ミラノのレトロな路面電車❤️ミラノにて美しい新緑の中での至福のビール❤️

May 13, 2022

運命のミラノ3泊4日の旅❤️

さ〜てお引越しも本格的になって、連日荷造り荷造りの日々です📦📦📦

IMG_2170IMG_2177一度に引越しやさんに荷物を運んで頂くと、どか〜んと新居に届いた荷物の片付けが大変なのと、兎に角新居が近いので、自分達で運べる物はちょこちょこと運び出しています。それで連日新旧のアパートメントを行ったり来たり。そしてこっちでアペリティーボをしたり、あっちでしたりと、アペリティーボの用意はどちらにもしてありますこれがなかなか楽しい
(写真左:今年最後のイースターチョコレートとコロンバを開けて見ました。イースターチョコレートは、中にもチョコレートとおまけにブレスレットがこのコロンバはとっても美味しかったですぅ〜〜食べ始めると「も〜どうにも止まらない〜〜」
ミラノと日本との行き来を始めたのがちょうど19年前。
数年住んでみて良さそうならば、物件を改めて探すはずでした…が〜〜〜、結局は最初のこの物件以上に気に入る家が見つからず、19年も経っちゃった〜〜〜ということです。
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この物件との出会いは、20年前の冬、母が亡くなって半年ほど過ぎた時でした。
ドイツの知人友人に会いに来て、悲しい心を癒そうと3泊4日で大好きなミラノに小旅行で来ました。
私はもともと海外物件を調べるのが好きで、その土地では、どんな家がどのくらいの値段で借りられるのか買えるのか不動産広告を見るのが旅の楽しみでもあります。IMG_2182
(写真右3枚:日本と違い、びっくりするほど狭いエレベーターが多いので、消防車のハシゴのようなもので荷物を上げ下げします)
そういう私の旅での興味を知っている家族が、心がど〜〜〜んと落ちた私を労わるかのように、「不動産屋さんに行って直接色々と情報を聞いたら」と言ったので、それもそうだと思い、不動産屋さんに行ってみました。
そうしたら、「あら〜この近くにちょうどいい物件があるから、見て参考にしたらどうでしょう」と
言われ、外国物件に興味がある私には、嬉しいお誘いでした。
「でも借りるつもりはないんですよ。」と言うと、「それは構いませんよ。」と言ってくれたので、見に行くことにしました。そしてすぐに歩いて連れて行ってくれました。IMG_2054

まだ居住者はいましたが、翌春に退室するとのこと。
それが19年間住んだこの家なんです

その時には、勿論我が家には日本での生活がありました。
しかしこの家を見た瞬間、惚れました正に一目惚れでした
特にここのテラスを見た時、家族の一言があり、人生を一からやり直す決心をしました。
確かにこれからの収入や色々な不安もありましたが、「女は度胸」(また出ました
中途半端な思いでは、人生も自分も変えられない
両手いっぱいで何かを得ようとしても得られない
ここは手放すものは手放し、人生丸ごとリセットだ
それには「度胸だ」
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これがMizkoの東京〜ミラノ行ったり来たり生活のスタートです。

内見中にそれを決断し、不動産屋さんに即伝えたら、内見前「借りる気はありません」と前置きしていたので、大層驚かれました
そして契約、支払いをこの3泊4日で済ませ、翌春には母の一周忌の法事をし、夏にこの家に引っ越して来ました📦📦📦

あの3泊4日の旅で私の人生をガラリと変えることになるとは思ってもいませんでした。
勿論周囲はびっくりでした「あれ、ミラノ行きは単に傷心旅行じゃなかったの〜〜
「それにしてもドイツでもアメリカでもなく、イタリアってどこから来たのその発想〜〜〜」と

この19年、この家とはたくさんの思い出でいっぱいです。本当に大好きな家でした
この19年間ミラノで見たアパートメントで、私にとっては、未だにこのアパートメントの外観が一番好きです(写真下:ミラノ暮らしを決意した運命のテラス
IMG_3546しかしアンティークな造りの為、今回室内外の長期的な大修繕工事が必要となり、お引越しとなりました。
あと少しでこの家ともお別れですが、今の私の心は、悲しいよりも感謝の気持ちで溢れるばかりですこの家との出会いがあったからこそ、このショップや皆さんとの繋がりを頂きましたし、私の人生を深い悲しみから幸せに導いてくれた家でした

そして以前日記でもお話ししましたように、新居ともまたまた奇跡的な出会いを頂き、こちらにも心から感謝


madame_mizko at 21:33│Comments(0) イタリアにて | ミラノにて

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