ドイツ国際平和村へAmore宅急便を届けて来ました!ドイツ国際平和村とMizkoの支援活動

April 16, 2017

7周年を迎えて…ドイツ国際平和村の子供達のこと

本日4月16日、Mizkoのショップは7周年を迎えましたUnknown

そして本日はPasqua(パスクワ=イースター)休暇に出ている人、閉店しているお店も多く、静かなミラノです。
(写真右:2017年のPasqua飾りは、ドイツでゲットしました

ど素人から始めたこのお仕事でしたが、7年の時を経て、子供達の支援に繋がったことを心から嬉しく思っております

お客様、スタッフ、私を支えて下さった全ての方々に心から御礼申し上げます
これからもショップとMizkoをどうぞ宜しくお願い致します

今回のドイツ国際平和村では、ここでの仕事に長く関わり、以前から知り合いの日本人スタッフの方にお付き合い頂きました。
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現在平和村に滞在する子供約100人。
多くがアフガニスタン、アンゴラの子供達です。
多くの子供達が車椅子だったり、足に器具を着けていました。病気の多くが骨髄炎だそうです。

平和村との20年以上のお付き合いの中、子供達の病状も違ってきました。
以前は、地雷を受けて負傷していた子供達や奇病の子供が多かったように記憶しています。

この世界で起きていることを心底恨みたいほど、本当に悲惨な病状の子供達にも会って来ました。

いずれにしても、母国ではケガや病気も適切な医療が受けられず、そのままにしていたら足を失ったり、命さえも落としていたかもしれない状態であった子供達です。
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とっても元気そうにサッカーしている子供達もいて、どうして平和村に来ているのだろうと思うのですが、見えない所(内臓)を患っているんですね

車椅子でも、足に器具を付けていても、子供達が、「ハロー〜〜〜」と声を掛ける私に見せる笑顔がとっても愛おしかったです

本来は2歳から11歳の子供を受け入れているのですが、何度も治療でドイツに来る内に、それ以上の年になった子供にも今まで沢山会いました。

以前16歳のアフガニスタンの女の子達がいて、彼女達はすっかりお年頃のお嬢さん
しかも背の高さも胸の膨らみもMizkoはすっかり負けていて「あら〜あなた達の方が私よりマダムらしいじゃないの〜本当は16歳じゃなくて、36歳なんじゃないの〜」とふざけて言ったら、皆大笑いしていましたっけ〜

私が通い初めてから、施設も随分広がり、大きくなりました。
そして平和村は今年50周年を迎えます。しかしこの両方共、喜べる事ではないのです
平和村のような施設が必要な世界ではいけないのですこのような場所が存続してはいけないのです

現実はどうでしょうUnknown-10
平和な世界は全く見えませんね…というより、益々悪くなっているように思えます
ですから平和村のような活動には終わりが見えないのです

私は今回の平和村への訪問で、自分のちょっとした工夫で、まだまだ協力出来ると実感しました
次回の日記でお話しますので、この機会に一度ご覧下さい

写真は平和村の子供達のキッチンに貼ってあったものです。
平和村は飽く迄も治療の場ですから、学校のような勉強はなく、簡単な算数や工作(リハビリでもあります)、母国に帰った時に役に立つようにお裁縫を習ったり、お料理を通して、他国のことも学びます。う〜ん、私も皆と一緒に学びたい
アンゴラやアフガニスタンの国土の広さや人口を知らない方、この際ここでお勉強してください



madame_mizko at 00:26│Comments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

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