February 2017

February 16, 2017

巡礼地カラヴァッジョのマリア様との出会い

2016年の秋のことでした…
車で走っていたら、正面に堂々とそびえる教会が見えて来ました。Unknown-1
Unknown-3あれ〜大きな教会があるちょっと寄ってみようかしら…そんな気楽な気持ちで教会に近付くと、沢山の人が教会を出たり入ったりしていました。

敷地もかなり広く、大きな扉を押して入ったら…その美しさに息を飲みました。中央のガラスの中にはマリア様が立ち、その横にはマリア様に向かってひざまずいた農婦の像がありました。
そのマリア様の神々しさ……言葉に表せません

Unknown-2そしてその後に知りました。Unknown
偶然出会った場所が巡礼地として有名な場所だと
しかし日本のガイドブックに載っていない…。

そこは、ミラノからほど近い町カラヴァッジョ(Caravaggio)。
同じ名前の、私も大好きなイタリアの有名な画家がいますが、こちらは地名。

どんなにスゴイ場所かを簡単に説明しますと…

1432年5月26日、この町の郊外の野原で農婦の前に聖母の出現があったという(カラUnknown-8Unknown-7ヴァッジョの聖母)。その聖母の出現地から泉が湧いて聖域とされ,巡礼地として高名になり、出現地には1575年から聖堂が建設が開始され、18世紀に完成したそうです。イタリアではSanta Maria del Fonte又はNostra Signora di Caravaggioと呼ばれています。

そして先週また行って参りました
季節柄前回と違いお祈りに来ている人も少なく、ゆっくりと見学し、お祈りが出来ました
地下には湧き出た聖水を汲める場所があるので(そこもとても神秘的でした)、今回は汲んで来ました。
Unknown-4
ショップでは、前回の日本でも、ここでしか売っていないお守りや、聖水の入ったネックレスをお譲りさせて頂きましたが、次回も持って帰りますUnknown-6ね。(数に限りがありますので、ご了承くださいませ。)

私は、偶然にもこんな素晴らしい場所とのご縁を頂いたことを心からカラヴァッジョのマリア様に感謝しています

こうした神聖な場所に行くと本当に心が、魂そのものが洗われるようです
私のイタリアでの強力パワースポットになりました
これからは度々足を運ぶでしょう。Unknown-5と言っても、今日本で流行りの()「出家」なんてしませんよ〜〜

皆さんも、暫しマリア様に癒されてくださいませね



madame_mizko at 19:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

February 12, 2017

ほんの少しだけでも…あなたと分かち合えたら

前回からのつづきですUnknown-1

スタッフの彼女は続けました…。
「毎月この位のお金なら、(自分が)何かを我慢すればどうにか出来る…分け合うことが大事かな…と思って。」と言いました。

そうなんですお金ではないのです彼女が言う「分かち合う心」です

私の活動に対し、なんだかイヤミったらしい事を言われたこともありましたけれど、お金が有り余っていてボランティア活動をしている訳ではありません
それに世間では、お金も物も持っていても全く他人のために分け合う心が無い人もいます。Unknown-2
Unknown他人のために、彼女が言うその「我慢」をほんの少しもしない人もいます。

日本出発前にテレビで見た、日本の若き男性医師が自分の生活はとことん節約しながら、アフリカで無償で治療をしている姿に感銘しました

残念ながら世界平和は遠く、なんだかんだと言ってもまだまだ平和な日本の流れの中で、
「ある程度お金が貯まったらしよう」では間に合わず、今薬が、今食べ物が、今日常品が必要ですから、ショップで出来ることはまだほんの些細なことですが、彼女の言葉を思い出し、出来ることの大きさではUnknown-3なく、分け合う心で、今回の売上の一部はドイツ国際平和村への支援としても使わせて頂きます。
それでも子供達の何枚かの下着くらいは買えるでしょう。

(長年ドイツ国際平和村へは、2〜3年に一度車で直接物資を運び、スタッフの方々にその
時々の状況を伺い、実際に子供達と接する時間を頂いています。)

こうした活動に繋げられるのも、何より日本の皆さんのお買い上げがあってのことです。
改めまして本当に有難うございました
Unknown-5
Unknown-4イタリアに戻り、精力的に買付けをしています次回も宜しくお願いします

(写真:全てIseo湖畔の中世の面影残る町にて。私の大好きなマリア様との再会夜はお気に入りのEnotecaでFranciacortaを



madame_mizko at 22:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

February 05, 2017

2017年Amoreの国、イタリアより

Ciaooooooo~~~Reader皆さ〜ん(イタリア人に負けないテンションで
ご無沙汰している間にMizkoミラノに戻って来ております〜
あ〜やっぱり本場イタリアのエスプレッソは美味し〜い
ほんの一口の至福…Unknown-286

お正月明けから猛ダッシュで確定申告だの、あれこれ仕事を片付けて、忙しかったぁ〜
次回の京都展示即売会の準備も既に始まりましたよ次回は5月25日(木)〜5月28日、場所はいつもと同じ「ギャラリーみやがわ」ですので、皆さん、カレンダーに書き込んで下さいね

ここ数日ミラノは雨ばかり、霧が深い時もあります

さて今回の日本滞在中、ミラノへ出発間際まで、沢山のお買い上げをして頂きました。
皆さん、本当に有難うございました

今回この売上の一部をイタリアの地震への支援募金にさせて頂きます。
私の買い付けた多くの商品がイタリアで買い付けた物ですので、イタリアに少しでも還元したいと思います。
それと、私がもう長年物資支援を行っているドイツ国際平和村の子供達へもと考えています。

(☆ドイツ国際平和村 
Friedensdorf internationalは1967年7月6日,ドイツの市民団体の手によって、戦争や内乱に巻き込まれ傷ついた子供達を救済するためのNGOとして誕生した。ドイツのオーバーハウゼンの町でそのスタートが切られ、今日もそこに本部を置いている。)
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と言いましても、まだまだ成長途中のショップですので、正直言って無理もあります。
しかしスタッフのある言葉を思い出し、それが私の気持ちを後押ししました………

ある日表参道のショールームを大掃除した時に、一枚のパンフレットを見つけました。
それはチャイルドスポンサーシップのパンフレットでした。

(☆チャイルドスポンサーシップとは、社会基盤や経済が不安定な国、地域に住む子供やその子供の家族、地域を支援する国際協力のあり方の一つであり、子供(チャイルド)の支援を行うスポンサーが、毎月一定額の支援金や会費を払うことにより、子供、および子供の住む地域への支援が行われるというもの。)

私はボランティア活動をいくつかしていますが、私の見覚えのあるパンフレットではありませんでした。
「これ誰の」というと一人のスタッフが「私のです。」と答えました。
そして自分がその活動をしているとのことでした。
私は驚きました。と言うのも、彼女は介護を必要とする家族を抱えていて、傍から見ていても精神的にもはっきり言って金銭的にもそうそう余裕があるとは思えなかったからです。

次回に続きます



madame_mizko at 21:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて