March 20, 2023
Mizko流外国生活生き残り術❤️〜Mizkoの思う外国生活に適する3タイプ
(写真:春爛漫のミラノより。今は家の外も中も花盛り
雛あられはありませんが、お雛様はまだ飾ってあります
)


その当時、既にある程度は海外生活も外国人の中に一人入ることにも慣れていた私でしたが、まだまだ弱く、その為ドイツ生活の始めの頃は辛い時を過ごしました

行動範囲を海外に広げるということは、それだけいろいろな人間に出会う訳ですから、今までに日本では言われたこと、されたこともない事が起きたりします。
それに日本を出たら、お客様は神様ではありませんからね

そうした時にただただ驚いて、即座に何も言えない、出来ない。
どんなに周りに私を助けてくれる人がいようと、一人の時に自分で対処が出来ない。
そのまま家に帰って、そんな自分が情けなく、私個人の問題だけではなく一日本人としても悔しく、どれだけ悔し涙を流したか分かりません

しかしそんな事で、現実に背を向けてノコノコと日本には帰れないということは、重々承知していましたから、自分が変わり、乗り越えるしか術はありませんでした

あれから長い年月経験を積み、色々な人に揉まれ、鍛えられて来ました。
今では、ドイツでもイタリア、いやどこに行ってもちょとやそこらでは負けない私になりました

2)されたり言われたりしたことを納得していないが、「長いものには巻かれろ」で、我慢が出来る人(忍耐力のある人)

そして私はタイプ3)です。
1日の内に一回くらい納得の行かない態度を取られたり、言われたりしてもやり過ごせますが、1日に何度もそうした思いをすると鈍感力も忍耐力もない私にとっては精神衛生上良くありません。そうした相手にその時の思いを爆発させると、心に怒りも残らず、スッキリするものです。
それは正義とか相手を理解させる為ではなく、自分の怒りの解消法です。
外で受けたネガティブな感情をその場で解消し、決して持ち越さない為です。
そうしたことを重ねると、日々私の心には何も不快なものはなく、ストレスフリーでいられます。

また日本ではスムースに行くことも、ガンガン言わないと事が進まないこともたくさんあります。
それにしつこい物売りや物乞いを追っ払えません。
最近もDuomo広場で物売りがいたので、適当にあしらってその場を去ろうとしたら、腕を捕まれ、離そうとしません。結局はその男を睨みつけ、お腹の底から声を出し「Hey
何するのよ
」と怒鳴ったら、私の腕は自由になりました。



私もいちいちエネルギーを使うのが面倒な時もあるので、物乞いも無視していたら、どこまでも「お金ちょうだい、お金ちょうだい」とついて来られたので、ズカズカと正面まで行って、「あなたにあげるお金なんて無い
そんなにお金が欲しいなら、働けばいいでしょ
」と怒鳴ったら、去って行きました。


そうも言いたくなりますよ〜小ぎれいな服を着た女性で、咥えタバコ、そして最新のiPhoneを持っていて、サイトを見ながら、その合間に「お金ちょうだい」ですから

本当に海外生活、のんびり、グズグズ、もたもた、はんなりしちゃ〜いられません

次回は、20代半ばの当時の私が自分を変える為に反撃を開始したお話をしますね〜

家に帰って悔し涙を流していたMizkoにバイバイ
「暴れん坊Mizko」の誕生です


madame_mizko at 20:19|Permalink│Comments(0)│
February 28, 2023
3年半振りにドイツへ Part 2 感動❤️と落胆😞
(写真左:かわいいショップやレストランが並ぶ職人広場)






外国人とのお付き合いで無言でいるということは、ほとんどの場合「同意、納得」を意味しますから、こんな仕打ちをされて納得がいくはずもなく、そういう態度ならばとマダムMizkoは極妻Mizkoに変身して、負けずに思う存分捨て台詞は吐かせて頂きました。それもドイツ語、英語、日本語で
それで気持ちもスッ〜〜キリ
しかしその前にニュールンベルグに住む友人から、最近郵便が届くのにドイツ国内でも時間が掛かっているようだという話を聞いていたので、オフィスPにはDHL(ドイツ国内および国外の宅配輸送。世界最大の国際輸送物流会社で、ドイツポストの傘下となっている=Wikipediaより)で送ってもらうことにしました。
(写真右上から2枚:ドイツに行ったら必ずお祈りに行くSt. Lorenz/聖ローレンツ教会。右上から3. 4枚目:教会内にある有名な「受胎告知」のレリーフ。毎回必ずローソクに炎を灯して心静かなひとときをここで過ごします)
が〜〜〜〜〜その期待はあっさりと裏切られました

オフィスPからは届いていないと連絡が

ネットで追跡してみたら、オフィスPに配達完了となっていました。
ということは、例とすれば、配達完了「マツモトキヨシ、東京」 或いは「イノダコーヒー、京都」ということになり、東京のどのマツモトキヨシか、京都のどのイノダコーヒーか分かりません。配達先のオフィスPも町にいくつかあるのです。
(写真上:シュニッツェルとポテトサラダにサラダ添え。文句なしに美味しかった

写真下二枚:ニュールンベルグと言えば、Nuernberger Rostbratwurst/ニュールンベルグ・ローストブラートヴルスト。矢張り本場の味は最高
こちらもポテトサラダ添え。付け合わせは選べます。

店内のソーシャルディスタンスは十分。お酒は勿論フランケンワインを
)


どの住所に送ったのかを調べたくても、ネットでは調べられず、電話も出ない

そこで驚いたのが、ニュールンベルグの大きな郵便局を含め、ほとんどが閉鎖されていたのです
ネット上で営業時間は書かれていても、実際には営業していない

何故こんなに多くの郵便局が閉鎖になっているのか?は誰に聞いても分かりませんでした。

やっと営業中の郵便局を見つけたのですが、それは通り過ぎてしまいそうなほど小さなただのお部屋。それはそれは狭いスペースにポツリとたった一つ机が置かれ、たった一人の局員がいるだけでした。
お客さんは一人だけでしたが、そんな狭いスペースですから、マスクを着用して入りました。

先ずはご挨拶をして、DHLが届かないことを伝え、この町のどこの通りのオフィスPに届けたのかを調べて欲しいと話そうをした途端、「ネットで追跡出来る。ネットに記されていること以外何も分からない。出口はあっちだ。出て行かないならば警察を呼ぶぞ
」と一気に怒鳴り、出て行け
を連呼します。




こちらはそんな態度を取られる理由が全く解りませんでしたが、マスク着用を見た途端、さっと顔色が変わったのは確かでした。
(ドイツでは外は勿論、店内でもほぼ全員がマスクを着用していません)

外国人とのお付き合いで無言でいるということは、ほとんどの場合「同意、納得」を意味しますから、こんな仕打ちをされて納得がいくはずもなく、そういう態度ならばとマダムMizkoは極妻Mizkoに変身して、負けずに思う存分捨て台詞は吐かせて頂きました。それもドイツ語、英語、日本語で


そしてその後には、浴びせかけられた毒も自分が吐いた毒も、瞑想して、浄化して、心空っぽにする。
長い長い海外生活において、これがMizko流の闘いながら生きる術です

(ドイツまで取りに行った書類は、滞在を延長しなければなりませんでしたが、最終的には受け取って帰って来れました)
(写真上:私はドイツの中華料理が大好きで、中でも大好きなのは、皮はカリカリ、お肉はジューシーなダッグ。付け合わせは、たっぷりのお野菜とさっぱりした焼きそば。今すぐにでも食べた〜い
写真右5.6枚目:旧市庁舎)

3年半振りのドイツは感動❤️と落胆😞の両方でした。
🇩🇪重要!マダムMizkoのワンポイントドイツ語レッスン🇩🇪
しかし不愉快な犬の落し物に、マナーの悪い駐車、横断歩道で車は止まらないミラノの生活に戻り、ドイツの感動的だったことを思い出していて、あ〜また早くドイツに行きたいと思う日々です

(写真左:夕焼けに染まるニュールンベルグ)
🇩🇪重要!マダムMizkoのワンポイントドイツ語レッスン🇩🇪
日本人が間違えやすいのが、「Nuernberger Rostbratwurst/ニュールンベルグ・ローストブラートヴルスト」の「wurst」です。「w」の発音はしっかりと
「b」の発音だと「brust」という単語に聞き間違えられます。日本語で書くと前者が「ヴルスト」で後者は「ブルスト」。

因みに「brust」は胸、そうおっぱいのことです
注文する際には注意してくださいよ〜〜〜




madame_mizko at 14:11|Permalink│Comments(0)│
February 21, 2023
3年半振りにドイツへ Part 1 感動❤️と…
題名にあるように、この間3年半振りにドイツに行って来ました



そのことについて今回は認めて参りたいと思います。
その前に、日本の行事は、日本を離れていても忘れたくないということもありまして、2月3日の節分には、今年はドイツへの出発を翌日に控えていたので、恵方巻きは作りませんでしたが、節分そばを食べて済ませました。豆まきはさすがにミラノ宅ではしていません。

出発日は4日で立春。本格的な一年の始まりとなりますから、この日までに大掃除を済ませ、早朝に、前日用意した『立春大吉』のお札を玄関に貼り、立春豆腐を食べ、どうにかMizko流の節分と立春行事を済ませ、いざ出発

インスブルックまでは前回も行きましたが、それから先の道のりは3年半振り。
アルプス山脈を北上して行くと、徐々に広がる灰色の雲(写真右5枚:その様子は写真でも一目瞭然)気温もグングン下がりました。
目的地ドイツNürnberg(ニュールンベルグ)までは、片道9時間の旅でした。
このドイツ行きは突然、それも必然的なことでした。
イタリアの郵便事情の悪さを十分に承知した上に、忍耐に忍耐を重ねて3ヶ月待ちましたが届かない

さすがに頭に来て、届かぬ書類は諦め、再発行してもらい、その書類をドイツまで取りに行く、それが目的でした。
イタリアに比べて、どこもかしこも清潔感がある

歩きながらスマホで大声で話している人がいない

どこに行ってもみんなの話し声が静か

道路に犬の落し物が無い
(滞在中に見たのはたった2回。ミラノでは…
)


横断歩道は歩行者優先で車が止まる

車道の二重駐車や歩道に駐車している車がない

お店にある品数が多い

最高に嬉しかったのは、歩道の道幅も広いので、マスクを外しても密になる心配もなく、レストランも広々しているので、これならば安心と、コロナ時代になって3年振りに店内で飲食をしました

(写真右:これだけソーシャルディスタンスが取れたら、安心して飲食が出来ます
)

ミラノと比べて、マスクをしている人がほとんどいませんでしたが、こうした状況下ならば必要ないなと思いました。しかし咳をしている人がミラノよりも多い印象でしたので、混んだ店内でのお買い物では、私はマスクを着用していました。
しかし久しぶりのドイツでは感動だけではありませんでした。
3年半もドイツに行かない事は今まで一度もなかったので、行かない間に忘れていたドイツのネガティブなことも思い起こされたり、コロナの前後で変わってしまったこともあり、落胆も大きかったです

(写真上:到着後、先ずはこの地に元気に戻って来れたお礼に教会へ)

私も長く海外生活をしていますし、「お客様は神様」
なんていう言葉が存在するのは日本だけである事は重々承知しておりますが、あまりにもひどい言動に、ドイツ滞在中は、優雅にマダムなんてやっちゃあいられず、マダムMizkoは極妻Mizko化していました。ホント、頭来たぁ〜〜〜〜」




















「おいこりゃ〜〜いい加減にせい
なめたらいかんぜよ〜
」



そのお話は次回に。
(今度は長いご無沙汰せずに続きをお話ししますね〜〜。Readerの皆さんにも頭に来たお話を聞いて頂きたくてうずうずしていますし
)
