March 02, 2020

ミラノ暮らし/コロナウイルスでお騒がせの中で…

IMG_9666すっかり世界をお騒がせしているロンバルディア洲のミラノですIMG_9667
10日程前までの静けさが嘘のような日々です

(写真左:ここでいつも植木を買います。写真右:ここでは雑貨を。笑顔がとってもステキな優しいお兄さんがいます

私の住んでいる所はミラノの中心部ですが、観光客は殆ど来ない場所です。
外出禁止令が出ている訳ではありませんしお店も開いていますが、私の周りの人々は、余程の用事が無い限り外出は一切せずに自宅で過ごしていて、私も皆さんに従ってお家に引き籠っております。
IMG_9680(写真右:オリーブやアンチョビを買います。写真左下:蜂蜜やさんですいつもどれにしようか悩みます)

IMG_9677イタリア人こそこんな時に「”Mamma mia mamma mia(マンマーミア)”なんてこっちゃ〜」とパニックになるかと思っていたのですが、この辺りの私の知っているミラネーゼの方々は全くそういうこともなく、イタリアの感染者数が3人になった頃から、不要不急な外出を避け、事態を静かに見守っている感じです。それにはちょっと感心しました
買い占めしている様子もなく、Mizkoが一番買い占めしてるかも〜

さてコロナウイルスの話ばかりもうんざりですから、今日は(何回か日記に書きましたが、)ミラノのmercatoのお話を写真と共にしましょうね。
IMG_9686(写真右:このお店は便利。なかなかその辺で買えないパーツ等も売っています。ちょっとした東急ハンズ

mercato(メルカート)とはマーケットのことですが、ここでは、道路が閉鎖されてオープIMG_9691ンされる路上マーケットを意味します。普通のマーケットはsupermercato(スーペルメルカート)と呼びます。
(写真左と左下:この八百屋さんは他よりちょっと高いのですが、兎に角新鮮それにミラノ大聖堂の袋が可愛い

ミラノのmercatoはほぼ毎日色々な所で開催されますし、場所によって売っている物や質、そして雰囲気もかなり違います。

私がいつも行くのは木曜日のmercato。何と私の家のすぐ横の道路からかなり長い距離開催されます。
寒い日も暑い日も雨の日も雪の日もです。
近くにスーパーマーケットもありますが、スーパーマーケットには無いものも沢山売っているので、地元人の生活にIMG_9707とってはmercatoはとても大事です

東京とミラノの家を行き来して、今年で18年目。IMG_9684
mercatoでも沢山の方々にお世話になっていて、歩くとあちらこちらからCiaoと声が掛かります。

(写真右:最高に美味しいゴルゴンゾーラとパンのお店。このお父さんは絶対に私にダイエットをさせてくれず、私の顔を見ると、「Mangia! mangia!(マンジャ!マンジャ!=食べろ!食べろ!)」とその場でパンにゴルゴンゾーラをたっぷりつけ、私の口の前に突き出し断り切れないので、最終手段だと「健康診断でお医者さんにダイエットしなさいと言われた」と言ってみたら、間髪入れずに「医者変えろ」と返して来ました。この手は他でも使ったのですが、回答はいつも同じさすがMangia mangiaの国イタリア

イタリアに住み始めた頃、イタリア語の学校の宿題の分からないところは、mercatoのIMG_9697お父さんに教えてもらったり、そのお父さんが分からないと、その隣りのお父さんと相談してくれました。
今でもイタリア語での名前や発音が分からない時、見た事の無い食材のお料理の仕方などを教えてもらっています。皆さんとても良く教えてくれるので、私にとってmercatoは学びの場所でもあります。IMG_9699
それだけではなく、地元の人達との大事なコミニュケーションの場であり、私はここで地元ミラネーゼの生活を学んでいます。
(写真左上:カボチャですよ〜。写真右:こちらは大人気のカシミアのお店。どこよりも質が良いのですが、お値段もそれなりに〜
雑誌で取り上げられるようなお洒落なBARやレストラン、ミラネーゼが全てではありませんからね。
(写真左下:こんなトラムに乗りました
IMG_9663写真は全て2週間前の木曜日、まだイタリアのコロナウイルス騒ぎが静かな時のものです。先週の木曜日もお店も出ていましたし、人出もまずまずでしたが、私はマーケットが開かれている道路には入らず、手前のお店だけで買物を済ませました。
近くのおじいちゃまも遠回りをして人混みを避け、お目当てのお店でお買い物をしていらっしゃいました。

元のミラノに戻るには、かなり時間が掛かりそうですが、Forza Milano Forza Italia
(頑張れミラノ頑張れイタリア

自宅待機の出来る家がある…心から感謝。シリアの人々に平和を

☆今ドイツのニュースで、ドイツ人感染者が病院からインタビューに応えていました(顔を隠しません!)。全く症状が無いとのこと、お見受けしたところもお元気そう。これだからコロナウイルスは怖い
(娘さんが感染したので、ご自分もテストをしたら陽性だったのこと)
☆昨日はイタリアのニュースで病院から退院した方のインタビューがありました(顔を隠しません!)。
「早く家族や友達に会いたい」と満面の笑顔でした

madame_mizko at 13:30|PermalinkComments(0)

February 26, 2020

いつもとは違うミラノ生活

さてReaderの皆さん、ここ数日前から、イタリアのコロナウイルス感染者急増のニュースでお騒がせしておりますまたご心配も頂きまして、誠に有難うございますIMG_9742
何人かの方には、「ミラノでスーパーが空っぽ」ともご心配を頂いたので、取り急ぎミラノの現状をお知らせ致します。
私の住んでいる所は、ミラノ大聖堂から歩いて15分程のミラノの中心地で、東京の家のある表参道のように、商業施設と住宅が一緒になっています。
この辺りでは、日本人の私に対し『アジア人差別』のようなものは全くと言って良い程ありません。また差別されたら、黙っているMizkoじゃございませんからね(笑)

ミラノのあるロンバルディア洲での感染者数が一番多いのですが、それは少しミラノ中心地から離れた町なので、この辺りではパニックは起きていません。マスク姿も本日見掛けたのは、2人くらいでした。IMG_9741

しかしだからと言って無関心に暢気に暮らしている訳ではなく、自分で出来る注意はしながら、冷静を心掛けているという方が正しいかもしれません。
自分で出来る注意とは、
◎不要不急な外出をしない
◎手洗い
◎人との距離感(イタリア式ご挨拶baci e abbaracci=キスとハグは、今はおあずけ…)
◎人混みに行かない…ということぐらいですが。

公共機関もなるべく使わないようにと言うことで、バスもトラムもガラガラです。IMG_9743
BARやパブも夜の18時以降は閉まる事になり、夜は多くの人が在宅しています。

感染者が出てからは、次々に間髪入れずに厳しい対策が出ています。

IMG_9738皆さんもニュースで御存知な通り、感染者が出た街や関係している街全体を封鎖して、境界では警察や軍隊がチェックしています。違反者は最高3ヶ月の禁固刑を科せられるようです。

アルマーニのファッションショーも「お客様と関係者の健康を守る為」と、直前になり観客無しでのショーとなり、美術館、歴史あるミラノのスカラ座も、ミラノのトップの観光スポット、ミラノ大聖堂を閉鎖。IMG_9744

歴史あるベネチアのカーニバルの一番盛り上がるフィナーレも、「エコノミーや政治的なことよりも、人々の健康が何よりも優先」と、こちらも直前にキャンセル。
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スポーツジムも、ファンに取っては大事なサッカーの試合もキャンセル。

日本のニュースで、北海道の学校の「休講を検討」とありましたが、学校は検討無く直ぐに休講。

こうした有無を言わせぬハードな対策が次々とスピーディーになされることで、私は日本とは違う安心感を感じています。

どんどん感染者の濃厚接触者の検査をしているようですから、患者数はこれからもどんどん増えて行くでしょう。

IMG_9749私は、バンコク滞在中から人混みは極力避けていますから、今に始まったことではありませんが、ミラノでも不要不急な外出はせず、自主的に自宅待機をしています。
(写真左上:普段こんなにミラノの自宅でのんびりすることもないですから、これもチャンスと、自宅待機を楽しんでおりますペントハウスのテラスでアペリティーボ。昨日は初夏のように暑くて、冷えたフランチャコルタが美味しかった本日はスーパーで2本で1000円くらいのワインを買い、おつまみにグリルチキン。今は連日長時間海外のニュースを英語、ドイツ語、イタリア語で見たり聞いたりしているので、皮肉にも語学力UPには良い環境です写真左下:今の騒ぎが嘘のような美しい夕焼けでした

IMG_9734本日は、食料調達の為に外出。
近くのスーパーに行く途中、お買い物から帰って来たご近所のご婦人にお会いしました。
私はYahoo!ニュースで「伊ミラノのスーパーの棚がからっぽ」という記事を見たので、思わず「まだ商品ありますか」と聞いたら、「昨日も違うスーパーに行ったけれど、昨日も今日も商品は十分にあったわよ〜」と笑われました。

で先ずは一安心
日頃から空いている時間を狙って行ったのでガラガラ、並んで入店する必要もなく、商品も写真の通り(写真右上)
確かに除菌ジェルや除菌ソープは完売。食品ではパスタ、ライス、お肉(特にひき肉)が種類によっては売り切れているものもありましたが、「からっぽ」ではありませんでした。
また買いだめしているような人は見掛けませんでした。私の買物が一番多かったです
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IMG_9631これからコロナウイルスはどう広がっていくのかまだまだ不安ですが、日本が、イタリアが、世界が一日も早く元の生活に戻れることを祈ります
同時に、連日ニュースでシリア情勢を見ると心が痛みます。一日も早くシリアの人々が安心して暮らせることを祈ります
(写真左右:最近出会ったお美しいお二人


























madame_mizko at 00:07|PermalinkComments(0)

February 16, 2020

いつもとは違うバンコク滞在

ご無沙汰している間に日本を発ち、旅をしていました
10月に続きバンコクで二週間ほど過ごし、ミラノの家に戻っておりますIMG_9290
この間のコロナウイルス騒ぎの様子をお話しますね。

1月日本出発時点での羽田空港は、異様なくらい欧米人を含む外国人の沢山の人がマスクをしていて、自分の対策の甘さに反省
IMG_9162それで直ぐに空港の薬局に行ったら、マスクは半ば売り切れていたが、薬剤師さんを含むお店の方は誰もマスクをしていない。
「薬剤師さんがマスクをしていないのだから、余り心配することはないのかしらしかしお守り代わりに一袋頂きます。」と言う私を笑顔で送ってくれた。

いつもは各国のニュースを見ているが、出発前のバタバタで、ネットで日本のニュースだけを見ていた。IMG_9266
しかしそれは、バンコクに着いて見た世界のニュースとは大きな温度差を感じた
こりゃ大変だと薬局に行けば、どこの薬局もマスクは売り切れ。どの薬局の方々もマスク着用
そこは買付け人Mizkoのお買い物運で、マスクを見付けてまとめて購入(写真右上)

不思議に思ったのは、日本の感染者数を知るのは海外のニュースの方が早かったこと。

IMG_9436滞在中海外のニュースチャンネルでは、中国と日本のコロナウィルスの話題で持ち切り。NHKでは…「みんなのうた」

IMG_9301日毎にニュースの内容がシビアになると共に、街中の様子もシビアになって来た。
いつもはマスクなんてしない外国人も含め、マスク着用人口も増して行った。

マスクの効果云々が日本では言われていたが、スレ違いざまに咳やくしゃみを無防備でする人は多いので、そんなシャワーを顔に浴びるのは勘弁して欲しいので、外出時には必ずマスク着用。そして外出中何回も新しいマスクに変えた。

IMG_9358ホテルも最近注目を浴びているアイコンサイアムの入口でも熱をチェックされ、一人一人が手に消毒ジェルをスプレーされた。
熱を感知するモニターも置かれて、常にチェックが行われていた。IMG_9329
しかしそれは先月から2月初め時点のことだが、既にそこまでシビアだった

バンコクとのお付き合いももう長いので、こんな時にわざわざ人混みの観光地に行く必要は全く無く、人混みを避けて過ごしていた。
(写真:バンコク、Mizkoの行く所人がほとんどいない。ミュージアムもこの日は独り占めで、大好きなクリムトを堪能出来た皮肉にもそのお陰でゆっくり出来た。

帰りの空港では、スタッフは全員マスク着用。機内ではマスクに加えてビニールの手袋をしてサービスをしていた。機内にはスプレーがまかれた。
もっと驚いたのは、イタリア人の多くがマスク着用。それも簡単なものではなく、本格的なちょっとお高いマスク。飛行中、そしてミラノ、マルペンサ空港に降りてもまだ着用していた。IMG_9318

ミラノの街中はさすがにマスクをしている人はまだ見ていない。

こうした中アジア人に対する差別のようなことも起きているようだし、たまに変な視線を感じることもあるが、周りの人達には「お帰り〜」といつも通り、baci e abbracci(キスとハグ)で暖かく迎えてもらい、なんだか心がポッと暖かくなった

madame_mizko at 19:48|PermalinkComments(0)