September 2012

September 04, 2012

ミラノの中国人、韓国人、日本人 Part 3 (最終回)

Part 1と 2でミラノでの私の中国人、韓国人の方々とのお付き合いをお話ししました。
お付き合い…というよりも、私が一方的にお世話になっているような気がします
有り難いことで、反日どころかとても良くして頂いています

こういう人と人とのコミニュケーションを通して、言葉って本当に素晴らしいと思います
言葉でこんなに人との繋がりが変わるなんて
おっかない韓国人のオジさんとのことを考えると、苦労してドイツ語を習得した甲斐があります。
(そしてPart 1 と2でご紹介した中国人の皆さんとの会話は全てイタリア語です。それだけではなく、挨拶も抱き合って左右のホッベにキッスの'Baci e Abbraccio'のイタリア式

外国語の勉強は止められない私のライフワークですし、これからも言葉と言う道具を使って、世界中の色々な人達とコミュニュケーションがしたいです
そしてコミュニケーションとは本当に大切な事
きちんとコミュニケーションを取り、お互いを理解し合う。
そしてお互いに母国を離れた異国で、それぞれが習得した母国語以外の言葉でコミュニケーションを取り合い、同じアジア人同士仲良く助け合って暮らす…これって素晴らしい事だと思います
それも問題に触れずにではありません。私も彼らと今回の島を廻っての問題を話し合いました。
でも結果は私達の仲には何の関係もないこと。

こちらではアジア人同士、仲良く暮らしています

ピッザリアの中国人のママさんとは、「イタリア人の女性の胸は大きいけれど、アジア人の私達の肌の方がずっと張りがあるわよね〜〜。あ〜いうおっぱいは重力に直ぐ負けるのよね〜〜!アッと言う間にダラリよね〜〜」なんてヒガミ半分な陰口も言ったりして…

その彼女のお店にまた行っちゃいました
スパークリングレッドワインにスモークサーモン。
前菜として日本の感覚で注文したら、こんなに来ました
一人前ですよ〜〜

2-2

この日のお夕飯はお魚が食べたくて…メカジキのグリル。
Readerの皆さん、ごめんなさ〜〜い余りにも良い香りで、つい食べ始めてから…「撮影するの忘れたあ〜〜〜〜」で、こんな写真になりました。
本来はバルサミコ(お酢が強い物ではなく、どろっとしたタイプのバルサミコ)を掛けて食べるのがイタリア風なんですが、この日は日本風にお醤油で食べたくて、日本から持参した特選醤油で。彼女のお店ならこんな勝手もOK。だめですよ〜〜他のお店にお醤油持参なんて
レモン汁とお醤油で美味しかったですこれで日本のコシヒカリのお米があれば…なんてそこまでは贅沢言えません。
ワイン飲んで、Amaro飲んで、エスプレッソ飲んで全部で€15とアジア人プライス

ミラノでアジア人同士和気藹々

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madame_mizko at 06:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

September 03, 2012

ミラノの中国人、韓国人、日本人 Part 2

Part 1のつづき…

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上は韓国人経営のアジア食品店ここのオジさんは最初はイタリア語で挨拶しても返事もせずに感じが悪く、反日かと思いました。もうかなり忘れてしまいましたが、一応韓国語も学び未だにハングルは読めるので、「アンニョンハセヨ。私は日本人で、日本で韓国語を勉強したことがあります。」とオジさん に韓国語で言ったら、オジさんは「へえ〜そうなの?”」と言って、感じ悪い態度は大分良くなりました…しかしまだまだ
そんなある日、商品を運んで来たアジア人とオジさんはドイツ語を話していました。それも大層流暢なドイツ語でした
そこで「私もドイツ語は話せますよ。」とドイツ語で話し掛けたら、オジさんは大変驚き、今まで私に見せたことのない笑顔を私に見せて、「ドイツ語話すのか〜〜!」とドイツ語で言いました。
その時からオジさんの態度は激変して、今はとっても親切ですあの時韓国人のオジさんは「中国人の仕入れの人」とドイツ語で話していたのです。
中国人も韓国人も日本人もこのイタリアでドイツ語で話すなんて面白いです

今ではお店にオジさんの姿が無いと、'Guten Tag!'(こんにちは)とお店の奥に向かって言います。
ドイツ語で挨拶する女性は私くらいなので、その挨拶でもう私だと分かるオジさんは、毎回奥から'Guten Tag!'と答えながら満面な笑みで出て来ます。オジさんとの会話はずっとドイツ語です。
オジさんはイタリアに住みながら、以前暮らしたドイツが大好きなんです
ドイツ語でオジさんと話すようになってからは、本当にあのおっかない無愛想なオジさんが優しいオジさんになりました。
言葉って本当に不思議です
今では韓国の冷麺はどれが美味しいかとか、美味しいキムチが入ったよとか教えてくれます。
あ〜いつぞやは、「シソの葉が一杯出来たから持って行きなさい。」と、沢山のシソの葉を頂きましたっけ

次回につづく

madame_mizko at 20:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

September 02, 2012

ミラノの中国人、韓国人、日本人 Part 1

太陽が出るとあっという間に30度を越す暑さになり急に曇って大雨になり、気温は急降下で20度もない寒さこんな寒いミラノの残暑は、私は初めてです。
そんなここ2〜3日。やっぱりこちらは気まぐれお天気です

日本のニュースでは、連日島を廻っての対中国、対韓国の記事が見られますが、ここミラノではどうでしょう……。

私のミラノの自宅は、ミラノの象徴ドゥオモから歩ける距離で、お買い物にも大変便利です
そして周囲は、沢山の中国人の方々がイタリアンバールやピッザリアを経営しています。
中でもMizkoのお馴染みのお店は……

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この写真のお店は中国人経営のイタリアンバール。
イタリア人の経営するバールでは有り得ない、ランチに焼きそば(日替わりでチャーハン)が食べられます
私の大好きなシェカラートも美味しい
家族で営んでいて、お母さんはイタリア人のオジさん達のマドンナです
気っ風が良くて、スプマンテを飲んでいると’Mangia mangia!'「食べなさいよ!」とハムを切ってサービスしてくれたりします。多分日本人サラリーマンのあなたなら、仕事帰りの癒しの一杯は、こんなママさんのいる所に行くでしょう。あ〜〜そこのあなたなら、入り浸りになるかも…。鼻の下伸ばしながら

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上は中国人家族が経営するピッザリア。ピッザも美味しいけれど、ミラノ風カツレツもスカロピーネ(これはレモンと白ワインソース)もエスプレッソもイタリア人経営と何の変わりもなく美味しい。それに安い
こちらのお母さんも気っ風が良く、男性的です彼女もイタリア人男性達のマドンナです
良くお客さんに口説かれています
このお店はミラノに移り住んでからのお付き合いで、店主のママさんと食後に一緒のテーブルで飲んだり、お客さんがいなくなった店内で、中国語のカラオケを習ったりしています
気兼ねがないので、食べられなければお持ち帰り。家にパンがないから少し頂戴…何でも有り。
ママさんも「桃が美味しいから持って帰りなさいよ。」とか言ってくれます。
食後に隣の席で桃を剥いてまでくれます。勿論そんなのはママの好意で、支払いは無し。
このママさんも’Mangia mangia!’と

「ところでMizko、エスプレッソの横にあるのはな〜〜〜に?」
あ〜〜〜〜見つかってしまいましたね!
今回はエスプレッソとAmaro大人の女はただのエスプレッソじゃね〜〜食後は物足りません
それに大人の女はお嬢ちゃまとは差を付けなきゃ〜〜
イタリア人は食後にカプチーノやカフェラテは飲みません

それにしても両方のお店は夏でも一日もお休みはありません
イタリア人経営のお店が一ヶ月もお休みしている時に、平常通りの営業です。
ですから周囲のお店のほとんどが閉店している時には、私にとって「駆け込み寺」的なバールやピッザリアなんです。
まあ両ママさん、本当に明るくて働き者マドンナにはふさわしい
家族で母国を去り、その土地の言葉を習得して、その国のお料理やカフェで勝負をして(決して中華料理ではない!)、その国民が経営するお店に負けずに営んでいる…そしてその国民に愛されるお店になっている…これには本当に頭が下がります。私は彼らの限りなく仕事に向ける意欲と、努力そして底力を実感しています
お見事

今の日本こそ、こんな戦える人材が必要なのでは





madame_mizko at 06:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて