イタリアでは「バレンタインデー」よりも3月8日?!お•も•て•な•しの難しさPart 2

February 26, 2014

お•も•て•な•しの難しさPart 1

表参道の自宅のポストにこんな興味深いハガキが入っていました(写真)。
『おもてなし英会話』…どんな英会話なのでしょうね 
『様々な外国人への対処のしかた。』…どんな状況下でどんな対処をするのでしょうね

東京オリンピックが決定してからやたら「おもてなし」という言葉を耳にしますが、日本人同士ならば
まだしも、外国人を「おもてなし」するのは、メンタリティも習慣も違うので、英語が話せれば「おもてなし」が出来るとは思いません

私は今まで、色々な国籍の方々と日本または海外でご一緒する機会がありました。
接待する側の時もあれば、勿論される側の時もありました

日本だけでも多くの外国人のお客様をご接待して来ました。OMOTENASHI ENGLISH
その経験から、私は多くの日本人の「おもてなし」は「して差し上げること」ばかりだと思います

しかし私は「おもてなし」はその人が一番心地良いこと、または望んでいることを読み取り、それを叶えて差し上げること、何よりも相手を尊重することだと思います
それは決して「して差し上げること」が全てではなく、思いやりから「して差し上げない」ことも含まれます

「して差し上げない」のは「無視する」「冷たい」「知らん顔する」こととは違い、思いやりから「見守る」ことです
そしてお客様が「して欲しい」場面では全力で「して差し上げる」のです

例えば日本では、外国人男性に対しても彼らのグラスのお酒が減ると「私は気配り出来ま〜〜す」みたいな感じですぐにお酌をする女性がいますそれなりのお店の女性ならば、儲けも考慮の上で次々お酌をするのも理解出来ますが……

先ずはヨーロッパではお酌をするのは男性の役目であり、一般女性がお酌をするのはおかしいのです
日本文化を知っている男性でも、特にドイツ人男性達はビールをお酌されるのは好みません
彼らはグラスへの注ぎ方やビールの温度に拘りますし、飲みかけのビールの上から新たに注がれるのを嫌がります下手に注いでグラスを泡泡にしてしまったら、彼らは興醒めです
ビール瓶を渡しておいて、何にも「して差し上げない」のが彼らへの一番の思いやりで「おもてなし」でしょうドイツでは瓶ビールでも、一人一本で、それを各々が自分のペースで自分のやり方でグラスに注いで飲むのです

彼らが飲んでいる時は「おもてなし」する側は「見守る」ことに徹して「(お酌は)して差し上げない」ビール瓶が空になったら、すぐに注文「して差し上げる」

こうして「おもてなし」には「して差し上げる」「して差し上げない」両方があり、そのどちらが目の前のお相手に喜んで頂ける「おもてなし」かを察することで、心からの「おもてなし」が出来ると思います
でなければ、「おもてなし」も「迷惑」になってしまいますので、難しいことです



madame_mizko at 17:51│Comments(0)TrackBack(0) 日本にて 

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