May 2011
May 19, 2011
成田を飛び立って、着いたところは……
飛行機に乗り遅れたReaderの方はいっらしゃいませんか?
ちゃんとMizkoの旅に同行してくださいよ~~!
さて成田を飛び立ち約6時間……空港に出た途端、ムワーとした熱気と独特のにおいに包まれる……。
迎えの車で20年来通っているM.Oホテルへ。
そこでは顔なじみのスタッフ達に”Welcome back!"と迎えられる。数え切れぬほど来ても本当に美しいホテルである。
あちこちに飾られている私の大好きなオーキッドの花…。
あ~いた!私にとってスペシャルな彼女…T。
相変わらず美しさが目に付く。
私に気付いたTは、美しい真っ黒な瞳を輝かせ、私に駆け寄り抱きつく。
賢く、美しく、どこまでもエレガントな彼女が毎回私に抱きつく度に、彼女に全く相手にされない男性諸君にMizkoは優越感を覚える。
……というのも彼女が夢中な男性はただ一人、これまたとってもステキなご主人だけ。いろいろな国を旅してもなかなかお目にかかれないタイプのT…。若くてもこんなにステキな女性を知っていると、申し訳ないが、日本のテレビや町で見る、彼女と同じ位の年齢の女性がどうしても幼く見えてしまう。
彼女の美しさに酔いながら、冷えたジントニックでも飲むことにしよう。
さあ~~みなさん、Mizkoはどこにいるでしょうか?
サワディカー!と合掌の挨拶をする国…そう、タイ、バンコクです。
写真:本日はチャオプラヤ川を眺めながらの朝食。先ずはコーヒーで新聞に目を通す。
第一面は福島原発の放射線の記事…今後に期待が出来る記事ではない!一体どうなるの???
May 16, 2011
あなたのスペシャルになりたくて
写真:Mizkoの表参道の隠れ家の一つ。さあ~何のお店でしょう???
Readerの皆さん、ここのところ日記の更新をサボっていてごめんなさい。
只今Mizkoは旅支度をしています。さあそろそろ日本を発ちますよ!
今回の日本滞在は今までにない長さの半年。この間大震災もあり特別な滞在になってしまいました。
Readerの皆さんは、「行ってらっしゃ~~い」なんて言わずに、気持ちだけはいつも通りに(?)Mizkoの旅に同行して下さいね。
”いつも通り”に日本を発つ前のMizkoの心はメランコリー。
暫しの間でもあなたとの距離が出来るのは寂しい。
日本国内で会えないのとはちょっと違い、やっぱり海の向こうの遠い国へ行くんだとこんな時には距離を痛感します。
こんな気持ちと同時に、”いつも通り”に思います。
いえいえこれが私らしさ・・・。
石井ゆかりの「双子座」より
「あなたの本質は、安定のためだけの安定は、求めません。
無理にとどまろうとすることは、むしろ、不安定なのです。
鳥は飛んでこそ、鳥です。
あなたの心には翼が生えています。
この翼を使わないことは、どう考えても、不自然なのです。
あなたを本当に大切にする人は、あなたの翼のことを知っている人です。
あなたはおよそどんなことからでも、飛び出して自由に飛んでゆける人ですが、
そんなあなたが帰っていける森が、あなたを大切にしてくれる人の心なのだと思います。」
Mizko…双子座です。
あなたは私のことを「なかなかいないタイプ」だと言ってくれました。
それは私にはとっても嬉しい言葉でした。
Mizkoはスペシャルが大好き。
そして私自身もあなたの心の中のスペシャルになりたい!
だからまた翼を広げて飛んで行きます。
そして私が日本に戻った時には、緑一杯の森で迎えてください。
あなたに「スペシャル」だと思ってもらえるように、きっと色んな事を吸収して帰ります。
May 08, 2011
人生いろいろ
写真:Mizkoの隠れ家の一軒。青山で緑に囲まれてのテラスは爽快!
ジントニック…特にアフリカのサファリの後でジントニックを飲む。
マラリア予防と人は言うけれど!?
ゴールデンウィーク……ヨーロッパ人達の丸々1ヶ月の休暇はプラチナウィークと呼ぶのでしょうか?
ではイタリア人のような夏に1~3ヶ月もの夏休みは何と呼びましょう??
今私の歯は歯石無しのぴっかぴか~~~!う~ん気持ちいい!!
海外を飛び回っている私には、健康管理は旅の基本ですが、半年に一度の歯のクリーニングとチェックアップも大切。それは、歯の場合は定期的なコントロールでいくらでも予防が出来るからです。
私のドクター達は、「科」によってそれぞれ国が違います。そして歯科は日本。
東京のとあるインターナショナルクリニックに私の行く歯科があります。
このクリニックは足を踏み入れた途端に外国にいるよう。日本人のスタッフ達の会話も質問表も英語。
日本人の先生達も英語ぺらぺら。患者さんの国籍もさまざま。
以前の私の歯科の先生は、アメリカに長くいらしたことがある日本人の先生でしたが、ある日突然農業をすると言い、家族を連れてブラジルに移住してしまいました。
そして今回は初めての先生。電話で予約の際に先生のフルネームを伺ったら、完全な外国名。
でも会ったら”ど日本人”!!
イギリス人の血を継ぎ日本で生まれ、16年間アメリカで開業していた先生でした。
このお二方の先生を見ても、先生方自身がインターナショナル!!!
人生には人の数だけ色々な生き方があるものだと思いました。
ドクターと言って忘れられないのが、ボツワナ?ナミビア?ジンバブエ?のどこかで、スコットランドの友人と経験したのが、メディスンマンという現地で呼ばれる、ドクターのような悪霊祓いのようなひと。
裸に下半身は鳥の羽根で出来たお相撲さんのまわしみたいなものを着けていて、狂ったように私達の前で踊る。離れているのに、汗臭さが漂って来る。その汗を飛び散すので、友人も眉をひそめている。
そして動物の骨だの石だの木の実のようなものを地面に投げて、聞いたことがないような言語でなんか言っている……私も友人もなんか解らないまま、そのパフェオーマンスに呆れていました。
そうして止めは口に水を含み、私と友人の顔を目掛けてプーッと吹きかけました。
(これには参りましたあ~~!気色わる~~い!)それで治療(?)は終了!
これも経験だと思い、どこも悪くはありませんでしたが、悪霊祓って健康にということで受けてみました。
友人も私も何に対しても好奇心が旺盛なもので・・・。
私も彼女もあれから健康に暮らしていますが、あのメディスンマンのお陰なのかは確かではありません。
私達の暮らすこの地球上に、今なおこういう治療?を受けている人もいるのですから、これまた人生いろいろと思わずにはいられません。
May 04, 2011
今こそイタリアンモードで!!(改定版)
日本に戻り早くも半年になってしまいました。
ミラノと東京の家を行き来するようになって、こんなに長い(?)日本での滞在は8年振り。
この間海外に住む外からの目でじっくり日本を観察(?)出来ました。
日本人はやっぱり考え方が真面目。特にイタリアのようなラテンの国に暮らしているとそう思います。
日本のあまりにもきちんきちんとしたメンタリティーを目の当たりにしていると、時にはイタリア的なルーズさも人生には必要じゃないかと思うようになりました。
もともとラテン的な性格なMizkoですが、まだまだラテン化し続けています。
日本には、こうでなければならない…みたいな固定観念が多すぎて、もっと自由でいいじゃない。なんでもかんでもそう型にはめなくてもいいじゃない。
大震災前の日本で「老後」と言う言葉を良く目にしたり、耳にしたりしました。「老い」を目の前にしている年齢ならともかく、20台後半や30代で将来年取った時の事を心配している。そんな時にイタリア人の友人達は「来るか来ないか分からない不確かな未来より、確実な今を大事に、そして出来るだけ楽しんで生きる。」といつも言っていました。
長い海外生活に加え多くの国々を旅して来ましたが、日本ほどこの「老後」と言う言葉に触れる国もなかなかありません。
でも大震災後は、不安だらけで一歩先さえも見えない日本になってしまいました。
今こそイタリア的考え方へモード変換は如何でしょうか?
ドイツのとある新聞の”彼氏求む””彼女求む”の欄の忘れられない記事…
”僕は身長180センチ。スポーツマン。旅行が趣味。一緒に旅行が出来る彼女募集。78歳”
”私は小柄で、刺繍が大好きです。お料理も得意で家庭的。彼氏とお出掛けしたいです。76歳”
午後のカフェでは出会って間もないと思われるそういう年代の方方のデートをよく目にします。皆さん、本当に人生を楽しんでいらっしゃる。お二人は周囲も気にせずチューしている…。
ラブラブのそんなシーンを見ていると、恋には適齢期なんてない!と思います。
それに幾つになっても恋心が有る方は、決しておじいさんでもおばあさんでもなくお若い!私達の未来をこうしてステキに生きていらっしゃる方方もいらっしゃるのに、そんな未来をあまり早くから心配していたら、目の前のステキなことも見逃しそう。
先日はキュートなAちゃんとの女子会(!)。
まだまだ若いけれど、自分の考えをしっかり持っている彼女。今回の大震災でボロボロと男性の本性が見えた、それに人生感も変わったと言う彼女がこんなことを言っていました。
「いつ死ぬか分からないから、どれだけ残っているか分からない残りの人生は大切に、その時その時出来るだけ楽しく生きる!」……そう言う彼女には強さも感じられ、とても輝いて見えました。
Aちゃん、イタリアンモードへの変換済み!
今日の命に感謝!そして今のこの時を大切に!そして生き抜いてステキな未来に繋げたいものです♪
写真:私の大好きな地元表参道の鴨せいろ♪Aちゃんとの女子会のメニューでした。