August 2012

August 31, 2012

イタリアはお天気まで気まぐれ?(訂正版)

日本のReaderの皆さん、お寒うございます……ミラノは数日前までの40度近い気温がうそのように、本日8月の最終日午前9時、やっと20度を越える程度の気温で雨が降っています
あれだけ連日暑い日が続いた後にはさむ〜〜く感じます
昨日も涼しいなと思っていましたが、今日程ではなくまだ半袖を着ていましたが、今日は半袖ではちょっと寒い
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(左:8月27日プラダ、ヴィットリオ•エマヌエル2世ガッレリア店のショーウィンドウ。
右:同日ダミアーニ、Piazza del Duomo店のショーウィンドウ。こんな豪華なダイアモンドをそぞろ歩きしながらショーウィンドウで見れるのもミラノならでは

それにしてもイタリア人は寒がりだと私は思います。
今回のバンコクからミラノに来る際、空港にいたイタリア人乗客はマフラーにセーター、ジャケットというファッションがほとんど。確かに空港はクーラーが効き過ぎていますが、そこまで着込まなくても
そして昨日はノースリーブは寒いけど、半袖くらいなら…と思って外出したら、何とコートを着ている男性がいましたそこまで着込まなくても…と思うのですが。

それにしても急な気温の変化には驚きますまあこれもラテンの国の気まぐれでしょうか
あ〜〜〜あったかいおうどんが食べた〜〜〜〜いそう思うくらいに寒いです。
(アニエス•ベー青山店店長の梅ちゃん&ダンゴちゃんへ:こんな日は千吉のカレーうどんが食べた〜〜い千吉に行ったら、私のこと思い出してね他のスタッフの皆さんにもよろしくね〜〜
日本の皆さんは、「この暑いのに、更に暑くなるような事言わないで」と思われるかもしれませんが、まあお許しを

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(8月27日ドゥオモ近くの靴屋さんのショーウィンドウ。イタリアらしい靴私なら歩けませんが…)

その上例年通りに只今Mizkoは花粉症満開
他の国ではこの時期に花粉症なんて発症しないのですが、ミラノだけは8月に発症します。
目が痒い鼻水ズルズルそして時々「へ〜〜〜クション!」なんて色気のないくしゃみの連発
色々な国で色々な時期にこのような症状が出るので、もういちいち原因なんて突き止めません。
目薬、ノーズスプレー、抗アレルギーの錠剤をたっぷり日本の掛かり付けの耳鼻科の先生に頂いて来ていますから、それらでどうにか乗り越えます

ラテンの国のこの気まぐれ気候……
また気まぐれにカァーっと暑くなるんでしょう
イタリアの夏がこれで終わるとは決して思えませんから。

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(8月28日ドゥオモの裏。外灯かと思ったら…月でした。この風景の中の月は幻想的でした


とこのブログをUPしてから3時間後の今…私が想像していたように再び太陽が照り出して暑くなってきました〜〜気温上昇中
あ〜〜〜やっぱりラテンの国はお天気まで気まぐれだあ〜〜〜
今日もお肌露出のタンクトップで出掛けよう〜〜っとあったかいおうどんもキャンセルやっぱり冷えたスプマンテ暑い暑い暑い〜〜〜




madame_mizko at 16:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

August 30, 2012

こんがりミラネーゼ

ミラノ時間で今は午前1時過ぎ…。
この時間になると、当然シャッターを閉め、その隙間からやっと風を受けているので暑いです
寝る時には窓もしっかり閉めます
まあこればかりはどのご近所さんも同じ。
こんな暑いんだから、一晩くらい……と思うのですが、シャッターや窓を真夏でも閉めるのは、この辺りのご近所さんはどこも一斉にそうなので、私も皆さんと同じようにしています。
油断は怖いですからね

(以下の写真全て、2012年8月29日ミラノのヴィットリオ•エマヌエーレ2世のガッレリアにて)
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さて小一時間前に、凄い音
家の前で乗用車とバイクの衝突事故
車を運転していた男性が足を怪我したようです。
つい数日前にもこんな事故がありました。
8月のこちらの皆さんは、バカンス気分と暑さでぼーっとしていますからね

先週の週末にバカンスからの第一陣がミラノに戻って来ました。
お店もそろそろ開いて来ました……がまだまだいつものミラノではありません。
ドゥオモ辺りを歩いているのは世界中からの観光客ばかりで、多分ミラネーゼよりもずっと多いでしょう

次の週末には第二陣が、そして9月半ば頃には全部のお店は開き、ミラネーゼが揃うでしょう。
それにしてもお帰りになった皆さんは、顔から足先までこんがりと日焼けしています羨ましい
まあMizkoもその内に太陽を追って行って、どこかで美黒になろうかな〜〜〜
ここでは美白という言葉は有りませぬ
ミラノで日傘impossibile(インポッスィービレ=不可能)




madame_mizko at 08:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

August 28, 2012

Mizko確かにミラノにいます!

今回ミラノに戻って始めてDuomo(ドゥオモ)にお祈りに行きました。
日本への出発の前とミラノに戻った時には必ずお祈りに行きます。
私はクリスチャンではありませんが、私にとって神様は一人なので、身近な神様には宗教関係なくお参りします。
27-1(雲一つない空とドゥオモ。)

Duomoは何度見ても息を飲むほど美しいです
前回までイタリアで暮す大変さをお話をしましたが、イタリア料理だけではなく、この壮大な美しさを見ると、どんな苦労も忘れてしまいます
私はここに来るといつもかなりの時間を過ごします
今回はReaderの皆さんも500年の時を経て築き上げられたミラノのシンボルDuomoで、暫し静かな時をお過ごし下さい。きっとまた明日のパワーが生まれてくるでしょう
熱く激しいMizkoも、時には正反対の静の時をこうして過ごします。

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(大理石のモザイクが素晴らしいです。)




madame_mizko at 06:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

August 26, 2012

Mizkoのパワーの源は???最終回

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(今日は日本から持って来たところ天を食べました。美味しかった〜!)

Part 2のつづき……

ここまでお話したように、イタリアでの生活はなかなか手強いですが、私を含めここに住む多くの日本人がこのイタリアを好きでしょう                                 
大変だから嫌い…ということではありません。
楽が幸せとは限りませんからね。
ゴミ一つ落ちていず、生活するにもなかなか安全で、人々も親切で文句無し、温暖で寒くもならない……これを安定していて素晴らしいと思う人もいれば、変化がなくて退屈と思う人もいます。
女性が好きになる男性のタイプも同じではないでしょうか
同じ時間に会社に行って、同じ時間に帰宅して、決まった時間に夕食を食べて、いつも決まったテレビ番組を見て笑ってて、お酒も飲まずに喧嘩にもならない優しい人……こういう男性と暮らすのが平和でしあわせ〜〜と思う女性もいれば、つまんないおとこね〜〜と思う女性もいます。
どちらもその人の価値観の違いで、善し悪しではありません。
そしてMizkoはどちらも後者です
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                 (夜8時でもまだ明るいんですよ。)

Mizkoは国も男性も在り来たりじゃ物足りなくて、個性が強いSpecialの方が心が燃える
だから私をこれだけ燃えさせてくれる国イタリア、大好きです
(でもイタリア男性はちょっとまた違いますけどね
イタリアは本当に面白い国です。腹が立つのに憎めない。
他国に見ない腹立たしい人がいる反面、他国で見ない親切な人がいる
それにウェーターの態度に腹が立っても、も〜〜舌がとろけるような美味しいお料理を出されると、も〜〜何もかにも許しちゃうその上にチップまでも上げたくなる
イタリアンマジックでしょうか〜〜

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(こんな車の汚さは、ドイツでは決して見られません!)


さあ日本時間ではそろそろおはようございます。
ミラノ時間は、おやすみなさい。
27日月曜日も暑いのでしょうか……Mizkoはきっと熱いでしょうMizko予報


madame_mizko at 00:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて 

August 25, 2012

Mizkoのパワーの源は???Part 2

Part 1の続き

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イタリアの日本語のフリーペーパー’COME VA?’。「なんとかしてーな!」には、日本人の方々のイタリアでの理解出来ない言動が綴られています。

その記事から…
『迷惑も省みずやたらとセールスの電話がかかってくる。面倒なので「イタリア語、よく分かりません」と答えたら、「じゃあ、どうして電話に出たのよ!」と怒鳴られた。』
私も同じようにセールスの電話をはぐらかそうと英語で同じセリフを言ったら……私の場合には、「それはだめよ!イタリアにいるんだからイタリア語を勉強しなさい!これからの生活をどうするのよ!」というような内容をかなり下手くそな英語にも関わらず、それにためらう事も無く、強くお説教がましく言うので、「イタリア語は話せるけれど、あなたと話したくないだけよ英語を話すなら、あなたこそその下手くそな英語をどうにかしなさいよ!」とイタリア語で言って電話を切りました。
親切な人かもしれませんが……も〜〜う私の本音を解ってよ〜〜〜Leave me alone放っといて欲しいのに〜

『忍耐力がなくては生活不可能なイタリア。そして毎日「これでもかこれでもか」とその忍耐力をためされるかのような試練が次から次へと与えられる。それをクリア出来るものだけが生き延びられるのだと言わんばかりに。』
この言葉には同感ですね〜〜
これでもかこれでもか……とやっと登った山の向こうに更なる山が…それに背を向けていたら生活が出来ないので、忍耐強くそれを一歩一歩乗り越えるために毎日毎日がパワー全開です
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(ほとんどのお店のシャッターは閉まり、本当に静かなミラノです。)

こうして毎日パワー全開で暮らしていると、パワーも必然的にアップして行きます。日本での日記にも書きましたが、日本の生活では、こんなにいちいちパワーを費やさないでも暮らして行かれるので、このパワーの行き場が無くなってしまい、不完全燃焼みたいに思う時も多々あります。

日本では、「Mizkoはパワフル」、「ここのところ元気が出ないので、是非Mizkoに会って元気をもらいたい」などとよ〜く色々な方に言われるます。
「それって私はユンケルみたいなものなの?」と聞いてみたら、「ユンケルより強力!」と答えが返って来ました
私のパワーの源はこんなイタリアでの生活にあると思います。
ここでは連日あらゆることにパワー全開で臨んでいますから
人のパワーも五感と同じで、使わなければ失われて行くように思います
人は年を重ね、失う事もありますが、得る事も沢山ある……そして人生は、楽をしていると失ったり、得れないことも沢山あるように思います。

ちょっと話が飛びますが…
私には忘れられない人がいます。その彼女は高校卒業したてで上京して、私のところに仕事に来ました。今まで沢山の人達の履歴書を見て来ましたが、手書きの字は素晴らしくきれいで、一際目立ったのは彼女の一言でした…「楽して勝てない!」
母親に死なれて、出稼ぎの父や兄の留守を守り、母親の死も理解出来ない小さな妹を自分が母親代わりで面倒を見ていたとのことでした。
考え方はまだまだ子供でしたが、根性だけは言葉通りで頑張りやでした。
もう8年も前の事ですが、あれから彼女のこの言葉は、私の大好きな言葉になりました
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(この靴屋さんは、8月3日から9月3日までお休み。メイン通りにある大きな靴屋さんなんですが…
儲けよりもバカンスが大切なんですね〜人生を思い切り楽しむイタリア人らしいです。)

さてこんなイタリアでの生活ですが、Mizkoのイタリアへの思いとは……最終回につづく


madame_mizko at 03:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリアにて