オーストリア•ウィーン

September 28, 2016

Trip to Vienna part 4 ウィーン滞在日記最終章

2016年10月京都展示即売会お知らせ
10月27日(木)から30日(日)京都、ギャラリーみやがわにて、秋の展示即売会を致します
詳細は後日お知らせ致します
京都、そしてお近くの方々は勿論、お近くではない方も()京都にご旅行がてら、どうぞお遊びにいらっしゃってくださいませイタリアで充電したパワーと、アモーレ一杯の新商品を持ってMizko参上致しますお楽しみに

IMG_0736さてウィーンの旅のお話を3回に渡りして来ましたが、IMG_0728ウィーンは見所が豊富ですし、美術館の出展数もとんでもなく多いので、一週間の滞在もアッという間で、ましてや日記ではご紹介し切れません

最終章では、ウィーンで買い付けたSpecialな商品をこの日記をご覧の方だけにご紹介しますこの商品は、上記の京都展示即売会でお買い上げ頂けます

今回のウィーン滞在で、Oesterreichische Galerie(Schloss Belvedere),オーストリア•ギャラリー(ベルヴェデーレ宮殿上宮)とHistorisches Museum der Stadt Wien,ウィーン市歴史博物館へも足を運びました(写真左上&右上:Schloss Belvedere、ベルヴェデーレ宮殿。上宮から下宮が写真左上のようの遠〜くに見えている
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IMG_1009オーストリア•ギャラリーではKlimt(クリムト)のDer Kuss(接吻)を、ウィーン市歴史博物館では、Emilie Floege(エミーリエ•フレーゲの肖像)を鑑賞しました

その後ウィーンのお気に入りカフェで見つけたケーキ。よくご覧くださいませはい、クリムト『接吻』が描かれています

そして写真右は、ウィーンの王宮にお店を構える私の大好きな『Maria Stransky(マリア•IMG_1011シュトランスキー)』のPetit Pointプチポワンです
IMG_1043
「方眼紙の元絵は帝政時代から伝わる貴重な宝物。大きく拡大された方眼紙の元絵を前に、ルーペを通して100分の1ミリ単位の手仕事で、1点ずつ丹念に針を差し込みます。気の遠くなるようなひたむきな作業の繰り返しによってのみ、絵画では得られない、遠くからでもくっきりと浮かび上がる華やかな文様が生まれます」…お店の説明ですが、写真の額に入っている刺繍は説明通りで素晴らしい
安い機械仕上げのプチポワンも出回っていますが、こちらのは正に芸術で、IMG_1039お店自体が美術館のようです。私はウィーンに行く度に寄ります
FullSizeRender写真右はthe most expensive petit point bag( €9500)at Maria Stransky

そこで今回はそんな素敵なマリア•シュトランスキーのお店から一点だけ買って来ました(写真左)
この柄に見覚えがありませんかそうですクリムトの『接吻』の柄ですペンダントトップだけの販売ですが、ちょっとチョーカーリングをつけてみました。こちらはおまけでつけますね
klimt
写真右
は、ベルヴェデーレ宮殿で見つけた『接吻』の小皿です数量限定商品でこちらも一点だけ買って来ました。オーストリアの芸術に満ちた商品をどうぞお楽しみに
ミラノもだんだんと秋めいて来ましたこれからは買付け商品をご紹介して行きたいと思いますので、こちらもお楽しみに〜


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September 18, 2016

Trip to Vienna part 3 Kunsthistorisches Museum 美術史博物館

IMG_0576さて今回は、前回の自然史博物館の正面にあり、全く同じ建物の美術史博物館IMG_0930に参りましょう(Foto:left & right - Kunsthistorisches Museum、美術史博物館)


絵画だけではなく、貨幣やメダルコレクション、それにエジプト、古代IMG_0890ギリシャ、ローマも彫刻美術などもあり、兎に角ここも一日二日では見 切れないので、ウィーンに行く度に訪れています
ヨーロッパに住む楽しみは、世界的に有名な芸術が身近にあることです
(Foto:left - The Hunters in the Snow、雪中の狩人/Pieter Bruegel)
クラシック音楽やオペラは勿論ですが、絵画鑑賞…休憩には、IMG_0835私はシャンパンを頂きます(Foto:right - Cafe、館内のカフェ自体も見る価値があります)
IMG_0915(Foto:left - Madonna in the Meadow、草原の聖母 /Raffaello)
鑑賞目的だけではなく、もっと広い見方で、それに関わる時間全てをあくまでもオシャレに楽しみます

随分前初めてドイツ、ミュンヘンにあるアルテビナコテークに行った時、夜に特別会場があり、男性はタキシード、女性はロングのformalドレスに身を包み、誰もが片手にシャンパングラスを持っていました。IMG_0907
IMG_0887今まで見た事もないStyleの絵画鑑賞に感動しました

(Foto:left - The Tower of Babel 、バベルの塔/ Pieter Bruegel. Foto: right - The Art of Painting、絵画芸術 /Johannes Vermeer)

IMG_0844矢張り芸術には、豊かな気持ちで臨みたいものです
(Foto:left - The Death of Cleopatra、クレオパトラの自殺/Guido Cagnacci)
左の写真の絵はMizkoのお気に入りの一枚ですMy favorite
IMG_0978
贅沢とは…人それぞれ価値観が違いますが、私にとって、最高の芸術に囲まれながら、IMG_0911一杯のシャンパンを静か~に一人飲む…最高に贅沢なひと時です
(Foto:left - Archduke Leopold Wilheilm in his Gallery at Brussels,ブリュッセルにおけるレオポルド=ウィルヘルム大公のギャラリー/Davi Teniers. こちらも Mizkoのお気に入りの一枚right - Salt cellar、塩入れ/Benvenuto Cellini)

何と写真右は金と部分的に七宝を使った塩こしょう入れです海の神ポセイドンと大地の神テーラが向かい合っています。海の塩を採取する小舟と、胡椒のための小さな神殿があり、贅沢とは切りがありませんね〜
IMG_0995IMG_0991自分の中でとっても受けたのが、左右の像   
ドイツのGregor Erhart(グレゴール エアハルト)作の「若い夫婦の像」…と思ったら、二人の後にお姑さんも全裸でいた〜
それがMizkoの第一印象だったのですが、この像の正しい解釈は…「移ろいやすい人生の空しさを表現したものである。若者と少女によって象徴される美に対して老醜が対置され、全体が人生の果敢なさの偶像となっている」とのことです(ウィーン美術史博物館文化史のプロムナードより)。「果敢なさ」より一人爆笑してしまったMizkoでしたう〜〜ん芸術とは奥が深いさ〜あ勉強勉強


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September 14, 2016

Trip to Vienna part 2 Naturhistorisches Museum自然史博物館

FullSizeRender[4]ミラノもミラネーゼがバカンスから戻り、賑やかになって来ましたが、IMG_0585
長期のバカンス疲れか店員さんの仕事のやる気の無さも感じます
まだまだ秋の気配は感じられず、本日も電光掲示板の気温は36度でした
(Foto :all*Naturhistorisches Museum 自然史博物館)

さてウィーンも連日かなり暑かったですそんな時には美術館や博物館巡りがぴったり
オーストリアはドイツ語圏ですが、ドイツのドイツ語とはまた違いますし、メンタリティーも違います。外国人観光客が多いので、どこでも英語は通じますよ〜

IMG_0636何度もウィーンを訪れながらも、町中が美術館の様なウィーンでは、まだまだ行ったことのない美術館や博物館は多く、初日は絵画ではなく、Mizkoのショップでもストーンを扱っているので、石のお勉強を兼ねて先ずは初めての自然史博物館へ

石に興味があると言ってもその展示の多さに〜〜〜IMG_0638(Foto:left)
IMG_0635お隣の部屋もその次のお部屋も石、石、いし〜〜〜
大好きなインカローズも、日本ではお目にかかれない真っ赤な色(Foto :right)
117kgのトパーズ(Topaz)にはびっくり(Foto: left)IMG_0597 copy

『オーストリアで最も大きな博物館の一つであり、約3000万点の収蔵品を誇る。世界でも主要な博物館の1つとされる。』(Wikipediaより)
自然史博物館は、マリア•テレジアの像を挟んで美術史博物館と向かい合って建つ同じ形の建物です。
彼女の夫フランツ一世のコレクションが基礎になってるそうです。


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September 12, 2016

Trip to Vienna part 1ウィーンでちょこっ〜と一人暮らし

Readerの皆さん、ご無沙汰してごめんなさ〜い実はアルプス山脈を越えて再び旅に出ておりました

IMG_0531旅先の一カ所、ウィーンのお話をしますね。IMG_0454

9月4日、丁度私がウィーン滞在中に、27年間続いたオーストリア航空が、日本からのウィーン便を最後とし、日本から撤退という残念なニュースがありました

私の長いヨーロッパとのお付き合いで、ウィーンは、人生に一度は訪れて頂きたいヨーロッパの町の一つです。これだけ「豪華」「華麗」という表現がぴったりの見所が沢山ある町も少ないです
ウィーンの町は9月に入ったと言っても、世界各国の旅行者で溢れていました。

今回はちょっと久しぶりになってしまいましたが、ウィーンは見所が多いので、度々行っています。
今回の滞在は一週間。前回同様にアパートメントを借りましたFullSizeRender

FullSizeRender[3]ヨーロッパにはこうしたバカンサ用のアパートメントやハウスが沢山あり、殆どの生活用品が揃っているので、直ぐに暮らすように滞在出来ます

ホテル暮らしも良いのですが、ちょっとだけでも暮らした気分を味わえ、なかなか楽しいものです
決してホテルより安上がりという訳ではないので、私はその時の自分の旅のスタイルに合わせて選びます。

前回はオペラ座のすぐ近くでしたが、今回は好立地のシュテファン大聖堂のすぐ近くに見付かりました
(Foto:right side:Stephansdom、シュテファン大聖堂。left side:Peterskirche, ペーター教会。先ずは旅先の神様にお祈りへ。)

到着時間を伝えると、管理人が迎え、お部屋を案内され、鍵を渡されてそれで終了
出発する時に、部屋のテーブルの上に、鍵と一緒に宿泊リストに記入して置いておけば良し
ネットで予約時にクレジットカード支払いをし、予定のチェックアウト日は悪天候で出発出来ず、延泊分もテーブルの上に置いておいてくださいと言われました。
用事があれば、管理人またはオーナーが同じ建物内にいるので、直ぐ来てくれて安心IMG_0457

IMG_0541キッチンダイニング、バスルーム、お手洗いは別、広いお部屋にベッドとソファーがあり、調理道具一式から食器、エスプレッソマシーン、キッチンペーバーからサランラップ、ふきんに雑巾、掃除道具一式、各種洗剤までありました

これからちょこっと一人暮らしを堪能するには全く文句なし

前回のウィーンの旅の目的は「ハプスブルグ家」について知りたいということでしたが、今回の目的は「絵画鑑賞」次回は、美術館巡りをご一緒に



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October 01, 2012

音楽の都ウィーンの楽しみ

ウィーンでコンサートには何回か行った事もありますが、今回はそんな気になれません
と言うのも、今ウィーンは凄い観光客の数です。

モーツァルトもヨハン•シュトラウスのコンサートも観光客相手という感じが丸見えで、気持ちが萎えます。
街にはコンサートのチケットを売る偽モーツァルトがあっちにもこっちにも29 Vienna-3
歩いていると彼らのコンサートへの呼び込みが凄くて、嫌になっちゃいます。

そんな中オペラもなんだか行く気になりません。

しかし9月中には、毎夜オペラ座の外のスクリーンに劇場中継がライブで映し出されます。それも無料で観れます。
ウィーンの夜の街に響く歌声が新鮮で、9月中は連日見に行きました
(最初から最後まででは鑑賞しませんでしたが。そうしたら、連日お馴染みの
顔が熱心に通っている地元の方のようです。これもまたウィーン生活の楽しみの一つなのでしょう
29日土曜日は「蝶々夫人」。人気の題目だけあって、雨だというのに沢山の人が集まって来ました。
29 Vienna madama butterfly-129 Vienna madama butterfly-2

私も皆さんと観劇。いつ見ても哀しいストーリーで泣けてしまい同時に蝶々夫人にあんな思いをさせ
たピンカートンに腹が立って私の鑑賞が終わる…「マダムバタフライ」を観た時はいっつもそうです。


28 Vienna-1音楽の都で見付けたパブリック有料トイレ(70セント)。
音楽が聞こえてきます

30 Vienna-11大道芸のボトルミュージック演奏。この演奏がなかなか




30 Vienna-8ドナウ運河にはこんなモダンな建物が。


28 vienna DEMEL-1有名なザッハートルテはDEMELで頂きました。

Mizkoは甘い物には大変うるさくて、これと思う物を少量しか食べません。
ザッハートルテもあまり好みませんが、このショットのために頂きました。
こんな私ですから、感想は「美味しいらしいです
それにしてもこのトルテを目指して、ザッハーホテルのカフェもこのデーメルも人、人、人。
カウンター席に座っていたら、今や経済大国であるあの国の方々4人が隣りに座りました。
賑やかな上に、一つの紅茶にカップを人数分くれと言ってお店の人に断られたら、一つのカップで
回し飲みその上にカウンターで電卓叩いて買い物のレシートを出して、お金の計算。

昔は日本の観光客のマナーの悪さは世界のあちらこちらで言われていましたが、今ではこの国の方々

27 Vienna at Poarta観光客の集まる場所から離れて、小さなカフェを見付けました。

私は甘いものより、やっぱりこちら。女性のセルフ酒(一人飲み)にはぴったりのお店
近かったら通うのに。

2 on the boat to ブラチスラヴさてウィーンからドナウ川を船で渡り小旅行…

どこに行くのでしょうか


madame_mizko at 08:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)