August 2010
August 07, 2010
外国語は楽しい?!!
写真:路上マーケットこそミラネーゼのデパート?!食べ物でも着る物でも色んなものを売っています
今日のミラノは気温も湿度も心地良い一日でした。
もうすぐ2週間もバカンスでクローズになってしまう東洋食品のお店でお買い物。
旅行前なので、お店はほとんど空!!
大好きな冷やし中華の乾麺を買おうと思ったのですがないので、在庫少ない韓国冷麺とキムチをゲット。
オーナーは韓国人の方で、仕入れは中国人から。でもお店の半分以上は日本食品。
私はハングルを前に習っていましたが、今では会話はだめ。でもハングルは未だに読め。
それをオーナーの韓国のおじさんは喜んでくれます。
しかしおじさんは長い間ドイツに住んでいたそうで、彼との会話はドイツ語。
おじさんと仕入れの中国人との会話もドイツ語。
イタリア、ミラノにいながら、日本人と韓国人と中国人がドイツ語で話すというのもちょっとおもしろい!
お店に入っての挨拶は「Buongiorno!」ではなく、「Guten Tag!」!!
私は自分の下手くそなりの語学力を何よりの財産だと思っています。
少なくてもMizkoという人間を知ってもらい、通じている……。それで十分。
私にとっては「外国語」なのだから、間違えることも恥じないし失敗も恐れません。
学生時代の英語教育では会話が身に付かず、あれこれ試して幸運にして見つけたMizko独自の英会話習得術。長い間の苦労がうそのように、英会話があっと言う間に上達。
出来ないんじゃなくて、習得方法が私に合っていなかったと確信しました。
その国にいるからその国の語学が簡単に身に付つくとは限らないという体験もしました。
ドイツでのドイツ語習得は苦労しましたから。どうしても聞いていて好きになれず、ただただドイツで生きるために学んだことが、習得を遠回りさせたんだと思います。
反対に、当時行ったこともないのに、サウンドが好きで学び始めたスペイン語の、上級クラスくらいまでの習得スピードは、速かったですから。
何をするにも「好き」という気持ちが大切なのかもしれませんね。
そして日本人で、このイタリアでドイツ語を話せるって言うと、皆感心してくれる……。
それがちょっとうれしい!苦労した甲斐があります。
集中力がある時は外国語が混ざってしまうことはありませんが。友人間で気を抜いて話に夢中になると、「Mizko! Mizko! イタリア語がスペイン語になってる!!」とイタリア人に言われます!!
まあそれも一つの余興!
外国語がMizkoの人生と人生観をがらりと変えてくれました。
高校生時代、私の大の苦手な科目は英語!!!
自分のそんな経験から、「人は自分次第で変われる!」と信じています。
語学習得で苦労している方へ……NEVER GIVE UP!
そして私の語学習得もまだまだ続きます。私自身も……NEVER GIVE UP!
August 06, 2010
国境越え
前回のポーランドも「イタリアからまた外国に行った」ことにはなりますが、ここでの生活に馴染むと、ヨーロッパ内の行き来は、日本で言う国内移動と変わりません。
ドイツに暮らしていた頃、EUにならないその時代でも、「週末にフランスに行く、オーストリアにちょっと行って来る」と日本の家族や友人に言うと、どんな優雅な生活をしているのかと思われたものでした。
しかしその頃は国境があったと言っても、車なら陸続き、簡単なパスポートコントロールで国境越えは出来ました。
そして今ではEUという大きな一つの国になったも同然で、ポーランドにしても、通貨はまだユーロではありませんが、同じEU諸国の中ということで、大きな税関審査がある訳でもなく、国内旅行と全く変わりません。
日本は島国で、どんな近くのお隣の国に行くにも海を越えるせいか、外国というと遠いという印象があるように思えます。
ドイツ人の友人は、フランスにパンを買いに行くし、イタリア人の知人は、イタリアより安いという理由で車のガソリンはスイスに入れに行きます。スイスはEUではありませんが、簡単に行けます。
私も国境まで一時間半程のドライフで、家具はスイスにある巨大なアウトレットに行きます。
数年前に日本から友達が来て、10日余りで車で8ヶ国一緒に周遊しました。
本人は国境を越えたことも気付かない…。
去年日本のスタッフが来た時も、とっくにドイツからフランスに入り、フランスのワインを飲んでいるのにまだ気付かない。国境越えるって今ではそんなものなんです。
あるロータリーは一周するだけで3ヶ国に行ったことになります。フランス、スイス、ドイツ!!!
どっちに行ったらいいか分からず、私はそこを3周ほどしたので、数分間に3ヶ国に3回づつ行ったことになります!!
それに今ではルフトハンザイタリアがヨーロッパの各都市にどんどん格安飛行機を飛ばしているので、それと円高を上手く利用すれば、東京ー大阪間往復の新幹線代の4分の1くらいの値段で、往復出来るんですよ。
それに東諸国ですと物価も安く、ワルシャワでは五つ星ホテルが東京のビジネスホテル以下の値段でした。
国内を移動する気分で、こうして文化、習慣、言葉、食べ物が全く違う国に行けるのが、ヨーロッパの魅力だと思います。
August 05, 2010
ミラノの夏
写真:テラスの温度計、40度を越しています!!
ワルシャワから戻り数日は涼しかったミラノも暑さをぶり返しました。
ご存知ですか?ミラノはまだまだクーラーがないところが多いんです。
この頃の地下鉄、バス、路面電車は熱気でたまりません。
我が家には流石にクーラーはありますが、あまり使用しないようにしています…と言うのも、クーラー慣れすると、クーラーのない外での行動が辛いからです。
それに夜8時を過ぎても太陽がサンサンと照っているので、一日の内、暑い思いをする時間が日本に比べて長い。何年か前にはそんな毎日が5ヶ月ほど続き、これはクーラーを頼ってばかりではいられないと思いました。
しかしクーラーを頼らない代わりに、ここでは びっくるするような薄着が可能ですから(!!)、どうにか暑さを乗り越えられます。それに水を浴び、冷えた夏野菜や果物で体を冷やす…かなりクラッシックな(?)方法で過ごします。
しかしそんな生活をしていたら、暑さに強い体になったような気がします。
クーラー頼りの時は異常な程体がだるかったり、頭が重かったり、肩こりがしたり……気付かない内に冷房病だったのかもしれません。
またミラノは防犯上、夜は窓だけではなくシャッターも閉めます。それはちょっとそこまでの外出時も同じです。
夜は蒸し風呂状態になるので、その時に多少クーラーで部屋を冷やしたり、シャッターの隙間から風を入れます。
とにかく暑いと言っても、窓を開放して寝られるほど平和な町ではありません。
特に私が住んでいるのは町の中心部なので、用心しないと!!
バカンスで留守にしているミラネーゼの女性は多いですが、この頃の彼女達のファッションをご覧になったら、日本人男性の皆様は大喜びでしょう!
Mizkoの名言集(?)より、『胸の谷間はアクセサリー!』。まさにその通り、アクセサリーの如く、思い切って見せていらっしゃる!!
それに加えて、美白と程遠い小麦色に焼けたお肌がご自慢!
『胸の谷間はアクセサリー、焼けたお肌はファッション』と言ったところでしょうか。
暑いイタリアの夏、熱い彼女達にめまいがしそう!
暑くて熱~~いミラノより
August 02, 2010
ミラノの月曜日
写真:ミラノでのアイスコーヒー。シェイクしてあり、甘味もあります。
ミラノ生活でどうしても慣れないことがあります。
その一つは月曜日のスロースタート。
月曜日がお休みのお店もありますが、オープンするのが午後3~4時なんです。
閉店は何時も通りに午後7~8時。
この習慣には慣れず、月曜日の朝に町に飛び出て、空振りで家に戻ったこと数知れず。
その上ミラノは今はバカンスシーズンで閉店しているお店も多いので益々静かな月曜日です。
バカンスで、7月半ばから9月半ばまで閉店なんていうお店もあります。
レストランもバーも小さなホテルや小さな郵便局すらも数週間は閉まってしまいます。
ミラネーゼの人口が3分の1になってしまうと言われるこのシーズン、スーパーの棚が空になっていたり、お魚は全く売られなくなったり、お花やさんはプラスティクのお花を売り出したり、日本では考えられないことばかり。
開いている飲食店はバカンス価格で値段を吊り上げ、不便で、空き巣に要注意のシーズンです。
7月半ばから9月半ばまでは、本当のミラノの生活は見られませんので、ご旅行でいらっしゃる方はそのおつもりで。9月半ばになると、バカンスで真っ黒に日焼けしたミラネーゼ達で町は溢れ、活気が戻ります。
でも今頃のミラノ滞在は、一年の内で一番静かな時で、私は嫌いではありません。
年中無休で価格もいつも通りの穴場のイタリアンレストランもあるし、日本レストランも平常通り。
どうにか生き延びられます(?!)。
夏にミラノにいらっしゃる方で、これらのレストラン情報が必要でしたら、商品のお買い求めとは関係なくショップの方へお問い合わせください。
Mizkoミラノに戻りました!
写真:ポーランド料理はボリュームたっぷり!!
これはアヒルのグリルにベリーのジャムソースと甘く煮たリンゴ添え、それに炒めたポテト。
チェコもそうですが、お肉にあま~いジャム……Mizko、嫌い!このお料理も半分以上残してしまいました。
ごめんなさい。
Reader の皆さん、Buongiorno !
ワルシャワも東諸国と言えども、日本でも御馴染みのお店のチェーン店もあり、
思っていたよりずっと活気のある街でした。
しかし買い付けとなると惹かれる物が余りない。
こんなお店をネットで開いても、Mizkoはあくまでも消費者で、自分が消費者として納得いかなければ買わない。
その中でゲットしたバルト海の琥珀は、ミラノで改めて見て、その美しさにうっとり!
皆さんへのお披露目が待ちきれません!勿論Mizkoも自分用にゲット。
公私共に使えそうで、私も東京で付けるのが楽しみ。