November 2010
November 30, 2010
旅のビフォーアフター
写真:足は私の大切な旅の友。
Mizko…靴下だ~~いスキ!これは私のオリジナルです。
「M」の他に「Baci(キス)」と「amore(love)」がありそれぞれには赤いハートも入れました。
ミラノでもこんな靴下はなく、大好評なんですよ。
結局私自身がsomething special が大好きで、私だけの靴下作っちゃいました。
今宵も例の助監督風のスタッフTは頑張っている。
朝の10時前に出勤して、只今23時。「だめだ、光が弱い!。この写真は明日の日中日光の下で撮り直してみます!」…言うことも最近はすっかり助監督風ではなく助監督!!
私は私で、夕方ジムで汗をたっぶり流し、仕切り直して夜の部に臨んでいます。
Mizkoの旅はとにかく歩きが基本。自分の足が頼りです。
一回4~5日の旅の間の徒歩距離は30キロ以上になるので、日頃からの体力作りは必須です。
最近は巨大飛行場も多いので、今回の帰国のように、手荷物だけで16キロの荷物を伴っての移動にはパワーが必要。今日も傾斜を付けての3キロの早歩きに加え、胸、肩、腕の筋力トレーニング。
頑張りすぎてお箸持つ手も震えます。アルコール不足ではありません!!!(きっぱり!!)
旅の間の体力よりも、万全な健康状態で旅に臨めるように体をもって行くのも、
これもまた大切なことですし、大変なこと。
そして旅が終わった後の自分へのアフターケアーは、次の旅へ疲れを残さないためにももっと大切。
日記を通してお気付きになられたかと思いますが、Mizkoの旅は時に気温差も激しい。
この夏オーストリアの山では吹雪にも遭いました。
それにところ変われば、気温だけではなく、お水も違えば、お食事も違う。
旅から戻ると必ず私は内臓から身体を休めます。
東京のスタッフにも「ミラノの家に戻ったら、2日は寝る!」とメールを出し、これはホテルで言えば、「起こさないで下さい」の札の代わりです。別に2日間寝るわけではありませんが、仕事はスタッフに任せ、体を休める…と言うより、もう次の旅への準備でもあります。
胃腸の調子が悪いわけでもないのに、Mizko自家製雑炊で内臓も休ませます。
そして大事なのは、足の疲れを取ること!!
それだけ歩いた足は、そのままにはして置けません。
イロイロな国での経験から自分も学び、、Mizkoのかくし芸??…足のマッサージ。
なかなか上手だと思いますよ。
そしてタイでいつも買う特別な物でのマッサージ。
つま先から足を中心に、そして全身。そしてこれまた秘薬(?)を入れての入浴。
全行程約一時間半。これでリフレッシュ。
入浴後はこれまたタイの秘薬(?)を全身に塗り、体全体をしっかり休めます。
体の芯に疲れが溜まると、どんなに寝ても疲れは取れませんからね。
寝る前に疲れを徹底的に取ることが大事だと思います。
そして数日間の禁酒も大事です。特にMizkoには必要です!
一回一回の旅が終わる度、外側だけではなく体の芯から疲れを取る…
これが元気に旅を続けるコツだと思います。
アフリカ…特にタンザニアの私の学校に行くには、とんでもなく体力が必要です。
同行者全員男性。ほとんどマサイ族ですから。
Mizko紅一点、彼らに同行拒否されないように、これからも体力勝負!
November 25, 2010
時に店長、時にモデル?、時にスタッフ、時に助監督?
写真:ポーランドで有名なバルト海の琥珀。ワルシャワでゲットしました。
モデル=Mizko…お見苦しい点はごめんなさい!
例の体調不良のスタッフTがやっとオフィスに戻って来ました!!
…なのに初日に遅刻。それも電車の影響!!彼女、いざという時に弱い!
でも休んだ分だけ頑張る意欲は窺えました。
アクセサリーの撮影はなかなか大変!これは前から皆さんにお話していましたが、本当に難しいし、時間がかかる。デジタルカメラで結果を見るとなかなか上手く撮れたな…と思っても、いざHPにアップしてみるとなんだかイメージが違う。
でも女性ならではのアイディアやセンスって絶対あるはず……。
素人だからこその良さも絶対あるはず……なんていうことを信じて撮っています。
そこでスタッフT。休んだ分だけ仕事に対するエネルギーが生まれたのか、今日は映画の助監督風な感じでバシバシ写真を撮る!ボディに服を着せて、その上にアクセサリーを飾る際には、「Mizkoさんが着ている服をボディに着せましょう!脱いで頂けますか?」。
剥ぎ取られる?!そのノースリーブのワンピースの下には黒のハイネックのシャツを着ていましたが、「次はハイネックをボディに着せます。申し訳ありませんが、脱いで頂けますか?」と次にシャツも剥ぎ取られる?!
昼間からオフィスのカーテンはピシッと閉められ、「追いはぎ」に遭ったみたいなMizko!
今度は実際にアクセサリーをつけて写真を撮ることになりました。
私より若い彼女を当然モデルにと思っていたら……「だめです!肌は出せません(出せない深い理由があるようで)!」はあ~~~結局モデルはMizko。Tは助監督に徹する。
イタリア式の(?)胸の開いたワンピースでは、やれブラが見えただの、胸が見えすぎただので再チャレンジ。
「何?私の顔の横の紐?」「それMizkoさんの髪の毛の影です。だめだ!もう一枚撮りましょ!!」「え~~この首のシミなあに?こんなのあったっけ~?」「それも影です!撮り直しましょう!」。
素人モデルと素人助監督で悪戦苦闘!
スタッフKも今日は「まいせん横丁から」の更新中に、「あれ~~~文章が消えたあ~~~!」のアクシデント。一時間以上の努力も水の泡。
とにかく二足の草鞋の素人達が悪戦苦闘の繰り返し!!インターネットショップの裏側なんて全く知らなかった私達ですが、解らなかったことも一つずつ理解をして、出来なかったことも一つずつ出来るようになり、ゆっくりですが、確実に前進しています。
ですからReaderの皆さんも気長にお付き合い下さいね。どうぞ宜しくお願いします。
今は忍耐強く、学び時という考えはスタッフ皆同じです。
正に、「ローマは一日にして成らず」
Mizkoの告白…ある夏の日のamore(アモーレ、恋人)
今日は朝から良いお天気……。何故だか遠い昔の彼を思い出しました。
私の人生であれだけ情熱的に一目惚れされたことはありません。
え~~~これってMizkoのモテてたっていう自慢話???なんて思わないで最後まで聞いて下さいね。
それはある夏の日でした。その日は当時のボーイフレンドとデート。
そんな時にその『彼』との出会いがありました。
誰が声を掛けても彼は振り向きもせず、不貞腐れた感じで背中を向けていました。
時々振り向いても、「うるさい奴らだな~~~!」っていう表情をしてご機嫌斜め。
私がそばに行った時でした。偶然振り向いた彼は私を見つけると、私に走り寄って来ました。
そして私の顔を無言で見ている…。私が「こんにちは」って言うと、彼は黙って私の横に座りました。
私もボーイフレンドそっちのけで、彼の横に座りました。
まだ彼はじっと私を見ている…その内私の髪や顔を撫でるのです。何度も何度も黙って撫でていました。
時々ほっぺにキスもして、私が彼の方に顔を向けると、やさし~~い目で私を見つめ、また顔や髪を撫でて、私の唇にキスをしました。
バッグを開けてハンカチーフを出す仕草も、髪を触る仕草も、私の動作全てを彼は目で追います。
ずっと私を見ていて、また髪や顔を撫でてキスをする。その繰り返し。
そんな私達の姿にボーイフレンドも呆れ顔!!
そこで告白!このお相手とは…………彼…毛深すぎる!!!
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実は動物園のゴリラなんです!!!
ガラス越しに何度も私の顔や髪を撫でキスをしました。
ゴリラを見ていた大勢の人達もこれを「恋」と感じたようです。
そこにずっといられるわけでもないので、私が「じゃあね」と言って立ち上がると、私を見つめる瞳が悲しそうでした。私が彼に背を向けると、ガラスを思いっきり叩いて叫んでいる!ずっとずっとガラスを叩いて私を呼んでいる!!!
こちらもそれを振り切って去ってしまうのが辛くて、戻ってガラスに近づくと、またカラス越しに私の顔や髪を撫でてキスする。背を向けると、またガラスを叩いて私を呼ぶ…。
それを見ていた皆が声を合わせて、「ゴリラが可哀想…」なんて言っていました。
……でもどうすればいいのこの私???
後ろ髪を引かれる思いとはこういう事で、私も本当にこのお別れは辛かったです。
私がメスのゴリラだったら……絶対彼から離れない!!筋肉質の逞しい体に男らしい顔。でも何より私にとって~~も優しい!その時横にいた人間の彼よりも、情熱的で男らしくて優しかったな~~~!私には忘れられないlove story(?)です。
Mizko,23歳の夏でした。
追伸:実はキリンとも忘れられない思い出があるんです。あ~~牛にモテモテで(?)もみくちゃにされた自慢話もあったっけ~~~~!あ~~そんなの自慢にはなりませんよね!
November 23, 2010
日本人の友達と日本語で語れるしあわせ!
写真:ミラノのメルカート。
この露店の靴屋さんにはグッチ、ドルチェ&ガッバーナ、トッズ、プラダの靴も並び、安くなっても日本円で何万円かはするというのに、このようにブーツは洗濯ばさみで留めてある……グッチの黒のステキなブーツも洗濯ばさみ留め……メンタリティーの違い?!
夏に一部の生花店は、生花は売らず造花を売るのも理解出来ない。日本の生花店が、どれだけ夏に苦労してお花を扱っているかを考えると、生花店のプライドはどこなの??と聞きたくなるけれど、それはねえ、イタリアだからなの……と自分を納得させている。
スタッフKが遅い夏休みから戻りホッと一安心!
不調スタッフTはまだ出勤出来ず……。彼女、見た目より『お体お弱い』!
でも先日の私の日記での注文…元気になったら3倍働くこと、Mizkoの要望のご飯をご馳走してもらう件は彼女も納得!いえいえ帰国直後に、彼女の仕事までさせられてNOとは言わせません!!!どうにか昨日から在宅で仕事が出来るようになり、ア~~~良かった!
「あ~~日本に帰ってきた~~な~~」なんていう気持に浸るヒマなくバタバタになって、「まいせん横丁から」では、スタッフKが今の私の様子を語っていますが、それでもMizko…イタリアにいる時より大人しい…あのイタリアでの連日必須だったパワーに比べれば何でもない!!
日本で私が吠えたところでそれはイタリア滞在中と比べれば、まだまだささやきぐらい?!!!
腹が立つと言っても、あの激怒に比べればまだまだ……。
それに日本には私の心を日本語で癒してくれる人がいる…思い切り日本語で愚痴り、それを聞いてくれる人がいる……気の張りが一気に緩み、へろ~~んとしちゃった時には、黙って付き合ってくれる人がいる……それだけで私は本当にしあわせだな~~と思います。それで頑張れないわけはない!!
海外滞在中には日本人との接触が余りありません。
そんな生活をしているので、こういうことが有り難~~く思えるのかもしれません。
何語を話せたところで、心許せる日本人の友達と日本語で話せるって素晴らしい!!
勝手な人生を生きて日本を行ったり来たりの私ですが、そんな私の事を、会えなかった時間を越えて暖かく迎えてくれる友人達に心から感謝しています。
会っている時に伝えたくでも、その時にはそのことも忘れてしまうぐらい和んでしまったり、騒いで(?)しまうので、ここで私の気持ちを伝えます。
有難う!有難うございます!
November 22, 2010
表参道便り
写真:たっぷり日本に浸りたくなると、私はこんな処で一人和食を頂きます。
都会の真ん中とは思えない静けさなんです。Mizkoの隠れ家???
生まれ育ったここ表参道も、最近はなんかひっそりしていて寂しい。
246通りは何軒かビルごと壊されて、平地になって東京タワーがよく見えます。
まい泉通り付近もドンドン住人が出て行ってしまって、その後家は壊され、大きな敷地があちらこちらにあります。そして夜には人気がなくて暗く怖いぐらいです。
この町に生まれ育った私には、それがどうにもこうにも寂しくてたまりません!
私はこの町が好き。
こんなご時世になっても、私がよく行くレストランやバーだけは消えて欲しくなく、私も応援しています。
そんなお店で私はいつもMizkoの名前を呼ばれ、帰国した後に行くと、そんな皆さんのウェルカムが嬉しい!!「Mizkoさん、お帰りなさい!いつ帰ってくるかと皆で話していたんですよ~~」なんて言われると本当に嬉しい!!
お店を辞めて他に就職する人も、他の支店に移ることになった人も、ミラノにいる私に知らせてくれました。
お店で見ていた顔が、知らない内にいなくなっちゃうのは寂しいですが……。
昨夜は女子会で(後で説明しますね)原宿のヴィアクアドローノへ。以前青山店をご紹介させて頂きましたが、原宿店は青山店とはがらっとムードが違い、ヨーロッパ、それもイタリアというより私はフランスの雰囲気を感じていて、私のお気に入りのお店のひとつです。
そこで散々女子で食べて飲んで騒いで暴れて(?)帰宅。
家に着いた途端にメールが届く……お店のSWさんからでした。
ありがとうメールです。こういうのって心に響きます。そしてまたそのお店に行きたくなりますね。
この町には美味しくて、スタッフの皆さんの人柄が素敵なお店がいくつもあります。
Readerの皆さんも表参道にいらしたら、もっともっとそんなお店にいらしてみて下さいね。
夜さっさと直帰しないで!!
ここで女子会とは…Mizkoと20代半ばチョイ過ぎの二人とのかしまし娘(?)で構成されています。
食べて飲んで騒ぐだけではありません。ちゃんとテーマを決めてディスカッションもします。
昨夜のテーマは「日本男児について考える!」でした。
いや~~テーマからして、盛り上がりも半端じゃありませんでした。
二人の話でMizkoも勉強になりました!年の差越えて!!かしまし娘のショットをアップしたかったのですが、皆…顔真っ赤のほろ酔い気分なので却下!!!
三人共血液型O型。赤ワイン大好き!!
昨夜はラテンのノリで軽くボトル2本を空けて解散!次回の女子会のテーマはどうなることでしょう?
「日本男児について考えるパート2」もいいな……。勉強になるし…。