ドイツのお話

November 17, 2013

暴露?!実はMizkoは…世界史に残る瞬間の一証人です!

私はその日友達に会ったのですが、相手が風邪気味のために夜も早目に解散
ホテルでシャワーを浴びていた時でした
窓の外のあちらこちらから歓声が上がっています
何事かと思って大急ぎに外を見ると、暗闇の中であちらこちらの照明が煌煌と輝いていて様子がなんだか尋常ではありません
何か事件でも起きたのかと不安になりました
テレビを点けると、どのチャンネルも同じ画像が写っていました
多くの人が列を作って歩きながら気勢を上げたり、泣いたり、抱き合ったりしています。
(どこの何の話
理解が全く出来ませんでした。
(え~~~ベルリンの話
(何で東西の国境を大勢で歩いているの
それもフリーパスで、東側の国境には、蝋人形のように無表情な兵隊の姿もない。
国境が開いてる~~~どうして
(あんなに厳しい検問があるはずなのに~~)

何が何だか事情が掴めず、お化粧をする間もなく、兎に角服を着て外に出てみました。
いつもは静かな夜の町が、お店も開いていて、どこもかしこも人で溢れていて、何度も訪れたこの町のいつもの光景とは全く違っていました

皆東西の国境に集まっています
人の列が次々と後を絶たずに東側から押し寄せて来ていました

知らぬもの同士、東西の人々が抱き合って喜んでいたり、一緒に泣いていました
西側の国境では、子供達が東から来る子供達にお菓子を上げています
特にパブでは皆気勢を上げすごい騒ぎです
東からの人々にやれビール、やれコーラと配っていました
おばあさんがお財布からお金を出して、「これで好きに飲みなさい。」と見知らぬ東の人に上げていました。

そして沢山の人がベルリンの壁に上り歓声を上げていました9 Berlin-8
それをびっくりして見上げていると、壁の上の知らない男性にいつの間にか腕を引っ張られ、アッという間に私も3mの高さの壁に上り、自由への開放を皆と喜び合いました

お互いに知るも知らないもなく、人々の心は喜びで一つになりました

そうなんです実は私…1989年11月9日、たまたま友達に会いに西ベルリンに行っていました
そして私は、偶然にも世界史に残る瞬間の一証人となりました
(写真は実はベルリンの壁の一部が付いている絵はがきです。私もどこかの写真に載っているかもしれません
9 Berlin-7ですからベルリンには特別な思い入れがあります
またあの日の思い出はそれだけではありません
ベルリンの壁に上る際に引っ張られた右手首の骨が炎症を起こしその後3ヶ月間、人生で初めてギブスをすることになりました
1989年11月9日は私の人生の中で、決して忘れられない一日となりました



madame_mizko at 01:27|PermalinkComments(4)TrackBack(0)