ミラノ暮らし/コロナウイルスでお騒がせの中で…ミラノ暮らし/考えや読みの甘さは命取り

March 06, 2020

ミラノ暮らし/普段からの危機感

コロナウイルス検査も30.000回を越え、感染者がまだまだ増えているイタリア。IMG_9777
今ではイタリア式ご挨拶Baci e abbracci (キスとハグ)もなく握手もなく人との距離は1m…と言われる中、Mizkoの不要不急な外出を避けたミラノ宅でのお籠り生活。
私の周りの皆さんは当然不安に思っていらっしゃいますが、決してパニックになることもなく、静かに終息するのを待っている感じです。メルカート(=路上マーケット)やスーパーマーケットにも商品は十分にあります。パスタもトイレットペーパーも山程あります
こんな時ですから、今回は、私の海外での旅や生活における危機感についてお話したいと思います。

(写真右2枚:今はHappy Hourも自宅で
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Readerの皆さんの中で,今日一日外出時に、
「バッグをひったくられないように
「お財布をスラれないように
「おつりをごまかされないように
と意識を持ちながら過ごした方はどのくらいいらっしゃるでしょうか

イタリアに限らず、私の海外での旅や生活では、毎日そう考えて過ごしています…いえ考えるというよりも当然の習慣になっていて、暮らしの中に普通に「危機感」があります。

私はラグジュアリーの旅からガソリンも水も食料も四駆に積んで、電気も水もないアフリカのサバンナや砂漠で何週間も過ごすというアドベンチャーの旅も沢山して来ました。IMG_9794
場所によって注意点が増え、危機感はUPします

(写真右2枚:木曜日は家の近くのメルカートの日。朝からお店の車が歩道にこの通りこんな時ですから人混み避けて、道路の入口のお店だけでお買い物)

今迄多くの海外での経験は、楽しいことだけではなく、色々なアクシデントもありました。
その約90%は自分の考えや読みの甘さであり、それらは自分次第で回避出来ることです。
しかし本当に怖いのは残りの約10%
自分ではどうにも防げずに、向こうからやって来る災難です。
その例を言いますと、朝方まだ寝ている時にドアを壊して3人の黒人男性が部屋に入って来た。
寝ていたら、午前3時頃何者かが家に侵入しようと、玄関ドアを削っている音に気付いた。
どちらも暮らすのに治安の悪い場所ではありませんから、こうしたことこそ自分では防げず、災難としか言えません。私の身に何事も起きなかったことは神様に感謝していますIMG_9793

私は今回のコロナウイルスの騒ぎで、2月、3月、4月の旅全てを早々とキャンセルしました。
当時イタリアではまだ感染者数が3人でしたが、先を考えると、感染するリスク以外に、イタリア国内、そして行き先の国において、町の閉鎖やそこでの隔離も考えられ(本日日本のニュースでも「ハンガリーで日本人観光客15人が病院に隔離」とありましたが)、途中で足留めになるリスクもある為、今は動かぬ時と決断しました。

旅人Mizkoの旅のルール…「(自分で回避出来る)リスクは最大限に避ける

(写真右2枚:大好きなアネモネ他のお花にはない、何とも言えない色にうっとり

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お正月にカナダ人の友人が家族で旅に行きました。
ヨーロッパの有名な観光地のレストランで家族と食事中、人が近付いたら気付けるようにと奥様を彼の真っ正面に座らせました。そして彼の荷物は足元へ…。だ〜れも近付く様子もなく、お2人も気付かぬ内にその荷物は無くなっ ていましたそれで警察に行って手続きをして車に戻ると、車は壊されていて、トランクに入れていた荷物は盗まれていました一日に2度の不幸が起きました
ご本人は、自分の判断が甘かったととても反省していてその中で家族にケガがなかったことが幸いだと言っていました。
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私はどんなに旅を重ねても旅慣れたくはありません。
慣れると気が緩み「ちょっとだけなら〜」と油断が出ますこれがトラブルに繋がります

足元に荷物は置くな車のトランクに荷物を入れていたら、基本車からは離れない車からどうしても離れなければならない場合には、車を見張れる範囲内でまたはだれか1人が車に残る(愛犬を乗せている場合もあります)座席に荷物を置いて車を離れるのはもってのほか…これもMizkoの旅のルールですそれに車ごと持って行かれるケースも忘れてはいけませぬ


madame_mizko at 18:09│Comments(0)

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