December 16, 2010

今宵のMizkoのお気に入りは…

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滞在許可証パート2のドイツ編を書いていたら、その時の腹立たしい思いがあまりにも甦ったので、
一度気分を変えて、今の私のお気に入りを3点ご紹介します。


先ずはGloria Estefan のCD 、”Amor y Suerte”。
古いCDなんですが、これは数年前ミラノのバールで初めて聞いて、即好きになりました。

特に今の冷えた日本社会にうんざり来た時には、こんなあつ~~いラテンの曲がいい!
前回も私の大好きなイタリアンシンガーのCDをご紹介しましたが、今度はスペイン語。

彼女の声はステキですが、デゥエットの男性シンガーのあま~~~~い声は堪りません!!!
このCDは、海外を行ったり来たりする時に必ず持ち歩く一枚です。

勿論今も聞きながらこの日記を認めています。


二つ目は、最近読んだ石井ゆかりの「双子座」の本。おもしろかったあ~~~!
私は双子座ですが、「海外旅行に出れば必ず、ここの人々と話せたらどんなにいいだろう!と考え、
できるだけ現地語を学ぼうとします」と本にありますが、それは私で~~す!

今までに学んだ言葉は数知れず。多くの語学はその時だけなんですが、
その旅の間は一生懸命現地の人々とコミュニケーションを取ろうとします。

本の内容全てが自分に当てはまっているとは思えませんでしたが、何点もこれって私だあ~~と思うことがあり、本当に面白く読めたので、気になる他の星座も是非読んでみたいと思っています。


最後は…この赤のガラスの筒には、バラの香りのコロンが入っています。
スプレー式ではなく、ローリングタイプなのがお洒落で、バッグに忍ばせておくのにピッタリ。

つい最近ある方に頂いた物ですが、赤の色といい、香りといい、とっても気に入っています。
見た目もお洒落じゃありません??













madame_mizko at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日本にて 

December 15, 2010

滞在許可証の要らない生活って楽ちん!!

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写真:前回ドイツのクリスマスマーケットについてお話しましたが、東京でもこの一角だけはドイツです。
建物も外灯も、ベンチも石畳も……。私のお気に入りの場所です。


どこの国に暮らすにも滞在許可証の収得は本当に厄介です。

ドイツでの経験とイタリアでの経験を2回に渡ってお話しましょう。

その前のアメリカでの経験ではこの2カ国ほど強烈な思い出はありませんから省きます。


先日の日記で、イタリア在住の日本人の方方のコメントも読んで頂いたと思いますが、その中にも滞在許可証収得の大変さはありましたね。

どんな国もただ荷物を持って行き、それで暮らせるわけではありませんからね。

私のイタリア滞在許可書「更新」体験をお話しますね。


更新の手続きは、イタリア人の女友達があちこちで吠えながら(?)、時に悔し涙を流しながら手助けをしてくれました。そう…イタリア人さえ、イタリアの生活の大変さに時には腹も立てます。

許可証が準備出来たので、警察署に取りに来いと連絡が来たのは、手続きをしてから10ヶ月後(!)。
でも周囲には「早かったね!」と言われました(!)。


必要という言われる書類を用意をして、受付時間内に警察署に行きました。
そうしたら受付時間内だというのに、「もう終了した」との一点張りでドアを閉められました。

翌日受付時間30分前の早朝に警察署に行くと、沢山の外国人がいました。
ドアが開き、何人かをドアの中に入れて、残りは今日は受付ないというのです。

「何で?????」。その回答すら誰からも得られず、翌日はもっと早く行きました。

一人の外国人女性が、紙に名前を書けと言います。そこには番号が振られていて、私は13番でした。そして彼女は「一日15人の外国人しか取らないのよ。私は15人中に入れず、今日で6回目なのよ」と言いました。

それで今までの疑問がクリアーになりました。

「それならそうとどうして前もって知らせてくれないの???」と誰もが思うと思いますが、こういう時は「それはね、イタリアだからなの。」といつもの様に諦めるしかないのです。

どうにか15人中に入れ、安心したのも束の間……やっと自分の番が来たら、「書類が足りないから、はい次の人!」の一言で帰そうとします。それに納得の行かない私は、強い口調で言いました。

”un momento per favore!!!”(ちょっと待ってください!)

次の人を部屋に招き入れようとする係員を制し、言われた書類が全部揃っていることを訴えました。
すると手続きする時に渡した〇〇書類も必要だと言います。

「それならそうと必要書類の項目のところにどうして記さないの??」という疑問があってもそんな議論は無用。「それはね、イタリアだからなの」とまた諦めるしかないのです。


私はここで帰されたら、許可証の受け取りがいつになるかわかったものじゃないので、引き下がりませんでした。でも何を言っても「ダメ」の一言。

最後には「私を帰さないで下さい!私は帰りませんよ!!その書類は家族に持って来てもらいますから!!」と言うとしぶしぶ係員は「分かったよ」と言ったので、私はその係員の横にぴったりくっ付いて、彼を見張っていました。

それは〇〇書類が届く間にこの彼が席を立って、他の係員に交代したら、また何を言われるか分からないからです。同じオフィス内の人でも、人によって言う事もやる事もバラバラで、ひどい経験もたっぷりさせられています。

「絶対に手続きは最後までこの係員にやらせ、許可証は絶対今日取る!」と「絶対」と言う言葉で自分の心をけし掛ける。〇〇書類が届き、晴れてイタリア滞在許可証を手にした時には、私の心は達成感で一杯でした。

大変な分だけ嬉しかったです。その後には冷えたスプマンテで自分に乾杯。また一つ乗り越えられた!
(先日の日記に書きましたが、本来許可証は5年間有効ですが、待ち時間10ヶ月分はその5年に含まれます)













madame_mizko at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ドイツにて 

December 07, 2010

ドイツのクリスマスはSomething special!

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写真:Mizko's'Via Marcona"のクリスマスツリー点灯!
表参道にいらっしゃることがありましたら、どうぞご覧下さいね!結構目立っております!
 
今年もアドベントが始まり、ドイツ国内でも有名なNuernberg(ニュールンベルグ)のChristkindlesmarkt(クリスマスマーケット)も今は真っ盛り(…のはず)。
 
(12月25日の4週間前の日曜日から24日までの期間をアドベント(待降節)と呼びます。 この頃からクリスマスに向けて本格的に準備を始めます。)
 
今までに色々な場所でクリスマスを迎えましたが、どこが一番良かったか???それは矢張りニュールンベルグです。

派手なイルミネーションや騒々しく繰り返し流れる「ジングルベル」より、私はドイツ式にアドベントを過ごし、クリスマスを静かに迎えるという方が好きです。寒いのは苦手なMizkoですが、クリスマスは寒い方がいい!ホワイトクリスマスならもっといい!!
 
日本にいると、クリスマスと忘年会、新年会、いつもの飲み会、普段のデートとの区別があまり分からず、私にとってはスペシャル感が何か薄いです。
 
アドベントの頃のニュールンベルグは、午後4時にもなれば暗くなり、段々に石畳から冷えが体に伝わって来ます。

そんな頃、FrauenKirche(女性教会)の前のHauptmarkt(マーケット広場)だけは、暗闇の中に沢山の露店の電気が煌煌と光を放ち始めます。

露店ではクリスマスの飾りやおもちゃ、乾燥プラムで出来たお人形などが売られ、Gluewein(ホットワイン)の湯気や焼きソーセージの煙が寒空に登り、いかにもそこだけは暖かそう!!誰もが立ち飲み、立ち食いを楽しみ、座ってお行儀良くお食事しましょう!!なんてここでは無視!これがドイツ流クリスマスマーケットの楽しみ方です。

ホットワインを注文する時には、マグカップ代も払います。飲み終わりカップを返却するとそのお金を返してくれますが、カップが欲しい場合はそのまま持ち帰れます。私の東京のオフィスで使っているカップも、何年か前のそのホットワインのマグカップです。

スタッフT(肉食系)と一緒の時には、焼き立ての50センチのソーセージのホットドッグを左右から二人で食べましたが、唇だけではなく顔までかじられるのではという程の迫力ある食べっぷりのTでした(?!)
 
何回かこの日記でもご紹介させて頂いているニュールンベルグ…本当に美しい街で、寒い冬は冬なりに大きな楽しみがある街です。
 
日本の仲良しさんと一緒に、ニュールンベルグのクリスマスマーケットで、寒い中肩を寄せ合いあつ~~いホットワインで、あつ~~い焼き立てのソーセージが食べたい!!













 
 
 
 

madame_mizko at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ドイツにて