March 10, 2011
女性の日を忘れてたあ~~~!
写真:Prosciutto e melone(生ハムとメロン)、ミラノにて。
見ているだけでたまりません。食べた~~い!
日本にいてすっかり忘れていましたァ~~~!
3月8日はイタリアでは”Festa Della Donna"(フェスタデラドンナ)と呼ばれる「女性の日」だったんです。
勝手ながら急遽日記のテーマを変更させてくださ~~い!
この日イタリアでは、男性が女性にミモザのお花をプレゼントする日と言われていますが、この日イタリアにいられなかったのは残念…。今までのミラノ生活の経験から、この日にはミモザのお花だけではなく、どこへ行ってもいつもより女性が大切にされるような気がします。(気のせい?)
カフェやバールに行けば、お店の男性にお菓子をプレゼントされたり、日本にも支店がある『ペック』のカフェの男性には、チョコレートを両手一杯にプレゼントされたこともありました(バレンタインデーでもないのに)。
しかし何より忘れられないのは、『グッチ』のカフェで本を読んでいた時のこと・・・。言葉もなく、ふっと一本の赤いバラが目の前に差し出されました。見上げると、そこにはイケ面というより黒のスーツに身を包んだ美し~~い男性が立っていました。
私と目が合うと「マダム、どうぞ!」と静かに言いました。
その仕草がキザ~~~!
彼は自分のその美しさを十分に知っていて、それをフル活用している!
私は、男性が一本の真っ赤なバラの花だけを女性にプレゼントするって、とっても難しいことだと思っています。それは100本のバラの花束をプレゼントするより遥かに難しい。
他にプレゼントがあり、それに添える一本なら分かりますが、一本のバラの花だけをプレゼントする場合、下手をすると、一本しかお花をくれないケチンボに思われてしまう。
一本のバラに添えられるその男性自身の容姿と、実行する場面が調ってこそそのシーンが様になる……。
どんなに内面が素晴らしい男性でも、よれよれのスーツにただ縛ってあるだけのネクタイ。
それも焼き鳥食べながらの居酒屋さんでは無理がある。
どんなにその一本のバラに心が込められていようとも…。
それをまるで映画のシーンのようにさらりとやりこなせたのは、彼の美しい容姿に加え、流石にアモーレの国イタリア、お洒落の街ミラノ、そして『グッチ』のカフェというパーフェクトなシチュエーションだったからでしょうね。
超キザでしたが、お見事でした!そしてそのバラは有り難く頂きました。
ではReaderの皆さん、次回は「あまり知られていない以外なドイツ人気質~Part3」をお届けします。
読んで下さいね♪
March 07, 2011
あまり知られていない以外なドイツ人気質~Part 2
写真:ドイツ、夏のビアガーデン。
東京のビアガーデンは時にはビルの屋上で、ガーデンとは名ばかり。
ドイツと言うと、「ビール」、「ポテト」、「ソーセージ」、「車」。
ドイツ人と言うと、「日本人と気質が似ている」、「堅実」、「頑固」、「ケチ」というような印象を今まで私は耳にして来ました。そして私自身も、ドイツと係わりを持つまでは同じような印象しかありませんでした。
しかしドイツでの生活を経て、なが~~いドイツやドイツ人との付き合いから、私の印象は大分変わって来ました。
先ずはあのビール祭りでの騒ぎっぷり!
老若男女が一緒になり、飲むや、歌うや、踊るわのあの姿は、上記のイメージだけをお持ちの方には想像がつかないかもしれません。私も初めて見たときには、そのオープンさと陽気さにびっくりしました。イタリアでもあんな騒ぎっぷりは今までに見たことがありません。
一リットルのジョッキーでビールを飲み、音楽に合わせ、ベンチの隣りに座った知らない人同士が肩を組み歌い、その内ベンチの上に立ち踊りだす。
ビール祭りは夜だけではなく、朝からオープンしているので、朝からビールを飲んでいる人達も沢山います。
このビール祭りの期間は皆どことなく落ち着きがなく、飲み過ぎて会社を休んだところで暗黙の了解みたいなところもあります。
期間中誰もが会社関係、接待相手、友人、家族……と違った相手と度々ビール祭りを訪れるので、翌日の二日酔いはお互い様!という感じもあるのかもしれません。
お酒が飲めない人はつまらない???いえいえビールを飲まなくても美味しい食べ物が一杯ありますし、ビール祭り期間中だけその場所に遊園地が出来る所も多く、突如出現した遊園地では、乗り物に乗ったり、ゲームをしたり出来るので、ビール祭りは大人だけのためではなく、子供達も楽しみにしています。
子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで、皆で楽しむのがビール祭りです。
そこにはオープンで明るく、賑やかなドイツ人のイメージしかありません。
では次はいよいよトップレスorフルヌードでの日光浴やヌーディストビーチのお話をしましょうね。
お楽しみに(?)
March 05, 2011
あまり知られていない意外なドイツ人気質~Part 1
写真:ミュンヘンにて…Weizenbier(ヴァィツェンビアー)と
ミュンヘンの名物ソーセージ、Weisswurst(ヴァイスヴルスト)
少し前になりますが、ドイツに暮らしたことのある、またはドイツ語を話す人の会…と言った会にお邪魔しました。
座ったテーブルには男性が3人。私より年齢的にかなりお兄様達で、短くてもドイツ滞在が2年で、他2人もそれ以上のドイツ滞在経験をお持ちで、お仕事は全く違う方方でした。
この会の会場になったのは、有名な有楽町にあるドイツ料理のお店。
私は最初はドイツではWeizenbier(ヴァイツェンビアー)と呼ばれるビールを。
う~~~ん美味しい!
そしてその後は冷えた白ワイン、Frankenwein(フランケンワイン)を飲みました。
フランケン地方に住んでいたことがあり、今でも一年に3~4回はミラノからニュールンベルグ(同じくフランケン地方)に行く私には、丸いビンに入ったこのワインは飲み慣れたワイン。
しかし他3人の方には、ドイツでも違う地方に住んでいらしゃったために、珍しいワインとのこと。
お一人はここで初めてお飲みになって、「美味しいですねえ~~!」とおしゃっていました。
甘めのものは好みませんが、trocken(トロッケン=dry)のフランケンワインは私も大好き!
私達の会話は、ドイツでの苦労話に始まりました。
先ずは、お店の営業時間。
そうです!今でこそ土曜日は夜までお店は開いていますが、その昔のドイツは土曜日の
お店の営業は午後2時まで。そして未だにそうですが、日曜日にはピタリとお店は閉まります。
いつでもお買い物が出来る環境の中から行くと、これには慣れるまでに一苦労。
そしてドイツ語の難しさ、ドイツの冬の寒さと長さを誰もが嘆きます。
お酒もすすみ、夜も更けて参りますと、お話しのテーマは御馴染みエッチなお話しになってくるのは何処も同じ。
一人の方が火をつけました!「ドイツで何より驚いたのは、あのミックスサウナですよ~~!」(Mizko、待ってましたそのテーマ!)
私ともうお一人も「そうそう!」と同時に同意!
そうなんです!日本の温泉で混浴があるように、ドイツでは場所や曜日によってはサウナが男女一緒です。
でも仲間と飲んでいて、「さあ~~皆でサウナに行こうか~~!」のノリには、まだうら若き当時のMizkoは仰天したものでした。
私のミックスサウナ初体験の事は今でもはっきり覚えています。
私が行ったサウナの更衣室にどんどん男性が入って来て、これまたどんどんと脱ぎ出す。
明るく”Hallo(ハロー)”だの” Gruess Gott!(グリュスゴット=この地方のこんにちは)、「何処から来たの?」だの私に声を掛けながら、アッと言う間に私の目の前でスッポンボン!
他の女性も自分のベースで脱いでいて、これまたスッポンポン。誰もが日本の混浴のようにタオルで隠すとかもな~~い!これは下手に恥ずかしがったり、躊躇している方が不自然!郷に入っては郷に従え!え~~~い!と私も負けずに(?!)、スッポンポ~~ン!
他の2人も私と同じように、最後は思い切りミックスサウナに飛び込まれたそうです。
もうお一人は、この貴重な体験(?)をなさらなかったようです。
一人の男性は、「ドアを開けたら、スッポンポンの女性達がいて、間違えて女性用のサウナのドアを開けちゃったかと思って、直ぐドアを閉めちゃいましたよ。その後ですよ…ミックスだと分かったのは。」と。
ミックスサウナに加え、もうお一人の男性の住んでいた町の市営プールは毎週水曜日がスッポンポンの日だったとのこと。老若男女が皆水着なく泳ぐ日だったそうです。
そしてご自分もそうして、身に何も纏わずお水に入ることをエンジョイしていらっしゃったようです。
私は今まで周囲の人達にこうしたドイツの一面をお話しすると、ほぼ全員が「イタリアなら分かるけれど、あの堅いイメージのドイツ人がね~~」と驚きました。
フランクフルト国際空港の高級ブランド店が並ぶ場所にセックスショップの老舗があったり、FKK(Freikoerperkultur)と呼ばれる老若男女のネーディストビーチ・・・・まだまだあまり知られていないドイツ人気質の一面をMizkoの経験を基に次回もまたご紹介(暴露?)したいと思います。
『ミッチョリーナは見た!!!』・・・・・お楽しみに~♪
因みにミックスサウナはドイツ語ではgemischt Sauna(ゲミッシュト サウナ)と言います。
ドイツのサウナに行かれて、ミックスがおイヤな方、或いはミックスが宜しい方は、事前にこの単語でご確認されることをおススメ致します。
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お誕生日を迎えられた方方、お誕生日おめでとうございます。
4日:Oさん、これからも我儘なイメージで注文するMizkoですが、ラテンの大人の女性らしい髪に仕上げてください!ラテンの方向性は南米より、フランス、イタリアで!
5日:Kさん、飲んで、踊って、語り合い、これからも楽しい時間を沢山ご一緒させてください。
お二人のご健康とご活躍を心から祈っています。