June 2011
June 27, 2011
Mizkoから皆さんへメッセージ
写真:21日Mizkoのバースデーの装いは、アニエス・ベー青山店の店長のお勧めの背中が開いた黒のドレス。
(アニエス・ベー青山店の皆さ~ん!日本にいる時より紐を緩めて、かなりオープンにして着ちゃいました。ここはミラノ。このくらいフツ~~ゥ!!)
靴はミラノで以前ゲットしたマックスマーラーの12センチのピンヒール。
髪とメイクは、この日記でも御馴染みのAlberto。メイクは皆さんが「誰?これ?」と思うくらいに別人のようなので秘密!後からは見えませんが、髪も左側の前髪の立ち方が半端じゃない!!髪もメイクもミラノならではの出来。それにドレスにも合っていたのでは?!
そしてAlbertoの粋なはからいで、このヘアーとメイクは彼からのプレゼント。
行き先はアルマーニ「ノブ」。ジョルジオ君(アルマーニ)もいました。
(ミラノ6月27日)
遅くなりましたが、改めまして、バースデーメッセージを下さった皆さん、有難うございました。
久々にミラノで迎えたバースデーです。
日本の友人知人の皆さん、それに地元表参道、青山のMizkoの御馴染みのお店の皆さん・・・・・いつも変わらない心で迎えて下さる皆さんがいて下さるので、どんなに遠くへ飛んで行っても、日本は私にとって帰りたい場所です。
本当にいつも有難うございます。皆さんとの出会いに心から感謝。
そしてお会いしたことがなくても、一個人でしかない私の日記を読んで下さっている皆さんに感謝。
私に命を与えてくれた両親に感謝。
私に、人を愛することを教えてくれ、人を愛し、守り抜くには、タフでなければならないことを教えてくれた母に感謝。
今日と言う日を生きられること、女性として生まれて来れたことを神様に感謝。
そしてこれからもMizkoの人生は、アモーレ、パッション、好奇心、チャレンジ、それにアドベンチャーをテーマに元気にパワフルに前に進んで行きたいと思っています。
(ここ数年はアドベンチャー不足でした。)
そしてあなたの心の片隅に、ちょっとでもスペシャルな存在として置いて頂ける様に精進して行きます。
どうか皆さん、これからもMizkoを宜しくお願いします。
Mizkoの胸いっぱいの感謝の心を込めて…Baci e abbraccio。
そして最後に、私達の日本が、前のように誰もが安心して暮らせるような国になることを祈ります。
June 21, 2011
June 20, 2011
Alberto Magic
写真:ミラノで見つけたキュートな靴…Mizkoに似合うかな~~~
(ミラノ6月20日)
Readerの皆さんCiao!ミラノは今日も暑いですよ。気温もとうに30度を越しています。
前回はミラノでお世話になっている美容師さんのAlbertoのお話をしましたが、本当に
毎回彼のお店へ行く前と後…Before Afterでは、全然男性の反応が違います。
男性の視線もぐっと多くなるし、イタリアでは、信号のない横断歩道で歩行者がいても止まる車は先ずいません。そんな中、車がぴたりと私の前で止まり、中の男性ドライバーが笑顔と共に手でどうぞと示してる。
顔見知りとなると、態度があからさまに違います。
いつもは無愛想なウエイターがぺらぺらと話し掛けるし、いつもの値段でいつもより良いスプマンテを目の前で開けるし、おつまみもかなり多目だし…。
長年通っている近所のカフェのボーイズ達(一昔前に”男の子”だった連中)になると、大騒ぎ。「服も髪もとっても似合ってるよ!」「いつもよりずっとキレイだあ~~!」と私の手を取ったり、いつもよりべたべた多目にホッペにチューしたり、挙句の果てに一人が、「今日のスプマンテは僕のおごり!」…。
でもいい時ばかりではないんですよ~!
デートをしたこともない仲のただのカフェの男性すら、「この服じゃなくて、この間の黒のワンピースを着てよ!」「髪はこの間みたいにアップにしてよ。」とか自分好みで勝手なことを言いますから。私の名前も知らないくせに。(Mizkoの心中…(こんな歌詞がありました。)アンタ私の何なのさあ~~?)そう……彼らの評価は厳しいです。
男性だけではなく、女性も厳しいですよ。
会った途端に、挨拶の前に「顔むくれてるよ~~!太ったの?それとも飲みすぎ?」とか、高いベージュのレインコートを着ていたら、日本語を話すキュートなミラネーゼの彼女が、「Mizko,このコート、オヤジみたいだね!日本のオヤジ,皆こういう色のコート着てるじゃ~ん!」とか。(オヤジみた~~い???あ~~これにはMizko参りました。あれ以来そのベージュのコートは着ていません!!!)
まあこれまたファッションの町ミラノだからでしょうか???
東京で暮らしていても、表参道という土地柄から、そうそう手抜きのお洒落を普段からしているMizkoではないと思いますし、私には、この日記でもご紹介したファッションへの力強い協力者もいてくれるのですが、ここの皆さんのきびし~~い評価の中で、自分のセンスが磨けたらと思っています。
またこうしたはっきりした意見や反応を沢山聞いたり見たりすることにより、何が自分に本当に似合うのかも分かります。
”スキ=(イコール)似合う”ではありませんからね。
良い反応を見ることで、またお洒落をする甲斐も出てきますしね。
(ファッションもアモーレも”スキ”だけじゃだめ~~!)
それにしても、これだけBefore afterで私を変えるのを、私はいつもAlberto Magicと呼んでいます。
June 17, 2011
Mizkoのミラノの美容師さん
写真:今ミラノは、緑、緑、緑!!!
私の好きな色じゃないけれど、一度試着してみようかな~~?物は試しに。
(ミラノ6月17日)
今日のMizkoはちょっとミラネーゼ風?
と言うのも、半年振りにAlbertoの所に行きました。
Albertoは私がお世話になっているミラノの美容師さん。
スタッフの不調あり、地震ありで、前回の日本滞在は予定以上の6ヶ月もの長逗留となり、ミラノに戻ってからも半年振りの我が家は、あれこれとすることもあり、やっとAlbertoの所に行けました。今回の大震災直後もメールをくれましたが、心配を掛けました。
Albertoは、3度目の私の海外生活の中で、やっと見つけた海外での信頼してお任せ出来る美容師さんです。
出会いは……私がいつも買う化粧品店の”お姉さん風な態度のお兄さん”からのご紹介。
私の目の前で、直ぐにAlbertoに電話を入れてくれました。
「Mizkoという日本人が行くと思うからよろしくね~。」と。
(いつもスローペースなイタリア人ですが、こんな時にはとてもスピーディなんです。)
お店の名前は、Trestudio。場所はCastello Sforzesco (スフォルツェ城)の近く。
お店の入り口ドアは、セキュリティーのため鍵が常時締められていて、ガラス越しで中の人が確認してから開けてもらいます。
初めて会った時からはAlbertoは気持ちの良い人でした。
先ずは予約を取りに初めてお店に行った時、ガラスの向こうで私の姿に気付くと直ぐにドアを開けてくれて、私が挨拶をする前に、彼は「あ~Mizkoだね!待ってたよ!」と笑顔で言いました。
そして初めて髪をやってもらった時から、とても気に入りました。
カラーの希望は一応私に聞きますが、最終的に決めるのは彼。
切るも切らないも、決めるのは彼。
最後の仕上げとなると、初めから私の希望なんて聞かない。
私の顔をじっと見つめて、彼のイメージで作り上げるんです。
それが毎回違うんです。
それにBefore After で男性の視線がまるで違う!!!
(それでイタリア男性の女性への評価の厳しさを知ります。)
今の私はAlbertoに任せておけばキレイにしてもらえる…という安心感があるので、素直に彼に従っています。
今回も、「少し髪を切って」と私が言うのではなく、「髪切るの?」と私が彼に聞くんです。
「うん、切る。」と彼が答え。私はAlbertoのセンスを100%信頼するだけです。
日本では有り得ないほど、仕上げに男性の力で思いっきりブラッシングをされ、私の首は360度振り回され、時々Alberto に「大丈夫?」と聞かれ、「大丈夫!」と答えて耐えた仕上がりには大満足。
スタッフTにもショットを送ったら、好評でした。
「東京でもこれなら”もて髪”ですよ!」と言われ、東京でもこんな髪のMizkoを見て頂きたいですが、日本男性の中には私がハゲにでもしない限り、ヘアースタイルの変化を見抜けない人もいますからね~~~(Mizko,ここで大きくため息)。
来週は、Albertoにヘアーに加えてメイクもしてもらうことにしました。どんなMizkoに変身出来るか楽しみ♪♪♪
ここでAlbertoのお店のHPをご紹介しますね。
ご興味のある方は是非ご覧になって下さい。FACE BOOKの彼の写真…ちょっと怖い!
でも本来は優しいんですよ。
http://www.trestudiosrl.com/
このお店のスタッフも皆本当に気持ちが暖かく良い人達で、時に腹立つイタリア生活も、ここの皆さんのような人柄の人々に、励まされたり、慰められたりして、最終的にイタリア生活の悪い面もカバーされて、バランスが取れて生活出来るのです。
June 15, 2011
イタリア生活も大変!
写真:ミラノのシルバーアクセサリーやさんのドアです。
このワニ君、ワイルドアニマルファンのMizkoのお気に入り。
(ミラノ6月14日)
やっと長いかった悪天候から脱出???
ここ数日は夏日です。14日も35度。
夏女Mizko…やたらと元気一杯です。
前回はミラノに住む楽しみをご紹介をしましたが、今回は楽しいだけではないミラノ生活をお話しますね。
先日、郵便局から書留一通出すのに、掛かった時間は2時間!そんなことは度々です。
イライラして、何でこんなに時間が掛かるの?と思ったところで、「イタリアだから」なんです。
ミラノに住み始めて間もない頃、ボーダフォンで携帯を買った時のこと……
メールの操作方法が分からなかったので、店員さんに聞くと、「僕も分からない。だって携帯でメールしないから。」というのが回答。(はあ~~~???)
「あなたじゃ話にならないから、上の人出して!」と言って出て来たのが、「僕もわかんないわ~~~。電話しかしないも~ん。」(あっちゃ~~今度はゲイか~~~!)
もう全く話にならないので友人に教えてもらい、一件落着。
これまた、「イタリアだから」。
こんなことが日々の生活にいくらでもあります。日本の生活ではスムースに済むこともここでは一仕事。時と場合によっては、ただ黙って我慢しているだけではなく、しっかり意見を言って、態度で示して・・・・・何故こんなことでこんなに熱くならないと、事が進まないんだろう?と思うことも常です。
ですから、東京の生活以上にエネルギーを使っています。
地下鉄に乗れば、何時も東京並みに混んでいます。
ドアが開いた途端に車内になだれ込んで来て、突然涙が流せる人。
「女房も子供も病気です~~~!お金くださ~~い!」
あれだけ都合よく涙が出るのには、呆れてしまう。
あちらの隅では、中年のカップルが、この世の終わりのように熱烈にキスして陶酔している。
これぞ「最後の晩餐」か???
横の若い男性二人はラブラブで、髭モジャの男性が甘ったれた声でもう一人の男性に話しかけている。
もう一方の男性は、その髭モジャの男性を、可愛いな~~という感じで、優しい瞳で見つめている。
そして車内は多国籍、多民族、多宗教の乗客で、何だか分からないにおいが漂っている。
憂鬱な気分でいると、私の耳元で甘ったるく「ちゃ~~~お~~~!べ~~ら~~~!」と知らない男が言い、即興で作曲して(?)「あも~~れあも~~~れ!」と歌い出し、ぞっとする。
東京では決してする必要の無い嫌悪感丸出しの顔をその男に向けて、もう日本語で、「うるさい!!!」と怒鳴って、その場から離れる。
そして混雑の中、スリやひったくりに気をつけることも忘れない。
一度地下鉄に乗り、15分間の乗車時間内の模様をお伝えしました。
とてもとても車内で寝てなんかいられません!
表参道を行き来する地下鉄とは大違いです。
14日もたっぷりエネルギーを使ったので、これから寝ます。
Readerの皆さん、おやすみなさい!zzz