April 16, 2025
Mizko's Via Marcona 15th anniversary❤️
シリーズ『日本人なのに日本でカルチャーショック?!』は今回はお休みして…
スタートから15年…正直なところ「え〜〜〜まだ15年しか経ってないの〜??」という感じです。
この間の経験値を考えるともう何十年も経ったような気がします。
また今年は特別な年で、スタッフTerraとPescaがこのショップで働いて丸10年になります

確かにコロナ禍では会うこともできませんでしたが、私達は毎月一回はリモートで会い、展示即売会が開催出来なくても、Mizko's Via Marconaは決して止めずに来ました。
そしていつ開催できるか分からぬ次回の展示即売会への心の準備をして来ました。
先ほど携帯に入っている2016年からの写真を見直しました。
懐かしく思いながら見ていて気付いたのは、その頃お客さんだった二人が今ではスタッフになってくれて、それがBiancaとMarinaです。
決して楽な道のりではありませんでしたが、この15年間頑張れたのはお客様から頂ける最高のご褒美‥「皆さんの笑顔」でした

お客様に恵まれ、ギャラリーに恵まれ、スタッフに恵まれ、本当に幸せな15年間でした。
改めてこの特別な日に、そのお一人お一人に心から…
有難うございました
感謝の気持ちでいっぱいです。

そしてこのショップの底辺にあるミラノ生活🇮🇹
ミラノと東京の行き来をして今年で23年。私に生きるパワーを与えてくれるここで生活。
ここの皆んなとのご縁にも心から感謝しています

さて2025年京都展示即売会は11月27日(木)〜30日(日)です。
スタッフ一同既に準備に入っています。
私は今回も円安に負けず、ミラノを歩き回り、買付も頑張っています

たった4日間の開催ですので、今からスケジュールに入れておいて下さいよ〜

世界もガラリと変わり、日本もガラッと変わりました。
そんな中でMizkoは変わらず…ではなく、どんどん変化し、どんどん進化していきたいと思います。
どうぞこれからもMizkoとMizko's Via Marconaを宜しくお願いします

madame_mizko at 21:06|Permalink│Comments(0)│
April 12, 2025
日本人なのに日本でカルチャーショック?!京都編Part3
写真:ある日のMercato(路上マーケット)にて。
私の大好きなお店が出始めました
このお店が出ると、春というよりも”夏”を感じます
今年もカラフルで素敵なサマードレスがいっぱい
海に行きたくなる




まだ暑かったり寒さが戻ったりの日々ですが、昨日の電光掲示板には28度と出ていました。
さあ〜〜呆れる話はまだまだ続きます

例のホテルの外国人スタッフによる「自分で勝手に決めたルールの押し付け」ですが、更に呆れるのは、それから暫くしたある日、スタッフの運転で天橋立に日帰りで行きました。
フロントの方に(この方はしっかりした日本人スタッフさん)お掃除をお願いして出て来たものの、車内で、「起こさないでください」の札をドアの外に出したままだったことを思い出し、車内からホテルに電話をしました。
私:札を出したままですが、先ほどお願いしたように今日はお掃除をお願いします。
男性:出来ません!前日の朝10時までに言わないと掃除はしません!
私:またあなたね〜〜〜その件については、あなた独自の判断ということで、マネージャーさんと他の日本人スタッフの方から謝罪して頂きましたよ!
私:(男性が半ば不貞腐れている感じだったので)今日は必ずお掃除をしておいてくださいね(と念を押して電話を切った)
運転しながらそのやり取りを聞いていたスタッフPesca:あ〜〜また”アイツ”ですか〜〜〜
私:そうよ、あの男!”アイツ”よ〜〜!そんなこと言うのアイツしかいないわよ!!!
ホテルに戻ったら、丁度マネージャーさんが鍵を渡してくれたので、電話の件を言うと、
マネージャーさん:えっ〜〜〜〜〜またですか???あれだけ注意したのに!!!大変申し訳ございません。
私:日本語が話せるだけで、日本人のメンタリティやマナーは理解出来ていないでしょうね。
Mizkoの独り言…2度とは”どんだけ”自分のルールを押し付けんのよ〜〜〜

荷物が引越し並みにあるので、マネージャーさんが取りに来てくださいました。
その後ろを見るともう一人見覚えのある男性がいました。
今のマネージャーさんの前任者です。
男性:(私の苗字)様お久しぶりです。お泊まりだと言うことを聞きましたので、お挨拶に参りました。
お荷物は二人でお運びします。
私はお二人の姿を見て何だか胸が熱くなりました

きちんと綺麗にスーツを着て、磨かれた靴、そして何よりも姿勢を正し、両手を前に重ねて人の話を聞いているその凛とした姿。姿だけではなく、お話の仕方も礼儀正しくお上品で、これこそがホテルマンだと思いました

私はそれを言葉にしないわけには行きませんでした。
宅急便行方不明の一件もご存知で、「私がきちんとタグや伝票を確認して出しますので、ご安心ください」と言って頂きましたし、このお二人の姿勢と言動で、この3週間のホテルでのマイナーな印象が癒され、来年のお約束をして、お二人に見送られてホテルを後にしました。
心から思いました…絶対に消えないで欲しい、日本の本物のホテルマンとおもてなしの心

次は大阪編です。
しかも呆れる相手は接客する日本人でした

madame_mizko at 18:23|Permalink│Comments(0)│
April 05, 2025
日本人なのに日本でカルチャーショック?!京都編Part 2
京都編Part 2(※Part 1をまだご覧になっていらっしゃらない方は、Part 1からご覧下さいませ)
写真:新緑が美しいミラノ。今の季節は歩道に出ている外の席が心地良い。
数日前に見つけたカフェ…緑に囲まれていて最高
勿論冷えたスプマンテを頂いた


仕事での長期滞在ですから、五つ星の優雅なホテルなんぞには滞在出来ませんが、これまでたくさんのホテルに泊まってはみましたが、ギャラリーに近く一番立地が良いのと、お部屋の広さ(40平米)、ビジネスホテルにも拘らず洗面所別、トイレ別の洗い場のある広いお風呂場、そして対応の良い代々のマネージャーさんがいらっしゃる為に何年も同じホテルでお世話になっています。翌年まで荷物のお預かりもして頂いているくらいです。
しかし





スカーフを被った外国人で日本語も英語も流暢だけど〜
‥の女性

アメリカ人で日本語も英語も話せるけれど〜
‥の男性

この3人がフロントに並んで立っていても、私にとってはあまり意味がないと滞在直ぐに悟りました

一週間過ぎても二週間が過ぎても、ホテルに帰った時には、その都度毎回毎回名前と部屋番号を言って「鍵を下さい」と言わなければ、何のアクションも無い

その以前におはようございますなどの何のご挨拶もない
こちらがしてもろくに返事もない


ただいつもぽや〜〜〜んとして立っているだけ

3人組:お互いの顔を見合わせているだけ。
暫くしてやっとスカーフの女性が小さな箱を持って来ました。
私:あの〜もうちょっと大きい箱はありませんか?(と言った途端、言ってもどうせ分からないだろうと思い)ああいいです、いいです、これで。でもガムテープをください。
3人組:またまた顔を見合わせて、どこどこ??と3人で探し、やっと見つけて私に渡しました。
私:それから伝票もください。
3人組:でんぴょう???でんぴょうですか???
私:宅急便を出す時は伝票がいるじゃないですか?その伝票ですよ。
(いちいち説明するのがめんどくさくなったので)他の日本人のスタッフの方を呼んでください。
(そしてその日本人のスタッフさんに伝えて、直ぐにもっと大きな箱と伝票を受け取りました)
一個の宅急便を出すのに、3人揃っていても(そこには日本人男性スタッフもいるのに
)進まない


3週間が経った頃、このホテルのお部屋はそのままで、郊外で一泊しました。
3人共が無言で立っているので、「で??何か言うこと、することない?」と言う意味合いで、首を傾け左右の腕を広げました。
3週間何度も顔を合わせているわけですから、もう流石に「お帰りなさい」と鍵が出てくるかなと思ったら、スカーフの女性が「いらっしゃいませ〜〜〜」と言い、チェックインをさせようとしました

それとほぼ同時に奥の事務所から日本人スタッフさんが飛び出して来て、「(私の苗字)様お帰りなさいませ」と鍵を私に渡しました。もう呆れ切ってしまいました〜〜

確かにビジネスホテルですが、3週間滞在してこのお粗末ですよ〜そして一泊4万円もする日もあってこれですよ〜


別の日に今度は日本語堪能なアジア人のスタッフ男性。
私:(館内電話で)今日はこれから出かけますからお掃除をお願いします。
※室内に荷物も多いので、毎日清掃はお願いせず、清掃希望日の朝直接私からお伝えすることが長年ホテルとのお約束になっています。
男性:今日は出来ません。
私:えっ?何でですか?
男性:清掃をご希望の場合には前日の午前10時までに言ってもらうんです。
私:もう何年もこのホテルを使わせて頂いていますが、今初めてそんなことを伺いました。
勿論それが新しいルールであればご協力はしますが、チェックインの際にもマネージャーさんとの何回ものやり取りからも伺っていませんし、HP、お部屋、エレベーターの中、その他でもそうしたお知らせは一切見ていませんが…。
男性:でも人手が無いんです
(と強い口調で言いました)

私:It's your problem
not mine
(とこちらも負けずに強い口調が英語で口から出ました)



それにルールを変えたなら事前にお知らせを頂かなければ納得いきません!マネージャーさんとお話しさせてください。
私は一階のフロントに行きました。
そこには既にマネージャーさんと前からの存じ上げている日本人スタッフさんがいて
「今電話での彼の話を聞ていて、本人にすぐ確認したのですが、大変失礼な言動をお許しください。」
と謝罪を頂きました。そしお話を伺うと、そんなルールは全くなく、そのアジア人男性が望む勝手に決めたルールでした
呆れませんか


日本の国でホテルに泊まり、そこで働く(ボスでもない)一人の外国人が”勝手に決めた”ルールに何で日本人が振り回されなきゃいけないのよ
〜〜それが私の正直な気持ちでした。
まだまだ呆れちゃう話は続きます

※注意
今回のようなことはビジネスホテルだからではありません。

私の多くのホテル滞在の体験から、『おもてなし』はホテルの星の数には全く関係なく、そこで働く人々の心次第です
それはホテルだけではなく、全ての接客業に言えることでしょう。

madame_mizko at 18:27|Permalink│Comments(0)│