ミラノにて

August 06, 2023

燃えろMizkoのAmore❤️

Nuernberg(ニュールンベルグ)からFrankfurt (フランクフルト)へ車で走り、Frankfurtから飛行機でほんの数日前にMilanoに戻りました

フランクフルト空港のアジアンレストランの壁に飾られていた2枚の写真。
なんと私の故郷の写真。原宿、明治神宮への道と神宮前の路地
こんな所での再会を嬉しく思いました

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早速ミラノでのアペリティーボ人間の後は鳩たちのアペリティーボ
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ドイツに行く数日前にミラノは、突然豪雨となり、その上にテニスボール大の雹が降り、またまたその上に竜巻に襲われ、大変な被害が出ました
我が家は八方が建物に囲まれているために、全く被害無く過ごすことが出来ました
あれから二週間ほど過ぎましたが、まだまだ倒された木々の片付けに手が回っていない様子です。
その為憩いの場所である、美しい公園も閉鎖になっています

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物価高に円安そんな日本人には有難いご近所のこちらのお店。
このセットで€8.90
ありがたや〜〜ありがたや〜〜

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そして明日からは、今度は車でドイツへ向かいますIMG_0924
目的地はドイツ国際平和村。
ミラノからアルプス山脈を越えて900キロ。
MizkoのAmore宅急便(支援物資)を子供達に届けます
2023年夏、MizkoのAmore、思いっきり燃やします




madame_mizko at 22:01|PermalinkComments(0)

July 24, 2023

人生を変えた出会い❤️

今回の日本滞在中に恋に落ちました
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彼らの名前は…
中腸、鶴頂、太衝、湧泉、太淵、魚際、神門、解渓さん達。複数です
お気付きでしょうか?
これはツボの名前です
人間のツボは361あると言われる中で、最近のお気に入りのツボを選んでみました。
(写真右上:試しのセルフお灸でハマり、直ぐに「せんねん灸」に注文したセルフお灸グッズ達

昔少し東洋医学を学び、日本国内は勿論、上海、北京、バンコク、クアラルンプール、シンガポールで色々な先生にお会いし、施術を受けました。
そうしたことから、長年普段から、どんな不調も先ずは東洋医学の観点から診て頂いていて、東京滞在中には定期的に接骨院に通い、整体に鍼やお灸をして頂いています。
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彼らとの出会いは、5月のある日。
いつもの接骨院さんに行った時でした。そこで自分で出来るお灸を見つけました
昔のお灸の印象とはまるで違い、可愛らしく、簡単そう。
好奇心旺盛のMizkoですから、直ぐに買い求めて、その夜に「セルフお灸」をやってみて、そこですっかり虜になってしまいました
それまでも「良く眠れている」と思っていたのですが、お灸の後の熟睡を経験し、実はそれまでは、それほど良く眠れていなかったことに気付きました。

お香は大好きで、瞑想も習慣なので、お香を焚きながら瞑想をしたりしていましたが、セルフお灸をするようになってからは、お灸の間に瞑想状態になれ、一石二鳥です
IMG_0157(写真右3枚:スタッフからのプレゼントレトロな袋や箱がキュート
この中で一番のお気に入りはしょうが灸

連日ツボについて研究し()今まで知らなかった自分の体のツボさん達とも初めて出会いました。
彼らの表情が日々変わること、移動すること、「悪いところはここだよ」と教えてくれるかのように他の部分とは違って腫れぼったかったり、そこだけ冷えていたり、ザラザラしていたり
今まで長い間ツボは私に訴えかけていたのに、気付かない、気付けない自分でした

直ぐにスタッフ達とのzoomミーティングでその話をして、それからはスタッフ一同セルフお灸を始め、Mizko's Via Marcona お灸クラブみたいです
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興味が膨らみ、巷で売られている本では物足りず、接骨院の院長先生が学生時代お勉強していた本を貸して下さり、後日同じ本を取り寄せました。
日本滞在中院長先生に施術して頂く日には、帰りに必ず宿題を出して頂き、それでその時私の体調に必要なツボを自分で探し出し、セルフお灸をしていました。
宿題大好きツボのお勉強大好き

夏にお灸この暑いのにと思われるかもしれませんが、夏の体は思った以上に冷えています。
お灸を始めてから、肩や首の凝りや冷えもなく、この暑いのに食欲不振にならないのも、胃腸を強化するツボにお灸をしているからでしょう。
それと不思議なことは、ネガティブな感情を全く持たなくなりました
よもぎは強い浄化力があるとのこと、邪気払いをするとも言われていますし、日本でも草団子や草餅も食べますものね

火を使わないお灸、煙のでないお灸、香りの良いお灸などがあり、山程買って日本からミラノに持って来ましたIMG_9237
ミラノでも連日セルフお灸(写真右)を楽しんでいます

これからのMizkoは、今まで以上に熱いです

Readerの皆さんもお試しあれ
















madame_mizko at 21:38|PermalinkComments(0)

July 16, 2023

暑〜いミラノからCiao!❤️

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IMG_9061Readerの皆さん、Ciao!

バタバタ、ドタバタの日々を最後まで過ごし、只今Mizkoはミラノの自宅です
(写真: 明治神宮Meiji shrine garden / Tokyo)
今回の日本滞在でも、本当にたくさんの「あなた」に助けて頂き、どれだけ「有難うございます」を言ったでしょう。
でもどれだけ感謝の言葉を述べても足りないくらいお世話になりました。
今回も皆さんのお力添えに心から感謝しております


IMG_8490IMG_9576(写真:Tokyo Skytree & Tokyo Tower. 私はスカイツリーより東京タワー派です


今回は久々の日本でのMizkoの感じたことを並べてみます。
(  )の中は、イタリア生活でのことです。



●道路に犬の落とし物がない(あるある)
●建物に落書きがない(あるある)
●埃だらけの車、屋根に鳩の落とし物を載せていたり、壊れた箇所をガムテープで補修しているような車がない(あるある)
●郵便が届く。宅急便が届く(届かない)
●清潔なお手洗いが多い(少ない)
●細やかなサービス(あまり期待出来ない)


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(写真上左から、オーソブッコ、ウィーナーシュニッツェル、トマト蕎麦、冷やし焼きなす蕎麦、天ざる)


●外国人がよく日本人の若い女性の声を、「大人なのになんであんなに子供みたいな声してるの
「なんだあの声、ミッキーマウスみたいな声だね」と言っていたが、久々に耳にした甲高い声が耳障りだった(若くても声が低い女子が多い)
●若い方が子供かと思える(20歳も過ぎれば、見た目かなり大人っぽい)
●やり取りを見ていると「有難う」が非常に少ない(「有難う」と言えば、「あなたにも有難う」と返ってくるぐらい「有難う」を言うことが多い)
●店員さんのお客さんの顔を見ない、時には背を向けたままの「いらっしゃいませ」「有難うございます」(顔も見ないで挨拶やお礼を言われた経験無し)
●マニュアル通りのサービスで融通が効かない
真面目にマニュアルに従っているせいか、人間味も個性もなく、ロボット化しているよう
(喜怒哀楽丸出しの人間味。機嫌が悪いとお店を早めに閉めたり、気分が良ければ、今日のお代は奢りだ〜なんて言うことも有り)
●レモン、トマト、イタリアで毎日食べているものが、一口食べると、口の中がピリピリして食べられない(どこで買ったものも問題なく食べられる)
●食物になかなかカビが生えない
(レモンもパンもすぐにカビが
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(写真上左:インド、タイ、スリランカ、ネパールとカレーは大好きですが、日本のホテルのカレーも大好き。写真真ん中と右:最近世間を騒がしたシェフの青山のお店で朝食を。東京のスタッフが誘ってくれました。夜型呑んべいの二人が初めて朝9時半に待ち合わせ 鉄板焼きなら、やっぱりここだな〜)

その他。
●びっくりしたこと…エスプレッソの値段が1.500円、スパークリングワイン一杯3.000円、ワイン一杯2.800円〜!普段ミラノで飲んでいるようなものでもこの値段!
(ミラノに戻り、お店のワインリストを見て、これ確かにボトルの値段よね?と聞いてしまった

●苦手だったこと…表参道の人混み
表参道の美しさは早朝に限る

IMG_9266IMG_8985●表参道一居心地の良いBar…『自宅』
お酒の種類が豊富。換気良し、夜景は最高(写真左、Full moon)
時には、ママさんN(京都スタッフ)が大阪から来てくれて、お酒のおつまみも作ってくれる(写真左は飲んだ後のママNの特製冷麺。チョリソーが多い方がママNの分)IMG_8708

●一番美味しかった食べ物…ママNのAmoreいっぱいの冷麺、お蕎麦、鰻

●日本で一番美味しかったお酒…日本酒。中でも写真右「男の酒、赤城山」


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忙しさから、夜の飲み歩きゼロでしたが、仕事の合間にささっと美味しいものを食べたり、ちょい飲みが楽しかったです。早い時間のちょい飲みだから二日酔いもゼロでした

今回お会い出来なかった方や、Mizkoのバタバタにお付き合い下さった方々、次回ゆっくりお会いするのを楽しみにしています
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そうだ、若い男性からお花も頂いたっけ〜〜〜
しかし…実はお花だけではなく、日本酒の飲み比べセットも一緒に頂きました
良くMizkoをお分かりです





madame_mizko at 18:21|PermalinkComments(0)

April 01, 2023

Mizko流外国生活生き残り術❤️Part 3 マダムMizkoがマダムバタフライになった日

IMG_8040あ〜本日もかなりのエネルギーを使った一日でした
こんなことでどうしてこれだけエネルギーを使わないとこの国は物事が進まないのだろう…まっ、ここでの日常は、横断歩道を渡るのにもかなりの負けん気が必要ですからねIMG_8102

(写真:ミラノの街も花盛り!)

さてPart 1,2とMizko流の外国生活生き残り術をご紹介して来ましたが、今までで一番対処が難しかったお話を今日はしたいと思います。
(随分前にも一部を記事にしたことがありましたが、今回はフルバージョンで登場です
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まだミラノに暮らし始めて数年経ったある日のこと。
ネットで日本のニュースを見ることができない頃。Duomo広場のガッレリア(Galleria Vittorio Emauele Ⅱ)の中にある本屋さんで日本の新聞を買った時のことです。
キャッシャーでご挨拶をしてお金を払う時でした。
「あ〜あなた、スカラ座のオペラの方でしょう」と日本語が聞こえました。IMG_8108
「え〜」っと振り返ると。
そこにはとてもオシャレな服装をした日本人の老紳士が立っていて、目を大きく開いて私を見ていました。
IMG_8047「あ〜やっぱり、オペラの方だあなたスカラ座のマダムバタフライでしょう」と言いました。
私は驚いて、
「いえいえ、違います。とんでもございません」と慌てて訂正すると、
「え〜オペラの方じゃない
「違います,違いますよ〜」
「え〜それは残念だ。本当に残念だ。あなたオペラをおやりなさいよ〜。あなたなら絶対に舞台映えがする
「そんなに簡単におやりなさいと仰られても…(ここはイタリア、そして私も大人の女。言葉遊びの一つも出来なければ野暮というもの…で)、もし私がスカラ座の舞台に立ったら、見にいらして下さいますか?」と伺ってみました。IMG_8110
「勿論ですよIMG_8083〜パリから飛んで来ますよ〜」
言葉遊びとして、そのオシャレな回答に満足
その方はパリ在住の方で、ミラノ・スカラ座によくいらっしゃるそうでした。

不思議な事があるものだと帰宅して、翌日は家のそばで路上マーケットが開催される日。
そこに一歩足を踏み入れた途端、イタリア人女性が
「あ〜〜マダムバタフライあなたスカラ座のマダムバタフライね」と言うので、即それを否定したのですが、
「マダムバタフライよ彼女スカラ座のマダムバタフライよ」と周りに大声で叫んIMG_8132だため、あれよあれよと言う間に私はイタリア人に囲まれてしまいました。
両腕は掴まれ、手は握られ、肩を叩く人、背中を叩く人、遠巻きに眺めている人。
どんなに否定しても、20人近い取り巻きの人達には、私の声は届かずと言うより、私の言うことなんて全く聞いちゃいないそれどころか「恥ずかしがらないで」「あらシャイなのね〜」と言う声が聞こえて来るばかりで、彼らの勝手な思い込みだけがどんどん広がって行きました
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これまでのパターンとは全く違い、私は対処の術がすぐに見つけられずにいました。
スカラ座のマダムバタフライと言えば『プリマドンナ』、それは大騒ぎになるでしょう。私が本物ならば…。IMG_8126

そして一人が「ちょっと歌ってみて」と言うと、それに合わせて、みんなが「お願い、歌ってみて」と叫びました。
そこで私は対処するには「これだ」「これしかない」と思い、そこで私が取った行動は……歌った
数日前にDVDで見た『男はつらいよ』の映画の中で、寅さんの妹さくら役の倍賞千恵子さんが、マダムバタフライを演じて、歌っていたのを聞いていました。
「あ〜〜〜る晴れた日に〜〜」(日本語で)
気持ちも慌てていて、出だしの「あ〜〜〜」が演歌調に「はぁ〜〜〜」と口から出てしまったのに自分でも気づきました
もうそこから見る見るうちに周りのイタリア人の頭の中に『』が浮かんでいることも彼らの顔から気付きました。そして「ね〜〜違うでしょう私はスカラ座のマダムバタフライじゃありません。」IMG_8130
そして一気に私の取り巻きは雑踏の中に消えて行きました。
最初に「マダムバタフライね!」と私に言った彼女は、「そう〜違ったのね。Ciao〜」と静かに言って、手を振って去って行きました
その時私は、一件落着に安堵したと同時に一気に疲れが出ました。
何しろ二日続けてのマダムバタフライ騒ぎでしたから。
普通ならば使わなくても済むエネルギーをフルに使わなければ、こうした思い込み、間違えを正すことは出来ませんでした
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歌って一気に去られたのは、ちょっと悲しいですが()あれ以外どんな解決法があったのか?と今も思いますが、その答えは未だに見つかっていません。
その後どのオペラ歌手と間違えられたのか?と友達に聞いたり、自分でも探したのですが、分かりませんでした。

海外生活では、日本では経験したことがないようなことがたくさん起こります。IMG_8138
Mizkoの海外生活、毎日が冒険、毎日が挑戦。
何かあった時には、素早く理解、素早く判断、素早く決断、素早く行動あるのみ
ぼやぼや、もたもた、グズグズ、はんなりしている暇はありません
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3回にわたり長文にお付き合い下さり有り難うございました
私の長い外国生活においてのMizko流の生き残り術、そのほんの一部をご紹介させて頂きました。
この日記では、オシャレとグルメと観光地巡りだけはない、外国生活での日々の出来事、良いも悪いも率直にこれからも書いて行きたいと思います。どうぞ宜しくお願いします






































madame_mizko at 19:00|PermalinkComments(0)

March 25, 2023

Mizko(325)の日に❤️Mizko流外国生活生き残り術❤️Part2暴れん坊Mizko誕生!

本日は3月25日、3(ミ)2(ツ)5(コ)のMizkoの日
だからこそ、今までの海外でのMizkoの人生を垣間見て頂けたらと思います。
(写真:ミラノの春。八重桜も咲いています)
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前回の続き…
世界に行動範囲を広げれば、本当に色々な人に出会います。
日本と違い「お客様は神様」なんていう言葉もない。
そして海外に出れば、日本にいる時には意識してもいなかった黄色人種であるということに気付かされます。
私も「イエロー」「オリエンタル」と呼ばれ差別を受けた経験はあります。
海外生活でどんな経験をし、それをMizko流にどう対処して来たかを今回はいくつかお話ししますね。
自分なりにきちんと対処して来たからこそ、後悔もありませんし、心にネガティブな感情も残らず、私を育ててくれたチャンスだったと思っています。

1)道を歩いていただけで、突然知らない男性に人混みの中、私に向かって中指を立てて大声で怒鳴られた。それも一回だけではなく、三回も

あまりにも突然で何が起こったかも分からず、帰宅して、20代半ばの私は驚きのあまりにただ泣きました。そして後日またばったりその男に会い、同じように指を立てながら私を怒鳴りました。その時にも対処が出来ず、帰宅してから、何も出来ない自分がただただ情けなく涙が出ました。
後日またまたその男性に会いました。同じように中指を立てて、私を怒鳴りました。
もうその時には、何事があっても「もう絶対に黙っちゃいない」と決心した後だったので、当時まだドイツ語を上手く話せなくても、言っている意味は何となく解りましたから、私も負けずに大声で、「ただ街を歩いているだけなのに、何故あなたにそんな態度を取られなければいけないの何故何故理由を言いなさい」と英語で捲し立てました。そうしたらその男は黙って去って行くので、追いかけて、「理由を言いなさい何故なの何故」と背中に向かって怒鳴り続けました。
男は一言も私に言わず、足早に去って行きました。
「やっぱり黙っていちゃだめだ」と心に強く思った瞬間でした。
どういう相手でも、「相手の問題」ではなく、結局はどう自分が対処するのか?と「自分の問題」であるということにも気付きました。

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IMG_7968それからは黙っちゃいない、「暴れん坊Mizko」の誕生です

2)路面電車で「無賃乗車」扱いされた

ある時には、後車から路面電車に乗って、切符に印を押そうとしたら機械が壊れていました。揺れる車中を前に移動したら、そこの機械も壊れている。
またまた揺れる車中をフラフラしながら、運転手さんの真後ろの機械に切符を入れようとした途端に電車が急停車し、私がそばの席に尻餅をついた瞬間ドアが開き、切符をコントロールする男性達が入って来ました。そしてどこからその様子を見ていたのか、私に「降りろ」と言いました。
私はあっという間に電車から降ろされ、4人の男性に取り囲まれました。
もう有無を言わせず、無賃乗車とされ、罰金徴収の紙に記入を始めて、40ユーロの罰金を払えと言われました。
確かに切符にはまだ印が押されていませんでしたが、状況も確認せずに無賃乗車とは酷い話です。
その間私はずっと黙っていました。4人のイタリア人男性相手で私のイタリア語に勝ち目があるとは思えなかったからです。すると一人が「英語は解るか」と私に英語で尋ねました。IMG_7964
その英語を聞いて、「この程度の英語ならば、行ける(私に勝ち目がある)」と思いました。
名前はと聞かれたので、「人の名前を聞く前に自分の名前を名乗りなさい
身分証明書を見せろと言われたので、「ユニフォームは着ていても、ニセ警官もいるような国だもの、あなたの身分証明書を先に見せなさい」と言いました。
そんな英語でのやり取りに嫌気をさしたのか、3人はその場を去り、一対一になりました。
こうなれば絶対に負けないと確信したので、車中での状況を英語で捲し立て、「それでも私に40ユーロの請求書を送ってきたら、I'll be back(これは映画ターミネーターの名台詞)」と言い「to YOU」とその男の顔に指を向け睨みつけて言いました最後の捨てセリフは「Don't forget that
(日本円で100円かそこらを誤魔化そうなんてするせこい、みみっちい女扱いをされたことに腹が立っていましたから、路上で思う存分暴れさせて頂きました
結局請求書は送って来ませんでした
(私がその場で支払いを拒否したので、相手は郵便で請求書を送ると言っていたのです)
何しろ私の英語の教師はデニーロ、アルパチーノ、デミムーア、シャロンストーン、最近ではジュリアロバーツと、怒ると口達者で怖い人ばかりですからねいつも彼らの言葉を拝借させて頂いています

3)ドラックストアでの嫌がらせ

ある日閉店30分ほど前のドラッグストアに行ったら、既にレジのお金を数えている女性は明らかに嫌な顔をして、私の挨拶にも返事はしませんでした。
私はさっさと必要なものを買い、お釣りは1ユーロでした。
そうしたら、レジの横に山になっている1セント100枚(1ユーロ=100セント)の山を両手で私の方に押して寄こし、わざわざ嫌味な笑顔をゆっくりと私に向けました
勿論それを見た私の頭の中では、闘いのゴングが鳴りました
私は無言でそこから一枚だけコインを取りポケットに入れ、レジ横の99セントの歯磨き粉を買って、99個のコインを彼女が私にしたと同じように、彼女の前に両手で押しました。
そしてしら〜〜とお店を出て来ました。歯磨き粉はあっても無駄になりませんしね
こうした沈黙の反撃もMizko流テクニックの一つです。

今までの外国人とのお付き合いの中で感じたのは、日本人はおとなしい。強く反論しない。はいはい言うという印象を持っている人が多いことです。
ドイツでもイタリアでも日本人のモノマネをする人は、ペコペコお辞儀をして、「はい!はい!」と言います。
ですから、こうした私はこれまでに「本当に日本人か」と言われたことも数知れず。
私は今までも同アジア人に対してだけではなく、欧米人にもはっきり「NO」も意見も言える日本人女性でありたいと思って来ましたし、これからもそうです。

今の自分になれたからこそ外国生活も楽になり、色々な国の友達が出来たのだと思います。
彼らには、私の日本人女性としての闘い振りには高い評価を頂いております
ミラノではBravaとよく言われます

それに素敵な人達と出会うためには、時には「変な人」と出会うリスクは避けられません。
これからもそんなリスクを恐れず、立ち向かい、まだ出会っていない、どこかの国の素敵なあなたとの出会いを楽しみにしているMizkoです







madame_mizko at 18:51|PermalinkComments(0)