January 06, 2021
1月6日魔女の日?/ミラノ暮らしのマダムMizko
いよいよ日本もコロナ感染のスピードが上がって来ました。
これは、イタリアでこの一年間経験した私が一番恐れていたことです。
一度コロナのスピードが上がってしまうと、もうなかなか止まらない
今一度日本国民の命と経済を守るためにも、お一人お一人が慎重に行動し、呉々もお体に気をつけてお過ごしください
本日1月6日は、ドイツでは『Heilige Drei Koenige=ハイリゲ ドライ クーニゲ と呼ばれる公現祭(東方の三博士の来訪記念日)』のため祝日です。生活の中では、「クリスマスが終わる日」としてクリスマスツリーを片付けるのが一般的です。
この日はイタリアでも祝日で、こちらも公現祭で『Epifania=エピファニア』と呼ばれ、これでNatale(クリスマス)が終わります。
イタリアでは、前日5日の夜中に子供達が枕元に靴下を置いて寝ます。その間にBefana=ベファーナ(魔女)が箒に跨ってやって来て、一年間良い子にしていた子供の靴下の中にはお菓子を、悪い子の靴下の中にはCarbone=カルボーネ(炭)を置いていくと言われています。炭の形をしたお菓子もあります(写真右上:先日日記でご紹介したスーパーで買ったスマイルの靴下に入っていました。Mizkoは悪い子だからではありませんよ〜お菓子も沢山入っていましたから)
今年の『Epifania』は前日からコロナ感染拡大防止策としてイタリア全土が赤信号(一番厳しい行動制限令)で、余程の理由が無ければ、Stay at homeです外出する場合は、その理由を記した自己宣言書が必要です。
クリスマスシーズンからこの日まで、イタリアの行動制限は大変に厳しく、一方で経済活動を支えるために、日によって制限範囲が異なり、信号の色は、厳しい順から赤、オレンジ、黄色の三色で、その日は何色かを確かめる必要がありました。ここぞという楽しい日は全て赤信号クリスマスも大晦日も勿論赤信号でした
幼い子供達の夢こそは、コロナなんかに壊されたくはありませんね
ベファーナさんはお菓子を運び、自宅で過ごす多くの子供達を笑顔にしてくれたことでしょう