処行ったのイタリアの夏は終わったの夏にこんなお天気、私だ〜っきらい」とオジさんに当ってしまい、一気に文句言ってしまいました〜あ〜〜でもすっきりした

こんなにずぶ濡れになったことは久しくなかったほどずぶ濡れで帰宅
雨と共に気温が一気に下がったので、大急ぎで熱いお風呂にドイツのバスソルトを入れて体を温めました

2014年ミラノはイタリアらしからぬ夏
ほ〜〜らやっぱり今日の青空も信用出来ないIMG_8408
空一面真っ暗になって窓ガラスが揺れるほどの雷音と共にスゴイ雨が降り出しました
小一時間降り続けて止みはしたものの、空には怪しい黒い雲が広がり、雷がゴロゴロと鳴り続けている(写真右)
気温19度で冷たい風が吹いている只今のミラノです
日本の酷暑にうんざりしている方々にミラノの冷たい空気を送りま〜〜す

まだまだこの信頼出来ないお天気は続きそう




madame_mizko at 21:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

July 26, 2014

ミラノNOW-Part 2 2014年7月26日いい加減にして!このイタリアの気まぐれ天気

日本は酷暑とのことですからReaderの皆さん、お体に気をつけてくださいね

この夏のミラノは、もう〜〜いい加減にして〜〜と言いたくなるほど、雨が多く気温の変化が激しい
今もあつ〜〜いお茶を飲みながらこの日記を認めています

NEC_3688本来ならこの時期は夜10時頃やっと暗くなり、夜の8時9時にはまだまだ太陽が燦々と照っていて、テラスでの一杯やディナーが楽しい季節なのに、今宵は半袖では寒い道往く人でセーターを着ている人もいました
(写真左:暑い時には風通しの良いテラス席で人間ウォッチが楽しいそして私にとって、ミラノファッションを知る大事なひとときでもありますミラノで有名なHappy hour。ドリンクを注文するとこうしたおつまみが付いて来ます
気温が35度くらいに上がったかと思うと、激しい雨が降り一気に気温は20度を下回るノースリーブを着たり、長袖着たり、冷たいビールを飲んだり、あつ〜〜いお茶を飲んだり一日の内で夏も秋もある感じです

いい加減にハッキリして欲しいと思う今日この頃のミラノですIMG_4979
こんな寒いイタリアの夏は、ミラノと日本を行き来して今年で丸10年…初めての経験です
この夏こちらにご旅行にいらっしゃる方は、どうぞ参考にして下さいね
(写真右:でもミラノの象徴ドゥオモはいつでも美しい

こうしている内にまた雨が天窓を叩く音が聞こえて来ました
酷暑の日本の皆さんには申し訳ないですが……ミラノの肌寒い今宵はあなたのお酌で熱燗飲みたいMizkoですそしたら心身共に温まるのに〜



madame_mizko at 21:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

July 21, 2014

ミラノNOW−Part 1 2014年7月21日イタリアの夏は何処行った?

ハ〜〜〜クションおっと失礼でも先程からMizkoはくしゃみが止まりませんNEC_3680
ミラノに戻って数日は東京と変わらぬ暑さだったのに、急に気温が下がり只今の気温20度ちょっと(写真右)

暑い日々の後にこの気温の低さは、さすがに寒く感じます
今日は遠くで雷も鳴り、ざぁ〜と雨も降りました
太陽が燦々と照るイタリアの夏は何処行ったの

暑い時には、イタリアの夏の風物詩()…東京でも考えられないほどイタリアの女子達は肌を露出していましたが、流石に今日はしっかり肌をカバーしています。

でもまあ寒くても、お金無くても(おっとイタリアに対して失礼)イタリア人は本当に元気環境に負けずにそんな中でもそれなりに人生を精一杯楽しむ……それがイタリア人の私が大好きなところ

今はご近所さんもバカンスに出てしまってとても静かです(写真右下:普段この辺りは車で一杯です。)NEC_3682

それに今はどこでもSaldiですよ〜ヤッホーお洋服が70%OFF買いたい〜〜
あ〜買付けも忘れていませんからご安心を
良い買物をして、皆さんにはお財布にやさし〜い価格でまたご提供出来るように頑張りますね
だから他で買わずに()待ってて下さいね〜

ミラノ滞在中には「ミラノNOW」と題してミラノの今の話題をいつものブログの合間にちょこちょことお話しますね。
Readerの皆さんも気分はミラネーゼでいてくださいよ〜〜〜
(ミラネーゼとは女性だけではなく、男性にも使います

寒いからMizkoはこれから赤ワインを飲んで風邪予防



madame_mizko at 19:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

July 18, 2014

スーパームーンを見逃すな!

私用で出掛けた帰りの車窓から見たお月様…「あれ〜月がとってもきれい今日満月だっけ」と即ネットで調べたら…7月12日スーパームーン
月が地球に最も近づいたときに、満月もしくは新月の形になった月の姿、またはその現象をスーパームーンと呼ぶとのこと。
「あ〜そうだったのね〜〜〜気付けてラッキー
急いで家に帰り、家の屋上で改めて夜空を見上げてみると、ため息が出るほど美しい月
そこで月光浴して、瞑想して…お月様のパワーにあやかってこれもしたいあれもしたいで忙しい夜でした
(写真:先月とある所でまたまた見つけました素敵なお店早速セルフ酒IMG_0570居心地が良過ぎてワインも飲んじゃいました〜〜〜

東京のような大都会で暮らしていると、月の光の有り難さを感じることがなかなか出来ません。
あんなに素晴らしい満月の夜も、お月見している人はご近所の屋上でも見掛けませんでした
神宮の花火大会では、どの屋上も賑やかになるのに

私が月の有り難さを知ったのは……
サハラ砂漠やナミブ砂漠、そしてボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、タンザニアなどのアフリカの国々のサバンナでキャンプした夜は、明かりは月の光頼りでした
ですからどれだけお月様に感謝したか分かりません。

またオーストリアのアルプスでは、山の麓で夕食を取り、つい食べたり飲んだりしている内に時間はそれほど遅くないのに外は真っ暗それも雪山山の上のホテルまで小一時間暗闇の登りの時には、月の光に本当に助けられましたマイナス20度近い雪山を照らす蒼い月の光は、寒さを忘れるほど美しかったです

ボツワナ、サヴティのサバンナでのキャンプでは、車内で寝ようと明かりを消すとハイエナが「へへへへへ〜」と鳴き、明かりを点けると鳴き声が止み、また明かりを消すと「へへへへへ〜」と鳴き出し、明かりを点けると止む…そんなことを何回か繰り返し、何だかハイエナにからかわれている感じがして頭に来たのでこりゃ〜勝負に出てやろうと思い(こういうところがMizkoっぽいのですが〜)明かりを消して、トヨタランドクルーザーの後ろのドアを「えい〜」っと勢い良く開けると……目の前には、熊かと思うほど大きなハイエナが、月の蒼い光の中でキョトンとした顔して私を見ていました。
こちらもその大きさにびっくりして直ぐにドアを閉めましたがそのハイエナの顔は忘れられません

そんな色々な経験から、私はよくお月見をします。IMG_6848
太陽も大好きですが、月の蒼い光はとても神秘的で、それにロマンチック私はよく夜空に月を探します。
厚い雲に覆われてしまった空から、私の目の前でみるみるうちに雲が薄れて月が顔を出してくれると、なんだか「お月様有り難う良い事ありそうでラッキー」っていう気持ちにもなります

都会の生活は忙しいですが、たまにはあなたも心静かにお月様を眺めてみませんか
お酒で一日のお疲れ癒すより、効果があるかもしれませんよ

次のスーパームーンは8月10日ですよ〜〜
今宵Mizkoはミラノの月を眺めています



madame_mizko at 23:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

July 08, 2014

七夕のような恋

七夕ですね〜〜皆さんのお願いは何でしょう…P7067910
(写真はMizkoが東京で一番好きな夏祭り。下町七夕まつりと入谷鬼子母神の朝顔市。両方一緒に楽しめます

私の人生には、人を心から愛することを教えてくれ、今のMizkoのamore(アモーレ=愛情)感に大きな影響を与えてくれた人が実母を初めとしています
P7067884その一人でもあるUさん…その人のことを私は毎年七夕に思い出します
(写真左:下町らしくあちこちで町内の飲み会していました。)
2010年の夏。私はUさんと忘れられない時間を表参道で過ごしました。
彼女の元気な姿を見るのがそれが最後になるとは思ってもいませんでした

出会いはもう15年くらい前になるでしょうか…
友人に誘われて行った彼女の舞台を見て、魂が揺さぶられるような感動を覚えて舞台を見ながら大泣きしてしまったのが出会いでしたP7067942

出会ってからは時に姉のようであり、私が母を亡くしてからは、母親のような優しP7067919さで私に接して下さいました

沢山の男性ファンをヨソに、私が日本に帰国する度に自宅に招いて下さり、「おかえりなさい。」といつも笑顔で私を迎え、美味しい手料理と、僭越ながら彼女のお酌でのお酒が楽しみでした
「Uさんの男性ファン達にこんなことをして頂いているのを知られたら、私なぐられちゃいますよ〜〜〜」と私は言ったものでした。
最初に言っておきますが、彼女も私も恋愛対象は100%男性です
しかし「Mizkoさんもっと飲んで〜〜〜」とぴったり私に寄り添い、色っぽくUさんに言われ、色っぽくお酌をされると、私はへろ〜〜としてしまうのは事実でしたP7067948

P7068015私達が語るのは、いつもamoreでした

彼女は恋をしていました
その恋のお相手とは諸事情あり、一年に一回だけ会うという仲とのこと。
「365日の内たった一日だけ会うだけなのに心身共に満たされて、他の364日を会わなくても過ごせるの。」と彼女は言いました。
その時私は先ずは「へえ〜〜〜〜〜」と驚いてから、「まるで七夕のような恋ですね。そんな恋も本当にあるんですか〜〜」と言いました。
そんな関係を何年も続けていらっしゃいました。
それから私は彼女の七夕のような恋を七夕の日に思い出します。P7068034

年上の大人の女性のそんな恋がその頃はまだまだ解らなかった私ですが、一歩一歩P7068037彼女の年に近付いてみると、そんな恋の存在も少しは解るようになって来ました

最後に楽しく過ごした表参道でのおデートでも七夕のような恋のお話をして、和食やさんで日本酒をご一緒した後は彼女が私の腕を取り、腕を組みながら表参道を歩いて「じゃあまたね〜」と笑顔で別れました

その5ヶ月後…病気ですっかりやせ細って酸素ポンベがなければ声が出ないUさんに会いました。
それから2ヶ月後彼女はこの世を去りましたP7068074
(写真下:鬼子母神)
P7068047確かに可愛がっても頂きましたが、こんなにも魂が引かれる相手だとは、彼女が亡くなってから知りました。ですから私はよく彼女のお参りに行きます。
行くと彼女の声を心の中に感じます。
Mizkoさん、いらっしゃ〜い。また来てくれたのね〜。
今日一緒の人はだあれ?(その人に対して)いらしてくれてありがとう。あらもう帰っちゃうのまた来てね〜

七夕のような恋…きっと今宵彼女の魂は愛する彼の元に行っているに違いないでしょう
そしてそれは私の七夕のお願いでもあります。Uさんが今宵愛する彼に会えますように
合掌。



madame_mizko at 00:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日本にて