Mizkoのドイツ国際平和村訪問記 愛しくて、切なくて……Part 1ドイツ国際平和村訪問 愛しくて、切なくて…Part 3最終回

July 18, 2013

ドイツ国際平和村訪問 愛しくて、切なくて…Part 2

Part 1からの続きです。

(写真はデゥッセルドルフの夜に)
1 Duesseldorf-5
神様からのプレゼントあんなに降っていた雨がタイミング良く一気に止んで、お庭に出て来た子供達と一緒に遊ぶことが出来ました
私は子供とはすぐに遊べる質なので、あっと言う間に子供達の輪の中

今回私は、長くなった髪を一つに束ねずに広げたままで行きました。私の髪は日本人らしくなく、フワフワの天然カーリーヘアーなのですが、そ うしたらどうでしょう。女の子達が私の髪のフワフワ感を喜んで触っていました。ブレスレットを自慢して見せる女の子達。男の子達は木にぶら下がって 「Schau malSchau mal(見て見て!)」と誇らしげ……本当に可愛い子供達です

特にアンゴラからの6歳くらいの女の子が私にとっても懐いてくれて、一緒に遊びました
子供がよくやる、二人で手の平を合わせてやるような遊びですが、なんだか私には分からず…、彼女には何度も「nicht so ! soooooo!(そうじゃなくて、こうやるの〜〜」とドイツ語で怒られちゃいましたそれに対して私は…
「Mann oh Mann oh Mann ! Das ist nicht so einfach(あ〜〜も〜〜〜〜〜これ難しいわね〜〜).」
子供達の共通語はドイツ語です。そして私は何カ国語かを話しますが、目の前の話したい人と自由に話が出来る…こういう時に勉強をして来た甲斐を実感します(特に文法の難しいドイツ語には、たっぷり泣かされましたからね〜〜

彼女の顎には顔の半分くらいの大きな瘤が出来ていて、話すのが辛そうで、声もかすれます
しかし真っ黒な瞳で私を見つめ。私の両ほほや髪を小さな両手で撫でる仕草には、思いっ切り抱き締めたいほど愛しさを感じました

私は誰から聞いた訳でもありませんが、その瘤が何なのかを知っています。それは私には見覚えがあるからです。そのせいか私は、彼女にはどの子よりも強く引かれましたそして彼女の魂も「この人なら受け入れてくれる」と思ったに違いありません。
彼女は私から離れませんでした。私に寄って来る他の子供達を払い避けました。
私はこの出会いに縁を感じました

彼女の愛らしさがたまらなく、その反面、彼女のこの瘤の行く末に想像がつく私は、それが恐ろしく、また切なくて、悲しくて、どうにか笑顔を作って彼女と遊ぶのがやっとでした

彼女のように病気を抱えている子供達、地雷で手足を失った子供達…それ以外に生まれた時からハンディを背負っている子供達…何度かの訪問で私は色々な子供達に会って来ました。
平和村では写真撮影には制約がありますし、撮影した写真の公開にも子供達の親の反対もあり、簡単には公開出来ません
皆さんの想像を絶するような厳しい状態の子供達も一杯いますからね。
そういう写真を見て、その現実に目を背けたい方もいらっしゃるでしょう。1 Duesseldorf-4
怖がる方もいらっしゃるでしょう。
でもそれではあまりにも今その状態で生きている子供達には残酷です

ですから私は言葉で伝えて行きたいと思います……
顔が火傷でただれ、目も鼻の口の存在も分からない子
頭も首も目も鼻も口の存在も分からないほど腫瘍だらけの上半身を持った子
真ん丸な顔には3つの小さな穴しか無い子
国際平和村の訪問前夜に見たテレビ番組には、アフガニスタンの鼻と耳のない子供を養女にしたアフガニスタンの夫婦が出ていました。
見える所だけの奇形ではなく、体の中が奇形である子も多いです。

今回は前回には無かったお裁縫室が出来ていました
子供達の作品が壁に掛けられています。それは見事な出来映えで、「私も教えてもらおうかしら」っと
思ってしまいましたただこれまた切ないのは、いつ帰れるか分からない祖国にいる妹やお母さん、家族に作ったものだそうですどの子も自分の物は作らない。
どんなに平和のない祖国でも、愛のある家族が待つ国に帰りたいのですね
家族への思いを一針一針に込めて縫ったのでしょう…どれも愛情の籠った作品でした。
お裁縫技術を身につけるということは、私達とは違った意味もあります。
それは、買った服を直ぐに着られる健常者ではないので、自分で自分の義足なりに合わせて、作り直さなければなりません。そのための技術でもあるそうです。

子供達の下着を買いに行った時、デパートのフロワーを走り回り、我が儘放題わめいている子。それを注意もしない親。そんな子供に「どれが欲しいの?」とシャツを選ばせている親。
まとめて国際平和村に精神修行のために送ってやりたいほど、Mizkoは腹が立ちました

Part 3につづく


madame_mizko at 23:11│Comments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Mizkoのドイツ国際平和村訪問記 愛しくて、切なくて……Part 1ドイツ国際平和村訪問 愛しくて、切なくて…Part 3最終回